■第15即応機動連隊揚陸訓練
七夕の曇天下、静岡県沼津市片浜海岸へ、新幹線と東海道線を乗り継ぎ行って参りました。
西日本全域が大雨特別警報の猛威曝される中、沼津片浜地区の今沢訓練場において善通寺第14旅団隷下の第15即応機動連隊が揚陸訓練を実施しました。輸送艦おおすみ、よりエアクッション揚陸艇LCACを発進させ快速40ノットで各種車両を揚陸する訓練です。
富士が高創設記念富士駐屯地祭へ展開する上で沼津は東海道新幹線三島駅から富士駐屯地最寄の御殿場駅までの中間にあります、正確には片浜駅は沼津から一駅静岡寄りですが。実は引退10日に控える小田急7000系特急電車とどちらを撮影するか悩んだのですよね。
16MCV,最新鋭16式機動戦闘車は善通寺の第15即応機動連隊と北熊本の第42即応機動連隊へ各2個中隊が配備されている最新鋭装備です。現在第一線の74式戦車は11個中隊が残るのみ、16式機動戦闘車は今後極めて迅速に即応機動連隊と戦闘偵察大隊へ配備される。
74TK,即ち74式戦車は本土の主力、といわれたのも間もなく転換し、16式機動戦闘車は年度末には第6師団と第11旅団に即応機動連隊が創設され8個中隊が配備される事となり、この改編後は74式戦車は8個中隊が残るのみとなり、本土防衛の主力交替は間もなくだ。
今沢訓練場、沼津駅のお隣にある東海道本線片浜駅から海岸へ、西友を抜け、あきもと水産か大杉自動車を目指して1km弱、防波堤に到達します。この海岸線がキャンプ富士へ搬入される車両の揚陸を行っている地区ですが、訓練の様子を自由に見学できるのですね。
海上自衛隊は満載排水量14000tの輸送艦おおすみ型、おおすみ、しもきた、くにさき、の三隻を運用しており、各艦はLCACを2隻搭載可能です。アメリカ海軍や中国海軍の外征型編成を見慣れますとただの3隻ですがこの規模の揚陸艦三隻揃える事は世界的に稀有だ。
大雨特別警報、沼津での揚陸訓練を実際に行えるかはこの気象警報下では不安でした。特別警報は数十年に一度の大災害を及ぼすおそれのある豪雨に対し気象庁が発令するものです。実際、ロシア艦隊舞鶴入港がその豪雨初日となりましたが、まだ序盤でしかなかった。
翌日から舞鶴線も小浜線も全線不通となり、京都縦貫道舞鶴若狭道も閉鎖となり、しかも国道27号線も土砂崩れにより各所で寸断、その豪雨が数日間続いた訳です。台風七号、これが週明けの日本に接近し、日曜日の富士学校祭を直撃するのではとの懸念が大きかった。
天城山を望見する沼津市片浜の今沢訓練場はアメリカ海兵隊キャンプ富士に訓練展開する車両などが揚陸する揚陸訓練施設です。幸いこの日は曇天、しかし、西日本豪雨の膨大な被害を俯瞰しますと、本当の脅威は台風直後に列島を襲った大水害であったわけですね。
陸上自衛隊は北海道浜大樹を揚陸訓練場として協同転地演習、長らく北方機動演習と親しまれた演習において揚陸を演練してきましたが、今後自衛隊は南西諸島防衛へ、従来通りの揚陸よりも一段高い作戦運用である上陸作戦の遂行能力を構築しなければなりません。
水陸機動団創設がその鏑矢ですが、即応機動連隊を増援に充てねばならない、そこで有事の際には全国へ緊急展開を行う四国の第15即応機動連隊が上陸訓練に先んじる揚陸訓練を実施した。16式機動戦闘車が初めてLCACより揚陸訓練を行う、貴重な訓練といえる。
同日には舞鶴基地にてロシア海軍ウダロイ級駆逐艦2隻の同時公開という、これも日ロ海軍交流史上初の行事が執り行われるのですが、なにしろ舞鶴へ行く交通手段がない。驚くことにロシア艦一般公開は予定通り舞鶴市内全域に避難指示が発令下でも行われたという。
駆逐艦アドミラルトリブツ、アドミラルヴィノグラドフ、実施可否はロシア海軍が判断すると舞鶴地方隊の方のお話でしたが、まさかやるとは、年中大規模山林火災に見回れているロシア人の強靱な精神力はやはり違う。来艦者が少なく艦橋も一般公開されたのだとか。
おおすみ型輸送艦から次々とLCACが発進し、上陸した車両群により海岸線は瞬く間に埋まった。こう表現するとなにやら成功裏に訓練の完了を彷彿させるのですが、埋まったといっても埋まったのは車輪で、柔らかい海岸線の砂地に自衛隊車両は次々と行動不能に。
