■ひゅうが&いせ横浜大集合
DDH,海上自衛隊におけるヘリコプター搭載護衛艦はこの時の横浜に二隻居ました、横浜港にて一般公開を行った護衛艦ひゅうが、そして横浜磯子で建造中の護衛艦いせ、です。

ひゅうが停泊、大桟橋に停泊する護衛艦というものは、ひゅうが前の最大の護衛艦が満載排水量10000tのミサイル護衛艦あたご、あしがら、でしたが、ひゅうが、をこの位置から見ますと流石は満載排水量19000tの迫力、というところでしょうか、改めて思う大きい。

ひゅうが初公開、いせ建造中、同じ横浜に二隻の全通飛行甲板型護衛艦が並んだわけです、それならば二隻とも撮影したい、というところ。御縁あって新護衛艦いせ進水式へご招待を頂きました事もあり、いせ進水式ののちの建造進捗などをひとつ視てみる事としました。

いせ建造、竣工はこの後の2011年3月です。あの東日本大震災直後に竣工となりまして、もう一年建造が早ければ、東日本大震災災害派遣には洋上の航空拠点をもう一隻加える事が出来、それにより救われる人命ももう少し多く出来たのではないか、と考えてしまう。

IHIマリンユナイテッド横浜工場、ヘリコプター搭載護衛艦いせ建造は横浜市磯子の造船所、護衛艦ひゅうが建造の造船所と同じ場所にて進められています。場所は根岸と磯子、決してこの横浜港大桟橋から近い訳ではないのですが、京浜東北線を利用すれば、遠くは無い。

ひえい建造、はるな型護衛艦二番艦のヘリコプター搭載護衛艦ひえい、もここIHIマリンユナイテッド横浜工場、その前身である石川島播磨重工東京工場にて建造されています。いせ建造は、ひえい代艦として進められているものですので、これも御縁といえば御縁か。

いずも型護衛艦、菓子上自衛隊最大のヘリコプター搭載護衛艦の予算が概算要求に盛り込まれるのはこの翌年の2010年、自民党民主党政権交代の同年ですが、その護衛艦いずも型が建造されたのも、IHIマリンユナイテッド横浜工場、手馴れているという印象なのかも。

おおなみ、きりしま、整備中だ。たかなみ型護衛艦二番艦、こんごう型ミサイル護衛艦二番艦、二番艦二隻が並ぶ、というものは中々ありません。早速目に入った護衛艦を見ますとこの日にIHIマリンユナイテッド横浜工場までやってきたのは正解だったと分かります。

かが建造もIHIマリンユナイテッド横浜工場、全通飛行甲板型護衛艦だけで既に4隻、ひえい、を含めるならば前身の時代を含めてIHIマリンユナイテッド横浜工場はヘリコプター搭載護衛艦を5隻建造しているわけでして、最早名門といっても過言ではないでしょう。

磯子駅、根岸線の磯子駅がIHIマリンユナイテッド横浜工場の撮影適地に最寄となっています。ここからジェイパワー方面へ移動しますと、磯子海釣り施設という大物を狙える有料施設がありまして、椅子も日除けも軽食飲料も御手洗いもありまして、タクシー呼べる。

新杉田駅がIHIマリンユナイテッド横浜工場の最寄駅ではあるのですが、此処で降りてしまいますとIHIマリンユナイテッド横浜工場の正門が最寄であるだけで、こちらは関係者以外立ち入り禁止となっています。撮影ならば、磯子駅からのバス利用がいちばんちかい。

いなづま、浮きドックにて整備中ですのでソナーの形状を含めて護衛艦を文字通り丸ごと眺める事が出来るという。いなづま、は護衛艦むらさめ型の7番艦で、この護衛艦むらさめ型9隻がステルス設計と新鋭戦闘システムを以て現在の護衛艦隊主力を構成する汎用護衛艦となっています。

