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昨日,カニを食べたら胸腹部に赤い発疹が.....
薬膳料理教室に行けなかったら,皆さんにご迷惑をかけるので,何としてでも治さなくては!
と思い,急いで「十味敗毒湯」を服用し,先週作った「中黄膏」を塗ったら,10分後に痒みがおさまりました。
食べ物でアレルギーが出たのは初めてで慌てましたが,こんなに早く効くと思わなかったのでびっくりしました。
夜中にまた痒くなり,もう一度服用しましたが,今日は無事に過ごせました。
十味敗毒湯も中黄膏も華岡青洲先生の創薬。
心から感謝しました。
まだ漢方を始めたばかりの頃,患者さんに出して皮膚炎が悪化し,それがトラウマになりあまり使っていなかったのですが,
やはり切れ味の良い処方であるし,また使ってみようと思いました。
岡山先生のところで勉強していたときも,使える人の範囲が非常に限られるから気を付けて使うようにと習ったのでした。
自分の体で実験するのが,やはり一番勉強になります。
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「ハス」という日本名は蜂巣(ハチス)の略です。
果実をおさめている花托が蜂の巣によく似ているためこの名がついたそうです。
植物全てにそれぞれ薬効がありますが,清心蓮子飲,啓脾湯などの漢方処方にはには実の部分が使われます。
成熟した果実....蓮実・蓮子
(果殻をつけたものをとくに石蓮子という)
果殻をとった種子.....蓮肉といいます。
蓮の種は,数百年以上前のものでも発芽力を持つことを大賀博士が発見し,ハスの実博士として有名になりました。
そして泥の中から美しい花を咲かせます。
それだけ強い生命力を持つハスの実は,神農本草経の上品には次のように記載されています。
「....内蔵の機能を補い,神気をそだて,気を益し,百疾(全ての病)の元を除く作用がある。
久しく服せば身が軽くなり,年をとらず,何も食べなくても飢えず,ずっと生きられる.....」
仙人になれるかもしれないですね(笑)。
蓮肉
【気味】甘渋平
【帰経】肝 腎 心
【効能】清心益腎、健障止潟、益腎固渋
・心火をさまして精神を安定させる。不眠、多夢、心臓の弱り
・脾胃を補益して下痢,食欲不振などを改善する
・腎を補う作用が強い
一般には滋養・強壮薬として、またのぼせや口渇を除く薬膳料理として用いられています。
水につけてもどせばアク抜きになります。
乾物屋さんなどでたまに見かけますが(アメ横で売ってました),食材としてはあまりなじみがないかもしれません。
クセがなく,おかゆやデザートに幅広く使えますので,上のような症状がある方は試してみてください。
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明日は軟膏教室なので,午前中だけでも晴れてくれるといいなと願っているのですが.......
「軟膏を作る日は雨の日,風の強い日は避けるべきである」
という記載が古典にもありますが,やはり晴れた日に作ったものは出来が良い気がします。
当帰膏について
当帰膏は日本薬局方に収載されていないので,薬局で買うことはできません。
欲しい人は自分で作るしかないのです。
紫雲膏から紫根,豚脂を抜いて当帰の量を増やしたものというかんじです。
色がつかないので顔や指などにも塗りやすく,使いやすいです。
前回の軟膏教室で作ったものを指に塗っていたら,関節炎が治った,という人もいらしたようです。
漢方薬は,薬味(生薬の種類)の少ないものの方が,鋭く効くという性質を持ちますので,当帰の薬効を重視したいならば,余分なものの入っていない当帰膏の方が良いと言えるでしょう。
ごま油 1000g
当帰 250g
ミツロウ 250g
(作り方)
ごま油を180度で1時間熱して重合させる
160度くらいで当帰を揚げる(きつね色になるまで)
火を止めてミツロウを入れ固める
紫雲膏より作りやすく,少量で作っても失敗が少ないので,どうしても欲しい方は御自分で作ってみてはいかがでしょうか。
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私が初めて気を体感したのは,レイキ遠隔ヒーリングでした。
はじめは軽く体に手を当てるヒーリングでは,なんとなく気持ちがいいな,という程度だったのですが,次の段階の,離れた場所から
気を送ってもらった時,はじめ胸が苦しい感じになり,次になぜか涙があふれ,その後とてもすっきりしたのです。
なぜ離れた場所に気を送ることができるのか?