スタックした、カメになる、表現はいろいろと在りますが装輪式車両の限界点を痛感させられました。やはり装軌式車両が海浜では必要だ。なにしろ救出に展開した重レッカーも擱座、オランダ軍が戦車を全廃した後にも戦車回収車を手放さない理由はここにあるのか。
美唄駐屯地第2地対艦ミサイル連隊の88式地対艦誘導弾も揚陸していたのですが、残念ながらこちらも行動の限界を突きつけられた形で、アメリカ海兵隊が大隊戦闘団にあたる海兵遠征群MEUの編成に絶対にM-1A1戦車をはずさない理由を正に垣間見た印象でした。
少なくとも10式戦車の戦車小隊が、即応機動連隊には必要なのではないか、特に統合機動防衛力として海上輸送を念頭に置くならば、海岸線で自由に行動できる車両として戦車は必要だと痛感しました。揚陸は上陸とは異なります、しかしあれはやはり、心もとない。
水陸両用作戦、第一段階はまず沿岸隠密偵察を特殊部隊が潜水艦からの水路進入や複合高速艇で行う。水路の機雷は可能な限り機雷戦艦艇で掃海し、陸海作戦協定に基づき、水際敷設地雷や沿岸障害物に対してEODにより両用戦艦の展開に先立ち最後の掃海を行う。
水陸両用作戦の第一段階は空中機動部隊により、第一に海岸堡、第二に海岸への接近経路を制圧する、接近経路を確保出来なかった場合は敵増援の海岸堡進出を許しかねないので、両用作戦全般の継続可否に繋がる。この過程で上陸へ、建設工兵を沿岸へ展開させ得る。
両用戦艦進出はまず、高速艦艇を動員し軽歩兵による海浜確保から。敵潜伏斥候や火力拠点を制圧する。艦砲は上陸支援に必須ですが、艦砲を備えた上陸支援艦艇は限られる為、近接航空支援が実質その代替を担い、滞空時間の長い無人攻撃機は近年役割が大きくなる。
両用装甲車はここで上陸し、海岸堡と空中機動部隊の空挺堡の間に連絡線を構築するのが任務、海岸よりも内陸に展開するからこそ水陸両用装甲車が必要となる。海岸堡を確実に確保し、接近経路を空挺堡が確保された時点で海浜を整地し、上陸から揚陸へ拡大する。
空中機動部隊と海岸堡を火力支援するのは主として戦闘ヘリコプター、陸上部隊との意思疎通が容易で必要ならば野飛行場を確保する事も容易で戦域内に待機できる為、戦闘攻撃機や無人攻撃機とは別の任務がある。海岸堡が確立した前提でLCACが無事揚陸できる。
上陸は海岸線の水際障害と敵を排除して海岸堡を構築した上で次の段階へ進むもの。対して揚陸は地点間輸送、つまり艦船での機動で港湾に揚陸するか海岸線に揚陸するか、というもの。例えば今沢海岸に広範に揚陸支援用の金属マットを敷設してもよかったでしょう。
輸送艦おおすみ、広島県呉が母港の輸送艦ですが、訓練後は西日本豪雨への災害派遣に当り、横須賀基地へ入港し、陸の孤島と化した呉市内へ民間物流車両の輸送支援を実施したとのこと。広島県と岡山県での災害派遣は即応予備自衛官も招集し、現在も継続中です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
七夕の曇天下、静岡県沼津市片浜海岸へ、新幹線と東海道線を乗り継ぎ行って参りました。
西日本全域が大雨特別警報の猛威曝される中、沼津片浜地区の今沢訓練場において善通寺第14旅団隷下の第15即応機動連隊が揚陸訓練を実施しました。輸送艦おおすみ、よりエアクッション揚陸艇LCACを発進させ快速40ノットで各種車両を揚陸する訓練です。
富士が高創設記念富士駐屯地祭へ展開する上で沼津は東海道新幹線三島駅から富士駐屯地最寄の御殿場駅までの中間にあります、正確には片浜駅は沼津から一駅静岡寄りですが。実は引退10日に控える小田急7000系特急電車とどちらを撮影するか悩んだのですよね。
16MCV,最新鋭16式機動戦闘車は善通寺の第15即応機動連隊と北熊本の第42即応機動連隊へ各2個中隊が配備されている最新鋭装備です。現在第一線の74式戦車は11個中隊が残るのみ、16式機動戦闘車は今後極めて迅速に即応機動連隊と戦闘偵察大隊へ配備される。
74TK,即ち74式戦車は本土の主力、といわれたのも間もなく転換し、16式機動戦闘車は年度末には第6師団と第11旅団に即応機動連隊が創設され8個中隊が配備される事となり、この改編後は74式戦車は8個中隊が残るのみとなり、本土防衛の主力交替は間もなくだ。