磯子海釣り公園は磯子駅東口から毎時一本程度運行されています路線バスで行く事が出来ます、ただ、要注意なのは磯子駅バスターミナルとは真逆の、根岸線を跨線橋でまたいだ向こうの磯子駅東口バス停から運行されていますので、ここを間違えると永遠に行けない。

東口バス停は、磯子駅改札から海の方向に出たところにあります。ただ、東口付近には自販機が一台あるだけで軽食等を買う事は出来ない場所となっていますので、撮影に時間をかける場合には、まず、磯子駅前のスーパーやファストフード店で買い物をするのがいい。

東京湾でも大物が釣れるという昨今ですので、磯子海釣り施設、そしてその周辺の岸壁には釣り人が集っています。磯子海釣り施設は有料施設ですが、内陸寄りの岸壁からも海釣りが楽しめまして、成程待機時間が長い際には雑談も、ただ、舞鶴の方が海は綺麗だなあ。

舞鶴基地も護衛艦はるな現役時代はユニバーサル造船と舞鶴基地北吸桟橋を一望できる前島埠頭フェリー桟橋で良く時間を過ごしまして、此処にも多い釣り人の人たちと交流といいますか、小鯵や小鯛などをつり上げる際の感動なんかを幾分か共有する事ができたもの。

前島埠頭フェリー桟橋と磯子海釣り施設の違いは、前島埠頭は基本的に運行されているバスは新日本海フェリー乗客の輸送用だけですので、東舞鶴駅から徒歩で行くほかない、と。ただ前島埠頭までは徒歩30分程ですが、磯子海釣り施設は徒歩で一時間以上かかる、が。

路線バスの本数は少ないのですが、ここから少し奥に行った場所が終点となっていますので、目的の艦が目の前にいる場合などは、バス停を下りまして素早く撮影位置に進出し五分ほどでばちばち撮影して後にバス停へ折り返しますと、戻りのバスが直ぐやってきます。

佐世保基地を俯瞰風景に収める弓張岳展望台もこうした方法で撮影していましたね、磯子海釣り施設と違って弓張岳展望台は一日に四本ほどしかバスが運行されていません、終点に来ましたバスが折り返すまでの数分間で一挙に撮影する、という方法しか手段がなし。

弓張岳展望台の撮影の方が、バスが折り返すまでの時間は数分間、この数分間で天応台を駆け上がり、それこそ一眼レフの高性能、毎秒十枚十数枚という高性能で自衛隊と米軍施設や入港艦艇を撮影するのですから時間が無い、その点横浜の方はもう少し余裕があるか。

しらね、建造中の護衛艦いせ、隣に見えますのは横須賀での火災事故後に修理を行う、しらね、です。ヘリコプター搭載護衛艦いせ、との並び。全通飛行甲板型護衛艦はこの時点で就役している護衛艦で、ひゅうが、ひえい、しらね、くらま。しらね横浜修理中という。

きりしま、は奥の方に入っていますので、船体の大きさの違いは良く分かりませんが、おおなみ、いせ、については二隻が並んでいる構図ですので、新時代の全通飛行甲板型ヘリコプター搭載護衛艦と汎用護衛艦の大きさの違いが一目瞭然、というところでしょうか。

かが就役、あの撮影からほぼ十年を経て海上自衛隊の護衛艦を見ますと、護衛艦は大きくなるものだ、と考えるところですが、一方で、いずも型護衛艦という事で、海上自衛隊が護衛艦大型化の終止符に用いるともいわれる護衛艦ながと、が使われなかった点にひとつ。

ながと型、最初は護衛艦あたご型に充てられる予定でしたが時期尚早という事で四万トンの巨大戦艦の艦名を条約型巡洋艦程度の大きさのイージス艦には適当ではないと見送られた。いずも型にも最初ながと型を冠する構想はありましたが、日中関係の配慮から流れる。

いずも型の装甲巡洋艦出雲の方が日中関係を考えた場合避け、敢えて戦艦長門の艦名を冠した方が長期的に波風を避けられたようにも思うのですが、いつか長門に相応しい巨艦ながと、が、この造船所にて建造されるのかな、と今日、写真を見返して考えてしまいます。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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DDH,海上自衛隊におけるヘリコプター搭載護衛艦はこの時の横浜に二隻居ました、横浜港にて一般公開を行った護衛艦ひゅうが、そして横浜磯子で建造中の護衛艦いせ、です。

