■はたかぜ練習艦改造も進む
最新鋭イージス艦まや型が現在一番艦まや、二番艦はぐろ姉妹艦が2隻揃って現在横浜にて建造が進められています。
はぐろ。海上自衛隊最新のイージス艦はぐろ建造中の様子を年始の11日に建造が進められるジャパンマリンユナイテッド横浜事業所磯子工場の様子とともに撮影して参りました。海の守り建造その様子は磯子海づり施設やジェイパワー磯子から一望することが出来ます。
まや型護衛艦二番艦はぐろ、平成28年度計画8200t型護衛艦として建造されたもので、満載排水量10250t、建造費は1730億円、初のイージス艦こんごう、から数えて八隻目のイージス艦となります。これにより四個護衛隊群全てにイージス艦2隻体制が整備される。
あたご型護衛艦、あたご、あしがら2隻が建造された。イージス艦はぐろ含む護衛艦まや型は前型あたご型を基本としていますが、ガスタービンエレクトリック複合推進方式として電気推進を取り入れた設計となっており、これにより全長が170mと大型化しています。
こんごう型護衛艦こんごう、から数えて8隻目となるイージス艦は、はるな型しらね型ヘリコプター搭載護衛艦を中心とした海上自衛隊の作戦単位である護衛隊群四個体制において、各2隻のイージス艦を配備するという1993年からの長い防衛事業の管制を意味します。
イージス艦2隻という運用はイージス艦導入前夜に実施のオペレーションリサーチにおいて2隻のイージス艦を有する護衛隊群が当時最大の脅威、ソ連バックファイア超音速爆撃機60機による攻撃を受けた場合、第一撃被害を15%に抑えられるとの試算がありました。
はたかぜ型護衛艦、こんごう型護衛艦に先立つ前型はターターDシステムを搭載した広域防空艦であり、高価ではある、こんごう型一隻に相当の艦隊防空を実現するには最低7隻から11隻を配備する必要があるとされ、イージス艦の整備は大きな意味があったのですね。
ひゅうが型ヘリコプター搭載護衛艦、いずも型ヘリコプター搭載護衛艦、海上自衛隊の護衛艦が全通飛行甲板型護衛艦へ進むとともにイージス艦の意義は更に大きなものとなりました。現在護衛艦隊にはターターDシステム艦が二隻残っていますが、この2隻について。
はぐろ就役とともに練習艦隊へ転用されるという。まや竣工は来る本年3月となっていますが、まや建造もここジャパンマリンユナイテッド磯子工場にて進められています。まや竣工間近の様子を撮影したかったのですが、よくよくみてみますとステルスマストが。
はぐろ奥にもう1隻望見できまして、竣工直前の艤装工事を進めていることがわかりました。そしてその隣にもう一隻、護衛艦のマスト、ラティスマストが見えるのですね。はたかぜ、なのでしょうかターターDシステムを構成するSPG62イルミネータが見えます。
SPG62はスタンダードSM-1ミサイルを誘導するものなのですが、よくみますとイルミネータにクレーンが牽釣の作業を行っているようにも見えます。練習艦改修作業が行われているのでしょうか。もっとも、そう見える様にワイヤーが重なっているだけの可能性も。
かしま旗艦とする練習艦隊には護衛艦はつゆき型を転用した練習艦が配備されていますが、はつゆき型は老朽化が進み、はたかぜ型の護衛艦はたかぜ、しまかぜ、が転用される事となります。しかし、練習艦の任務にはスタンダードミサイル運用は必須ではありません。
おおなみ、定期整備中の様子が見えます、たかなみ型護衛艦の二番艦です。一番艦たかなみ、がアラビア海へイラン情勢緊張を受け情報収集への派遣が決定したばかりで、現在、ソマリア沖海賊対処任務として派遣中の護衛艦はるさめ、と合流予定、出航は来月です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
最新鋭イージス艦まや型が現在一番艦まや、二番艦はぐろ姉妹艦が2隻揃って現在横浜にて建造が進められています。
はぐろ。海上自衛隊最新のイージス艦はぐろ建造中の様子を年始の11日に建造が進められるジャパンマリンユナイテッド横浜事業所磯子工場の様子とともに撮影して参りました。海の守り建造その様子は磯子海づり施設やジェイパワー磯子から一望することが出来ます。
まや型護衛艦二番艦はぐろ、平成28年度計画8200t型護衛艦として建造されたもので、満載排水量10250t、建造費は1730億円、初のイージス艦こんごう、から数えて八隻目のイージス艦となります。これにより四個護衛隊群全てにイージス艦2隻体制が整備される。
あたご型護衛艦、あたご、あしがら2隻が建造された。イージス艦はぐろ含む護衛艦まや型は前型あたご型を基本としていますが、ガスタービンエレクトリック複合推進方式として電気推進を取り入れた設計となっており、これにより全長が170mと大型化しています。
こんごう型護衛艦こんごう、から数えて8隻目となるイージス艦は、はるな型しらね型ヘリコプター搭載護衛艦を中心とした海上自衛隊の作戦単位である護衛隊群四個体制において、各2隻のイージス艦を配備するという1993年からの長い防衛事業の管制を意味します。
イージス艦2隻という運用はイージス艦導入前夜に実施のオペレーションリサーチにおいて2隻のイージス艦を有する護衛隊群が当時最大の脅威、ソ連バックファイア超音速爆撃機60機による攻撃を受けた場合、第一撃被害を15%に抑えられるとの試算がありました。
はたかぜ型護衛艦、こんごう型護衛艦に先立つ前型はターターDシステムを搭載した広域防空艦であり、高価ではある、こんごう型一隻に相当の艦隊防空を実現するには最低7隻から11隻を配備する必要があるとされ、イージス艦の整備は大きな意味があったのですね。
ひゅうが型ヘリコプター搭載護衛艦、いずも型ヘリコプター搭載護衛艦、海上自衛隊の護衛艦が全通飛行甲板型護衛艦へ進むとともにイージス艦の意義は更に大きなものとなりました。現在護衛艦隊にはターターDシステム艦が二隻残っていますが、この2隻について。
はぐろ就役とともに練習艦隊へ転用されるという。まや竣工は来る本年3月となっていますが、まや建造もここジャパンマリンユナイテッド磯子工場にて進められています。まや竣工間近の様子を撮影したかったのですが、よくよくみてみますとステルスマストが。
はぐろ奥にもう1隻望見できまして、竣工直前の艤装工事を進めていることがわかりました。そしてその隣にもう一隻、護衛艦のマスト、ラティスマストが見えるのですね。はたかぜ、なのでしょうかターターDシステムを構成するSPG62イルミネータが見えます。
SPG62はスタンダードSM-1ミサイルを誘導するものなのですが、よくみますとイルミネータにクレーンが牽釣の作業を行っているようにも見えます。練習艦改修作業が行われているのでしょうか。もっとも、そう見える様にワイヤーが重なっているだけの可能性も。
かしま旗艦とする練習艦隊には護衛艦はつゆき型を転用した練習艦が配備されていますが、はつゆき型は老朽化が進み、はたかぜ型の護衛艦はたかぜ、しまかぜ、が転用される事となります。しかし、練習艦の任務にはスタンダードミサイル運用は必須ではありません。
おおなみ、定期整備中の様子が見えます、たかなみ型護衛艦の二番艦です。一番艦たかなみ、がアラビア海へイラン情勢緊張を受け情報収集への派遣が決定したばかりで、現在、ソマリア沖海賊対処任務として派遣中の護衛艦はるさめ、と合流予定、出航は来月です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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