■重軽傷5名 ブレーカー操作ミスが原因?
兵庫県神戸市に所在する三菱重工神戸造船所にて建造されている海上自衛隊初の実用AIP潜水艦“そうりゅう”において、今日9日0700時頃、感電事故が発生したとのこと。
まだ情報が錯綜しているが、本日0730時頃、配線作業にあたっていた造船所社員が艦内の機械室にて蓄電池に充電し、計測用装置を取り付けたところスパークし、感電したとのこと。この装置の取り付け作業は、8日夜から地上施設と潜水艦間にケーブルを通し充電作業を行っており、その確認作業を実施する際に事故が発生したようだ。現段階の発表では、計測装置などの取り付け位置にミスがあったのではないかされている。
感電は機械室にいた他の四名にも影響が及び、病院に搬送されたとのこと(写真は今年就役した“もちしお”、“そうりゅう”は同艦に続く最新型の潜水艦として建造が進められている)。艦内はスパークの影響で停電状態になったとのことだが、船殻部分への影響などは無いとのことだ。感電して病院に搬送された五名のうち、二名が重症とのことだが、幸い、命に別状は無いとのこと。
“そうりゅう”は、通常の潜水艦建造日程からみると、今月末頃から洋上公試を実施すると考えられていたが、今回の事故を受けて事故調査などが行われれば、就役までの公試に遅れが発生する可能性もある。現在、“そうりゅう”型潜水艦は、二番艦が川崎重工神戸造船所において建造中である。
HARUNA
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た時刻のわずか2時間後。
神戸大震災を当時のバカ首相が知るより、あたごの
事故を防衛相が知るより早かったのですよね。
今時のカメラ携帯、メール携帯の成せる技かとか、
密かな通報者がいたからか、とか憶測は飛び回り。
まあ、早い情報公知は大抵はいいことですがね。
危惧してたような偏見拡大報道には至らなかったのは幸いでしたが、情報が早めに出たのは、多分、消防局の定例会見の時間帯の関係なのかな?と。