ひゅうが停泊、大桟橋に停泊する護衛艦というものは、ひゅうが前の最大の護衛艦が満載排水量10000tのミサイル護衛艦あたご、あしがら、でしたが、ひゅうが、をこの位置から見ますと流石は満載排水量19000tの迫力、というところでしょうか、改めて思う大きい。

ひゅうが初公開、いせ建造中、同じ横浜に二隻の全通飛行甲板型護衛艦が並んだわけです、それならば二隻とも撮影したい、というところ。御縁あって新護衛艦いせ進水式へご招待を頂きました事もあり、いせ進水式ののちの建造進捗などをひとつ視てみる事としました。

いせ建造、竣工はこの後の2011年3月です。あの東日本大震災直後に竣工となりまして、もう一年建造が早ければ、東日本大震災災害派遣には洋上の航空拠点をもう一隻加える事が出来、それにより救われる人命ももう少し多く出来たのではないか、と考えてしまう。

IHIマリンユナイテッド横浜工場、ヘリコプター搭載護衛艦いせ建造は横浜市磯子の造船所、護衛艦ひゅうが建造の造船所と同じ場所にて進められています。場所は根岸と磯子、決してこの横浜港大桟橋から近い訳ではないのですが、京浜東北線を利用すれば、遠くは無い。

ひえい建造、はるな型護衛艦二番艦のヘリコプター搭載護衛艦ひえい、もここIHIマリンユナイテッド横浜工場、その前身である石川島播磨重工東京工場にて建造されています。いせ建造は、ひえい代艦として進められているものですので、これも御縁といえば御縁か。

いずも型護衛艦、菓子上自衛隊最大のヘリコプター搭載護衛艦の予算が概算要求に盛り込まれるのはこの翌年の2010年、自民党民主党政権交代の同年ですが、その護衛艦いずも型が建造されたのも、IHIマリンユナイテッド横浜工場、手馴れているという印象なのかも。

おおなみ、きりしま、整備中だ。たかなみ型護衛艦二番艦、こんごう型ミサイル護衛艦二番艦、二番艦二隻が並ぶ、というものは中々ありません。早速目に入った護衛艦を見ますとこの日にIHIマリンユナイテッド横浜工場までやってきたのは正解だったと分かります。

かが建造もIHIマリンユナイテッド横浜工場、全通飛行甲板型護衛艦だけで既に4隻、ひえい、を含めるならば前身の時代を含めてIHIマリンユナイテッド横浜工場はヘリコプター搭載護衛艦を5隻建造しているわけでして、最早名門といっても過言ではないでしょう。

磯子駅、根岸線の磯子駅がIHIマリンユナイテッド横浜工場の撮影適地に最寄となっています。ここからジェイパワー方面へ移動しますと、磯子海釣り施設という大物を狙える有料施設がありまして、椅子も日除けも軽食飲料も御手洗いもありまして、タクシー呼べる。

新杉田駅がIHIマリンユナイテッド横浜工場の最寄駅ではあるのですが、此処で降りてしまいますとIHIマリンユナイテッド横浜工場の正門が最寄であるだけで、こちらは関係者以外立ち入り禁止となっています。撮影ならば、磯子駅からのバス利用がいちばんちかい。

いなづま、浮きドックにて整備中ですのでソナーの形状を含めて護衛艦を文字通り丸ごと眺める事が出来るという。いなづま、は護衛艦むらさめ型の7番艦で、この護衛艦むらさめ型9隻がステルス設計と新鋭戦闘システムを以て現在の護衛艦隊主力を構成する汎用護衛艦となっています。

磯子海釣り公園は磯子駅東口から毎時一本程度運行されています路線バスで行く事が出来ます、ただ、要注意なのは磯子駅バスターミナルとは真逆の、根岸線を跨線橋でまたいだ向こうの磯子駅東口バス停から運行されていますので、ここを間違えると永遠に行けない。

