今、倉山満著の「反日プロパガンダの近現代史」を読んでいる。
プロパガンダという考え方で、日本の戦国時代の信長、秀吉、家康、米国、中国、韓国を見ている。
面白い考え方である。
この本で、意外だったのは、外務省を褒めていること。
私は、外務省の役人はどうしようもない官僚と考えていたが、この本ではそうなっていなかった。
そもそも、外務省の役人が、世襲制のように、代々、外交官になっていることがおかしいと考えている。
大使館の大使になるような人が、エチケットや教養がないのも困りますが、だからと言って、世襲のように続くのもおかしい。
諸外国と騙しあう交渉をするのは、ボンボンではダメと考えている。
だから、諸外国との交渉ができていないのではないかと考えている。
この著者は、そうは言っていない。
本当のところは、分からなくなった。
明治時代の大臣のように、日本が有利になるような交渉をして欲しいと、切に願うのみである。
この後も読んでいると、やはり、外務省の役人は、だらしがないことも書かれてあった。
本当の外交をして頂きたい。
誠意だけではダメ。
お隣の中国、韓国の活動を見ていたら、誠意だけではダメと言うのが分かる。
嘘八百がまかり通っている。