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地鎮祭
建物を造る前、地鎮祭をしました。
工事をする前に土地の神を祝って敷地を清め、工事中の安全と建築物が何事もなく永くその場所に建っていられることを願うお祭りです。
私の氏神様は伊勢神宮外宮に祭られる豊受大御神。
この神様のお蔭か、うちにはいつも食べ物が溢れています。
またホツマツタエを読んで、食べ物や商売繁盛以外でもとても重要な神様と知ったのでした。ですので当然、地鎮祭も氏神様にお願いしました。
この神社まで歩いて往復するのは私の散歩コースの一つです。
以前はあれこれお願いしていたのですが
「神社ではお願いするというより、感謝を伝えた方が良い」
と聞いてから、山ほどあるお願いごとはとりあえず横によけ、
今考えていることや、感謝の報告の場にしています。
今回の地鎮祭は
「いつもは近所の居酒屋だけど、きちんとレストランにご招待してお願いごとをする」
といった感じです。
事前に以下のものを用意します。
【お供え物】
米 (一合)
清酒 (一升)
塩・水 (一合)
魚 (鯛又は鰹節・するめ・昆布等)
野菜 (大根・人参・蓮根・菜物等)
果物 (季節のもの)
紙コップまたは湯のみ(人数分)
笹竹 (4本)
砂 (バケツ3杯程度)
スコップ (又は鎌・鍬・鋤)
そして宮司様を車で迎えにいき、道具を組み立ててから儀式が始まります。
失敗したのは「笹竹」です。
自分で採りにいったのですが、細すぎて倒れてしまうので
結局、無しで行いました。
儀式は以下の順で行われました。
修祓(しゅばつ)
祭に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式。
降神(こうしん)
祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎える儀式。
神職が「オオ~」と声を発して降臨を告げる。
献饌(けんせん)
神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式。酒と水の蓋を取る。
祝詞奏上(のりとそうじょう)
その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上する。
四方祓(しほうはらい)
土地の四隅をお祓いをし、清める。
地鎮(じちん)
刈初(かりそめ)、穿初(うがちぞめ)、鍬入(くわいれ)等が行われる。
設計・施工・建主に振り分ける事が多い。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
神前に玉串を奉り拝礼する。玉串とは、榊に紙垂を付けたもの。
撤饌(てっせん)
酒と水の蓋を閉じお供え物を下げる。
昇神(しょうしん)
神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式。
「エイ、エイ、エイ」と言いながら小さな砂山に鍬を入れたり、お供え物を自分達で四隅に蒔いたりと、参加する場面も有り楽しかったです。
御蔭様で薬局開設許可をとるところまで、全て順調にいきました。
豊受大御神様、改めてありがとうございました!