今日もPodcastからの話。
「伊集院光の深夜の馬鹿力」というPodcastもよく聞きます。
その中での伊集院氏が
「家電芸人ってカタログに詳しい芸人さんのことだろ。
でも、カタログの中の言葉のマジック的な事を指摘しちゃうと家電芸人になれないんだよな。」
という意のことを仰ってました。
確かに、家電のカタログって
パッと見ると「これ、矛盾しているよな。」っていうキャッチコピーが多々あります。
節電なのに高出力みたいに。
で、良く読むと小さな文字で『節電は○○モード時』とか書いてあったりする訳です。
そこらへんについては知っていても突っ込まないのがメーカーさんフレンドリーな家電芸人さんの
お仕事なのでしょう。
彼らもテレビにお呼びがかかってナンボのお仕事ですから本当の意味での悪口なんて
言えるはずがありません。
彼らに許される悪口はせいぜい
「この安い炊飯器で炊いた米の味はこちらの高級炊飯器で炊いたものより全然駄目ですねぇ」的な
高級商品ヨイショを兼ねた悪口になる訳です。
次の仕事が欲しかったら
「この高級炊飯器で炊いた米の味と安い炊飯器で炊いた米の味の違いは炊飯器の価格の差ほど
あるとは思えませんねぇ」 なんて思っても言っちゃいけないんでしょうね。
そう考えると通販でもないのに家電をヨイショしてテレビに出ている家電芸人さんっていうのも
好き勝手には喋れない厳しい仕事なんだなぁって思いました。
最近あまりテレビを見なくなったんで判らないけど、まだ、やっているんですかね。家電芸人。