今沢訓練場、沼津駅のお隣にある東海道本線片浜駅から海岸へ、西友を抜け、あきもと水産か大杉自動車を目指して1km弱、防波堤に到達します。この海岸線がキャンプ富士へ搬入される車両の揚陸を行っている地区ですが、訓練の様子を自由に見学できるのですね。
海上自衛隊は満載排水量14000tの輸送艦おおすみ型、おおすみ、しもきた、くにさき、の三隻を運用しており、各艦はLCACを2隻搭載可能です。アメリカ海軍や中国海軍の外征型編成を見慣れますとただの3隻ですがこの規模の揚陸艦三隻揃える事は世界的に稀有だ。
大雨特別警報、沼津での揚陸訓練を実際に行えるかはこの気象警報下では不安でした。特別警報は数十年に一度の大災害を及ぼすおそれのある豪雨に対し気象庁が発令するものです。実際、ロシア艦隊舞鶴入港がその豪雨初日となりましたが、まだ序盤でしかなかった。
翌日から舞鶴線も小浜線も全線不通となり、京都縦貫道舞鶴若狭道も閉鎖となり、しかも国道27号線も土砂崩れにより各所で寸断、その豪雨が数日間続いた訳です。台風七号、これが週明けの日本に接近し、日曜日の富士学校祭を直撃するのではとの懸念が大きかった。
天城山を望見する沼津市片浜の今沢訓練場はアメリカ海兵隊キャンプ富士に訓練展開する車両などが揚陸する揚陸訓練施設です。幸いこの日は曇天、しかし、西日本豪雨の膨大な被害を俯瞰しますと、本当の脅威は台風直後に列島を襲った大水害であったわけですね。
陸上自衛隊は北海道浜大樹を揚陸訓練場として協同転地演習、長らく北方機動演習と親しまれた演習において揚陸を演練してきましたが、今後自衛隊は南西諸島防衛へ、従来通りの揚陸よりも一段高い作戦運用である上陸作戦の遂行能力を構築しなければなりません。
水陸機動団創設がその鏑矢ですが、即応機動連隊を増援に充てねばならない、そこで有事の際には全国へ緊急展開を行う四国の第15即応機動連隊が上陸訓練に先んじる揚陸訓練を実施した。16式機動戦闘車が初めてLCACより揚陸訓練を行う、貴重な訓練といえる。
同日には舞鶴基地にてロシア海軍ウダロイ級駆逐艦2隻の同時公開という、これも日ロ海軍交流史上初の行事が執り行われるのですが、なにしろ舞鶴へ行く交通手段がない。驚くことにロシア艦一般公開は予定通り舞鶴市内全域に避難指示が発令下でも行われたという。
駆逐艦アドミラルトリブツ、アドミラルヴィノグラドフ、実施可否はロシア海軍が判断すると舞鶴地方隊の方のお話でしたが、まさかやるとは、年中大規模山林火災に見回れているロシア人の強靱な精神力はやはり違う。来艦者が少なく艦橋も一般公開されたのだとか。
おおすみ型輸送艦から次々とLCACが発進し、上陸した車両群により海岸線は瞬く間に埋まった。こう表現するとなにやら成功裏に訓練の完了を彷彿させるのですが、埋まったといっても埋まったのは車輪で、柔らかい海岸線の砂地に自衛隊車両は次々と行動不能に。
スタックした、カメになる、表現はいろいろと在りますが装輪式車両の限界点を痛感させられました。やはり装軌式車両が海浜では必要だ。なにしろ救出に展開した重レッカーも擱座、オランダ軍が戦車を全廃した後にも戦車回収車を手放さない理由はここにあるのか。
美唄駐屯地第2地対艦ミサイル連隊の88式地対艦誘導弾も揚陸していたのですが、残念ながらこちらも行動の限界を突きつけられた形で、アメリカ海兵隊が大隊戦闘団にあたる海兵遠征群MEUの編成に絶対にM-1A1戦車をはずさない理由を正に垣間見た印象でした。
少なくとも10式戦車の戦車小隊が、即応機動連隊には必要なのではないか、特に統合機動防衛力として海上輸送を念頭に置くならば、海岸線で自由に行動できる車両として戦車は必要だと痛感しました。揚陸は上陸とは異なります、しかしあれはやはり、心もとない。
水陸両用作戦、第一段階はまず沿岸隠密偵察を特殊部隊が潜水艦からの水路進入や複合高速艇で行う。水路の機雷は可能な限り機雷戦艦艇で掃海し、陸海作戦協定に基づき、水際敷設地雷や沿岸障害物に対してEODにより両用戦艦の展開に先立ち最後の掃海を行う。
水陸両用作戦の第一段階は空中機動部隊により、第一に海岸堡、第二に海岸への接近経路を制圧する、接近経路を確保出来なかった場合は敵増援の海岸堡進出を許しかねないので、両用作戦全般の継続可否に繋がる。この過程で上陸へ、建設工兵を沿岸へ展開させ得る。
