やっと、ブログを書きたいなと思い始めましたが、何を書いたらよいのか考えがまとまりません。 そこでとりあえず、愚痴をこぼすことにします。
今度の地震は、自分の自然に対する甘さをつくづく思い知らされた事件でした。
震災に会われたお客様から、震災直後「ギフトで頂いて手付かずの食器や湯飲みを引き取ってくれないか? 必要な人に差し上げてもらいたい!」と電話がありました。
震災で陶器類や、食器を喪った方たちに喜ばれるかと頂いてきたのですが、逆に処分したいという方たちが多いのに驚きました。
必要以上に手に入れた物質文明が、途方も無い自然の破壊力を経験したとき、逆に重荷となっていると感じました。
私自身も住まいと店は助かったのですが、お墓がめちゃくちゃになり手付かず状態です。正直どうしたらよいか途方にくれています。
物質文明にあこがれて豊かな生活を築き上げてきた現代社会、たった二回の大きな地震でここまで破壊されてしまうのかと驚きと苦悩の連続です。
東北地方太平洋沖地震や、阪神・淡路大震災の際、大変なことになった、被害にあった方達や亡くなった方達の報を見聞きしたとき心が痛みました。しかし、何処かよそ事でしかなかったと思います。
自分自身がこの震災にあって自然の破壊力の怖さを肌身で感じたのと同時に、その災害から立ち上がり始めた人たちに敬意を表します。
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