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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【M-5撮影特報】小牧基地航空祭2025,C-17論争を傍目にC-130H後継機の模索(2025-03-02)

2025-03-08 20:23:33 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■C-130H後継機
 輸送機の話題は航空祭だけではありません。

 小牧基地航空祭の最中に降って湧いたような石破総理の日米首脳会談でのC-17輸送機発言、共同通信などが報じたところですが衆議院予算委員会の答弁で、明言はしませんでしたがC-17,輸送機は大きければ大きいほどいい、という話が。

 C-130H輸送機はそろそろ後継機の選定が必要で、ドイツとフランスが行っているような、韓国などとのC-130J輸送機の共同運用基盤という話も全くありませんし、するとC-130H輸送機後継機はC-2輸送機あたりに統合すべきか、という時節で。

 C-17輸送機は既に製造を担ったロングビーチ工場が2015年に閉鎖されていますし、米軍は世界中で酷使していますので、余剰機を中古取得するというのも、そう長い期間運用できるものではなく、さりとてライセンス生産する訳にもいかない。

 ただ、首相は、“輸送機は大きければ大きいほどいい”という発言を国会で発言していますので、いっそ思うのはウクライナ支援の一環として、アントノフAn-225,世界最大の大型輸送機を日宇共同再生産する方法を模索しても、とおもったりします。

 An-225,世界最大の輸送機でしたがロシアウクライナ戦争の緒戦、アントノフ空港の戦いにおいて、退避できなかった世界で唯一のアントノフAn-225は胴体部分を中心に完全に破壊されてしまいました、An-225でなければ空輸できないものも多い。

 10式戦車であれば6両を同時輸送できる搭載能力を持つAn-225,設計図は残っているという話ですので、川崎重工とアントノフの合弁会社を、アントノフ川崎、芸名みたいな響きなのですけれども、岐阜に造りまして先ず日本で試作し、そのあと。

 ウクライナ支援ともなりますし、なによりAn-225の空輸能力、この輸送機が小牧基地に4機から6機程度あれば、有事の際の緊急展開に活用できます。どうせ十年前に製造修了となった機体を中古で探すよりは、こう、夢ある案をだしてほしい。

 C-1輸送機がいよいよ退役が間近となっている中で、C-130H輸送機の空輸能力の1.5倍の空輸能力を持つC-2であれば飛行隊所要数は11機、となる訳ですけれども、増産する意思がないならば、なにか夢ある選択肢を示してほしいものですよね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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