東口バス停は、磯子駅改札から海の方向に出たところにあります。ただ、東口付近には自販機が一台あるだけで軽食等を買う事は出来ない場所となっていますので、撮影に時間をかける場合には、まず、磯子駅前のスーパーやファストフード店で買い物をするのがいい。

東京湾でも大物が釣れるという昨今ですので、磯子海釣り施設、そしてその周辺の岸壁には釣り人が集っています。磯子海釣り施設は有料施設ですが、内陸寄りの岸壁からも海釣りが楽しめまして、成程待機時間が長い際には雑談も、ただ、舞鶴の方が海は綺麗だなあ。

舞鶴基地も護衛艦はるな現役時代はユニバーサル造船と舞鶴基地北吸桟橋を一望できる前島埠頭フェリー桟橋で良く時間を過ごしまして、此処にも多い釣り人の人たちと交流といいますか、小鯵や小鯛などをつり上げる際の感動なんかを幾分か共有する事ができたもの。

前島埠頭フェリー桟橋と磯子海釣り施設の違いは、前島埠頭は基本的に運行されているバスは新日本海フェリー乗客の輸送用だけですので、東舞鶴駅から徒歩で行くほかない、と。ただ前島埠頭までは徒歩30分程ですが、磯子海釣り施設は徒歩で一時間以上かかる、が。

路線バスの本数は少ないのですが、ここから少し奥に行った場所が終点となっていますので、目的の艦が目の前にいる場合などは、バス停を下りまして素早く撮影位置に進出し五分ほどでばちばち撮影して後にバス停へ折り返しますと、戻りのバスが直ぐやってきます。

佐世保基地を俯瞰風景に収める弓張岳展望台もこうした方法で撮影していましたね、磯子海釣り施設と違って弓張岳展望台は一日に四本ほどしかバスが運行されていません、終点に来ましたバスが折り返すまでの数分間で一挙に撮影する、という方法しか手段がなし。

弓張岳展望台の撮影の方が、バスが折り返すまでの時間は数分間、この数分間で天応台を駆け上がり、それこそ一眼レフの高性能、毎秒十枚十数枚という高性能で自衛隊と米軍施設や入港艦艇を撮影するのですから時間が無い、その点横浜の方はもう少し余裕があるか。

しらね、建造中の護衛艦いせ、隣に見えますのは横須賀での火災事故後に修理を行う、しらね、です。ヘリコプター搭載護衛艦いせ、との並び。全通飛行甲板型護衛艦はこの時点で就役している護衛艦で、ひゅうが、ひえい、しらね、くらま。しらね横浜修理中という。

きりしま、は奥の方に入っていますので、船体の大きさの違いは良く分かりませんが、おおなみ、いせ、については二隻が並んでいる構図ですので、新時代の全通飛行甲板型ヘリコプター搭載護衛艦と汎用護衛艦の大きさの違いが一目瞭然、というところでしょうか。

かが就役、あの撮影からほぼ十年を経て海上自衛隊の護衛艦を見ますと、護衛艦は大きくなるものだ、と考えるところですが、一方で、いずも型護衛艦という事で、海上自衛隊が護衛艦大型化の終止符に用いるともいわれる護衛艦ながと、が使われなかった点にひとつ。

ながと型、最初は護衛艦あたご型に充てられる予定でしたが時期尚早という事で四万トンの巨大戦艦の艦名を条約型巡洋艦程度の大きさのイージス艦には適当ではないと見送られた。いずも型にも最初ながと型を冠する構想はありましたが、日中関係の配慮から流れる。

いずも型の装甲巡洋艦出雲の方が日中関係を考えた場合避け、敢えて戦艦長門の艦名を冠した方が長期的に波風を避けられたようにも思うのですが、いつか長門に相応しい巨艦ながと、が、この造船所にて建造されるのかな、と今日、写真を見返して考えてしまいます。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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