大好き!藁科川

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山のお天気とまなざしの行方

2010年08月06日 | 日記
急に雨になった先日のこと。
夏休みの学校のプールへ行っていた娘たちを自宅へ送ってきてくれた地元の友人が、お礼に対して一言…

「山の天気は変わりやすいですから」

実際その後、晴れ・雨・晴れ・雨と猫の目のようにくるくるお天気が変わっていく。しばらく、開け放した窓からぼぉーっと眺める。
庭木を伝って葉っぱからしずくになったり、夏の勢いのある雑草をドラムのように叩いたり、バックの森に音もなく吸われていったり・・・
久しぶり、こうして雨を見るのも。

最後は夕焼けで一日が終わり、月明かりない夜にたくさんの星が出ていました。

地元の人と立ち話をすると、山のどのあたりに雲がかかるとだいたいどのような天気になるのかが分かると言います。時々、車を走らせていたりすると、村人が立ちすくんだり、覗き込んだりしながら、何かを見ている姿に出くわすことがあります。

「何を見ているのだろう?」

もちろん畑の作物の生育とか何か具体的なものを見ている場合もあるのですが、観察というような焦点をどこかにあわせたものではない、なにかもっと奥の方を見ているような視線を感じることもあります。

全体の雰囲気のようなものを刻み込んでいる不思議なまなざしは、自然の動きのようなものをとらえているのでしょうか

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