個人的名盤 No.21はBon Joviが1988年に発表した4thのNew Jerseyです。
1984年に突然の来日、1stと2ndは日本ではそこそこ取り上げられたものの、海外ではまだまだ生きの良いルーキー的なBon Joviでしたが、3rdが大ヒットしてその勢いで作成された4thですので勢いのあるアルバムだと思います。そして2枚連続で大ヒットした訳ですのでBon Joviの地位を確立させたアルバムでもあると思います。
サウンドですが、キャッチーな歌メロ、コーラス、バラエティな楽曲とこれがBon Joviと言っても良い内容でかなりのレベルだと思います。特にこの頃のバンドはテクニカルなドラム、安定したベース、味付けが上手いキーボード、自由に弾くギターとバランスも良いと思いますし、何と言っても若いので勢いとハリがあって良いです。
かなりポップですのでハードロック、ヘビィメタとしてはどこまで扱って良いのか難しいところもありますが、このアルバムとこのバンドの活躍がハードロック系バンドの活躍の場を広げてくれたのは事実だと思います。
いまだにB!誌で大々的な扱いをするのはどうかと思いますが・・・。