両用戦艦進出はまず、高速艦艇を動員し軽歩兵による海浜確保から。敵潜伏斥候や火力拠点を制圧する。艦砲は上陸支援に必須ですが、艦砲を備えた上陸支援艦艇は限られる為、近接航空支援が実質その代替を担い、滞空時間の長い無人攻撃機は近年役割が大きくなる。
両用装甲車はここで上陸し、海岸堡と空中機動部隊の空挺堡の間に連絡線を構築するのが任務、海岸よりも内陸に展開するからこそ水陸両用装甲車が必要となる。海岸堡を確実に確保し、接近経路を空挺堡が確保された時点で海浜を整地し、上陸から揚陸へ拡大する。
空中機動部隊と海岸堡を火力支援するのは主として戦闘ヘリコプター、陸上部隊との意思疎通が容易で必要ならば野飛行場を確保する事も容易で戦域内に待機できる為、戦闘攻撃機や無人攻撃機とは別の任務がある。海岸堡が確立した前提でLCACが無事揚陸できる。
上陸は海岸線の水際障害と敵を排除して海岸堡を構築した上で次の段階へ進むもの。対して揚陸は地点間輸送、つまり艦船での機動で港湾に揚陸するか海岸線に揚陸するか、というもの。例えば今沢海岸に広範に揚陸支援用の金属マットを敷設してもよかったでしょう。
輸送艦おおすみ、広島県呉が母港の輸送艦ですが、訓練後は西日本豪雨への災害派遣に当り、横須賀基地へ入港し、陸の孤島と化した呉市内へ民間物流車両の輸送支援を実施したとのこと。広島県と岡山県での災害派遣は即応予備自衛官も招集し、現在も継続中です。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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教導部隊を残して本州での主力戦車撤廃
北海道に90式戦車と10式戦車
九州に10式戦車に分散配備する計画
16式機動戦闘車は高い機動力と攻撃力を
持つ一方、装輪装甲車両の弱点である
主力戦車と比較して防御力と走破力の
脆弱性を指摘されていましたが今回の演習で
海岸線における着上陸・水際防衛・走破力に
装輪装甲車両には限界があることを示した
と思います
特に、日本列島本土の様に完全舗装された
道路が少ない南西諸島の離島では装輪車両
では作戦行動範囲が著しく制限されるのは
明らかで、管理人様が言うように
装軌装甲車両の部隊配備と揚陸能力獲得は
急務だと感じました
#歩兵に機関銃座への突撃をやらせるような、ミスキャストを感じますね。(苦笑)
・とはいえ、連隊の編成に施設中隊を編成に加えても良いのでは?足りない人員は、例によって、師団を旅団に変え、前線部隊を減らせば良いだけと思います。
・なお、戦車ですが、揚陸用の部隊に必要とは思えません。戦車も浜でよくスタックしていますし、フランス軍などの演習では、装輪装甲車両でも普通に揚陸できる浜もあります。要は、どこの砂浜ならどんな装備なで揚陸できるかが、変わるわけです。
であれば、日本が揚陸部隊として持つべきは、より多くの浜に対応できる、英海兵隊のBvS10のような All Terrain Vehicle の方が良いかと思います。
なぜAAV7など買ったのでしょうね。。。イギリス軍が、Warthog / Bronco All-Terrain Tracked Carrierを大量に中古で売り出したのですが、あれを買っても良かったかと。。。
フランス軍の揚陸の様子です。
・VBCI歩兵戦闘車がLCAT揚陸艇から揚陸するシーンでは、砂浜に事前にマットが敷かれているのがわかります。(2:50ごろ)
・AMX 10RCがLCM8から揚陸するときには、コンクリードの傾斜面にしています(3:05)
今回の沼津では、このような工夫はされなかったのでしょうか?それともあえてこうした工夫をしない前提で、装輪装甲車が「確かにスタックすること」を確認するのが目的だったのでしょうかね。。。
#別に、マットも敷いていない浜辺でスタックすることは、全く、装輪装甲車の価値を損ねるものではないので、全然意味がない気がするのですが。。。
こうした仕掛けをするには、当然一定レベルの工兵部隊が先に上陸する必要があり、当然さらに先行して、軽歩兵による上陸が行われているわけです。
とても合理的な、ごく普通の揚陸作戦だと思うのですが、自衛隊ではやらないのでしょうか??