これはずっと不思議に思っていたのですが,先日の講義で
「気は独立して性格を持つ。そして送った人の手を離れてからもずっと働き続ける性質を持つ」
例えば,私が「この患者さんが良くなりますように」と気を送った場合,その後は私の意志とは関係なしに良くなる方向へと働きかけ続ける性質を持つのだそうです。
遠隔ヒーリングの気は目的の人のところへ瞬間移動し,送り手の目的を果たすのです。
こんなことばかり書いていると怪しい,もう読むの止めようと思う人もいるかもしれませんが,臨床をやるうえで気を全く意識しないのとするのとでは大きな差が出てくると思うのです。
患者さんの体に手をかざすと,掌がチクチクしたりひんやり冷たい箇所に出会ったり,鍼を刺入していくとある深さでビリビリ感じたりするのはとても便利なのです。
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文字は,もともと気を固定するために作られたものだと習いました。
昔は文字に気を固定し紙に書き「呪(しゅ)」にし,地面に埋めたそうです。
これは良いものは「祝い」,悪いものは「呪い」になります。
言霊という言葉があるように,文字,言葉には気が宿っていて,古人はそれを利用して様々な儀式を行っていたようです。
セミナーでは紙に願いを書き,そこに日付,名前を書いて気を封入する練習をしました。
この「願いを紙に書く」というのは,かなりの確率で実現するらしいのです。
そして先日書いたように,発した言葉は主語を認識せず全てを自分のこととして受けとめられます。
ですので普段使ったり頭の中で思う言葉はとても重要なのです。
仏教では「正語」という言葉でこのことの重要性を説いています。
そして中国の最高の宝は,玉でも陶器でもなく「書」。
9/15まで両国の江戸東京博物館で王羲之(おうぎし)の「蘭亭序(らんていじょ)」という書が展示されていますが,この書からはものすごい気が出ているそうです。
すべての文字のバランスが黄金比という最も美しい構成で書かれているものは,他にはないのでは?とのことでした。
近々,観に行く予定ですが,とても楽しみです。
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願望の実現や幸福感,健康や運の良し悪しなど......
これらは全て気の「質と量」で決まると習ったのですが,結局,トータルでプラスになれば良いらしいです。
例えて言うと「ポイント制」のようなもので,
良い行い,先祖のした善行,住んでいる場所の気が良い,食べ物......
種類は問わず,その総合得点なので,
「良い行いをしているけれど,住んでいる場所の気が最悪」
という場合などは,いくら善行を重ねても難しいそうです。
また,人の相談に乗ることが多い仕事(医療,カウンセラー,占い師など)は特に大きなマイナスを受けやすいので気をつけなくてはならないということでした。そのために気の流れの良い体作りをし,言葉の使い方や感情をコントロールしていくのです。
他の気を減らす事柄として,人の悪口や妬みなどは,頭の中で考えるだけでも自分に帰ってくるのだそうです。
潜在意識は主語を認識せず
「○○のバカやろう!」
と考えると
「バカやろう?自分のことか」
となるのです。
これからはポイントをためて減らさないようにこころがけていきたいものです。
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気功集中教室が終わりました。
清水先生のお話は全てが面白く,昨日も朝9時から夜9時30分までまったく飽きることがありませんでした。
先生の理論は
「使えて役に立たないものならば意味がない」
というものなので,これが私の気質によく合っていたためかもしれません。
全てが実践的で即実行可能なのが良かったです。
中でも印象深かったのは,体を鍛えることの重要性です。
「気」といっても,私達はこの肉体を持っているかぎり,きちんと気が流れる体を作っていくのが重要なのだと。
なので,明日からも呼吸法と小周天は淡々と続けていこうと思います。
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今日は三日間の気功教室の第1日目でした。
先生は,フォトリーディングでお世話になった園善博先生の気功の師匠である清水義久先生です。
フェーズ1.2に分かれているうちの今回は1で,講座の目的は
「小周天をマスターする」
というものです。
人の体には12本の経絡がありますが,それ以外に体の中心を通る任脈,督脈があります。
天と繋がり,全てを統括するような働きをするこの場所のエネルギーの流れを良くするのです。
今日のメインは
「アチューンメント(能力伝授)」
その時,すでにレイキなど他のヒーリングのアチューンメントを受けている場合どうなるのか?
という疑問に対して先生は次のようにおっしゃってました。
「密教のマンダラには神様と一緒に餓鬼,畜生,死体などネガティブなものも含め渾然一体に全てが描かれている。天から見ればそれらに優劣はない。
料理をする時,いろんな道具や鍋がある方が便利なように,ヒーリングも用途に合わせて使い分ければ便利である。とりあえず自分の中に共存させておけば良い」
なるほど,と思いました。
一種類の鍋で全ての料理をすることは可能だけど,中華鍋,土鍋,などいろいろな種類があると便利であると。
それは学問や技にも応用できるということでした。
講義途中で先生から
「あなた,頭いいでしょ?昔は知らないけど今。頭にあるチャクラが開いているからキレるはず。それとちょっと風邪引いてます?」
と言われびっくりしました。「頭いい」は??ですが確かに少し風邪気味だったので。
チャクラ開いているうちにがんばって勉強してみようかな(笑)。
あ,でも,「頑張るのはいけない」ということも今日習ったのでした。