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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-広島,広島宇品港の美味しい印度カレー料理

2021-10-03 18:14:58 | グルメ
■榛名さんの総監部グルメ日誌
 広島。瀬戸内海に面した広島を旅するには電車とバスにもう一つ船舶を利用しますと趣き深い旅を愉しめるでしょう、それはグルメも。

 呉地方総監部の置かれる呉市と海上自衛隊幹部候補生学校の置かれる江田島市と、第13旅団の海田市と、現代も広島はまさに現代の軍都となっていますが、同時に広島は瀬戸内海から太平洋に臨む豊後水道にも程近く、呉基地以外に広島港を筆頭に良港も多い。

 宇品港は、広島市の港湾の一つで、そして瀬戸内海の対岸である松山市とを呉市経由でフェリーや高速船が運行され、また江田島市にも高速船が運行されています、その宇品港にはポートビルがありまして、これも文化と云うのでしょう、フネ待ちの人々の憩いの場に。

 インド料理ガネーシャ、ポートビルの二階に飲食店街が在りまして、一階にも軽食うどん屋があり、広島名物細うどんを書き込むのもいいかなと思いつつ、そうか海軍と云えばカレーだ、しかし本格インド料理を広島で頂くのも一興だろう、と好奇心が刺激されるもの。

 ワインで乾杯。宇品港のポートビルですので、高低差はビル二階ではあるのですが、眺める海というのは内陸の京都市などでは得難い風情です、海を眺めながら一献傾けたい。料理店なのですが、小皿料理も多いお店ですので、急ぎ過ぎずにワインを嗜み、そして待つ。

 カレーナンコツ。スキレットに載せられ激しい噴気と小気味良い音と香辛料の香りと、そしてなにより期待と共にやってきました。昼食と夕食の幕間、しかしインド料理でナンコツというのも面白そうではないですか、散策後もこいつをかみ砕くくらいには元気なのだ。

 ナンコツは歯ごたえを愉しむ、しかし舌を火傷しないよう、アツアツ。焼き鳥屋焼肉では定番なのですけれども、この歯ごたえの面白さは万国共通なのでしょうか、それとも日本流に併せたのか。箸でなく手を使う本場インドではスキレット料理というのは厳しいやも。

 チキンティカ。インド料理の定番の一つと思う、やってきました。これを手で野趣溢れるカブリつきを演じますと、その日丸一日中深紅の香辛料が主張しますが、骨付きではないので箸で摘まむ。独特の香りが気道に抜けて一瞬遅れ、旨みと満足を脳に愉悦を届けます。

 タンドリーチキンと違いチキンティカは気軽さがある、ただ、わたしの場合はワインの肴やビールの肴にもう一つ、この日撮影した写真というものが定番なのですよね、フィルムの頃は考えられなかった、ピントの合致含めて、大きくなった液晶で確認できるのは良い。

 ガネーショ。お店を改めてみてみますとガネーシャというのは覚え違いでしたか。ランチタイムやディナータイムにがっつりと満腹まで楽しめるお店ですが、その合間の時間帯も営業していまして、なるほどインドの人たちは働き者揃いだと、ごはんに感謝しました。

 市電、宇品港は旧軍船舶工兵司令部が置かれていましたが、ここ宇品港へは広島駅から広島市電で岸田次期総理大臣の生家という比治山神社前を通り、かなりの頻度の列車が運行されています。その終点が広島宇品港という。そこにこうした美味しい世界が広がります。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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