暑いし外にも出ないで家でテレビを見ながらごろごろしています。
で、思ったこと二題。
朝、テレビでコミケ(コミックマーケット)の報道をやっているのを見て
「何がいいたいんだろう」って思っちゃいました。
コミケというのは夏と冬に行われる同人誌即売会です。
私も大学生の時には行ったことがあるのでもう25年はやっている筈です。
私の若い頃は漫画・アニメ・SFの元ネタに対しての同人誌がほとんどだったのですが
現在はオリジナルの本やこれにエロ系のテイストをミックスした流通経路に乗せられない本も
随分販売されているようです。 (見た訳ではありませんが。)
で、テレビでやっているのはだいたい「すごい人です。」って話。
その話を通じて何を言いたかったんでしょうね。
「このサブカルチャーはこんなに人を集めているんですよ」ってことをいいたいのかなぁ。
田舎のおじいちゃん、おばあちゃんに「コミケってすごい人が来るんだよ」って説明するには
便利なんだろうけどね。
野外コンサートとか阿波踊りの取材とかと同レベルの報道なのかなぁ。
私のようにもうコミケに行かなくなった人には
「あぁ、今夏もコミケの季節が来たんだなぁ」って思い出させてくれはするんですけどね。
多分、ただの野次馬報道なんでしょうね。
コスプレしている人とかも撮れるから絵的には面白いものが撮れるだろうしね。
ただ、報道としての価値は感じられないんで私はついチャンネルを変えて、
順繰りにどの番組も面白くないことを確認してからテレビを消しました。 省エネだしね。
で、次の話。 昼にまた、結局私はテレビ見てごろごろしている訳です。 暑いしね。
今度は高校野球を見てました。
最近の民放の多くの番組には失望しか感じないのですが、そこは有料放送のNHK。
高校野球を流してくれるとお盆だなぁって季節感が持てます。
運動音痴の私ですが若者が必死にスポーツをするのを見ることは嫌いではありません。
特に昨日の八幡商業-帝京の9回の攻防は良かった。
八幡商業の逆転満塁ホームランには久し振りにテレビを見て声をあげてしまった。
こういうのが見たいんですよ。民放さん。
「あるものが」とか「ほにゃららが」とかいって15分で済むような豆知識番組を
薄っぺらく一時間に伸ばしても見る気が無くなって途中でテレビを消されるだけだし、
ちょっとした芸人さんのスポーツに音楽つけてガヤいれて感動を誘おうとしても
あざとさが目立つだけですよ。
テレビの時代の終焉が急速にメディアで語られだしましたけど
崩壊自体は随分前から進んでいたと思います。
テレビ、特に民放の復興のときはくるんでしょうか。
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