平地治美の漢方ブログ 

漢方(漢方・薬膳・鍼灸...)全般についてのブログです。コメント大歓迎。

朝日カルチャーセンタ―新宿「体に優しい冬の過ごし方~ 漢方と食養生」(一般女性の皆さまへ)

2014年08月24日 | 学会 勉強会 お知らせ
ちょっと先のお話ですが、

12月20(土)13:00~14:30
朝日カルチャーセンタ―新宿
体に優しい冬の過ごし方~ 漢方と食養生

を開講します。

女性限定なので、“ちょっと規模の大きな女子会”というかんじで
体を温めるおやつを食べながら、いろいろお話させていただければと思います。

みなさまにお会いするのを、とても楽しみにしています。

(講座のなかでも出てくる、小さな「紫雲膏」をプレゼントします!)



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【第24回】 埼玉県西部地区東洋医学研究会学術講演会(医療関係者の皆さまへ)

2014年08月22日 | 学会 勉強会 お知らせ
【第24回】 埼玉県西部地区東洋医学研究会学術講演会
謹啓 先生方におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。本研究会も24年目を迎えることになり、本年度
も東洋医学に興味のある医療関係者を対象に、定例の学術講演会を開催する運びとなりました。 ご多忙のこととは存じ ますが、お誘い合わせの上、お気軽にお立ち寄りいただけますようご案内申し上げます。
謹白

日 時: 平成26年9月10日(水) 19:15~21:15
会 場: 川越東武ホテル 埼玉県川越市脇田町29-1 TEL:049-225-0111
一般演題(19:15~20:15) 座長:日本大学医学部内科学系統合和漢医薬学分野
医療法人山口病院 精神科部長 1

「 舌診と食養生 」
和光治療院・漢方薬局 2

「 切診を使わない薬方選択の工夫」
薬局アイアム 3

「 多汗症の漢方薬の使い分けと工夫 」
鹿島労災病院メンタルヘルス・和漢診療センター4


1奥平智之先生
2平地 治美 先生
3大野 佳織 先生
4仙田 晶子 先生

特別講演(20:15~21:15) 座長:日本大学医学部内科学系統合和漢医薬学分野
埼玉石心会病院メンタルヘルス科 副部長
竹野良平先生

「メンタルヘルスにおける漢方治療を考える~症例を通して~」 柏町内科 院長 日本東洋医学会専門医
向川 朝子 先生

*参加費:1000円 *終了後、情報交換会がございます。 *本会は、日本医師会生涯教育単位として2.0単位取得。
(CC20不眠、CC69不安、CC70気分の障害、CC83相補代替医療) *薬剤師においては、日本薬剤師研修センターの研修受講シール1枚を取得できます。
共催:埼玉県西部地区東洋医学研究会
共催;川越市医師会 入間地区医師会 狭山市医師会 埼玉県薬剤師会
川越市薬剤師会 入間市薬剤師会 さきたまオケラの会 株式会社ツムラ
後援:埼玉県医師会、所沢市医師会
お問合せ先: 埼玉第二営業所(二葉) TEL 048-647-5233 第24回埼玉県西部地区東洋医学研究会 (9/10) 参加申込書 Fax 048-647-5068
ご施設名: ご芳名 :

埼玉県西部地区東洋医学研究会組織 代表世話人 奥平 智之(川越市)
世話人
浅岡 俊之(川越市) 小川 一哉(坂戸市) 竹野 良平(狭山市) 橋本 定寛(川越市) 平林 多津司(所沢市)
磯部 秀之(埼玉医大) 佐々木 恵美子(本庄市) 寺師 良樹(入間市)
濱野 公成(朝霞市)
(世話人:五十音順)
川越東武ホテル(地図)



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第43回川越若手漢方医会の御案内(医療関係者の皆さまへ)

2014年08月19日 | 学会 勉強会 お知らせ
川越若手漢方医会でお話させていただくことになりました。
漢方を勉強している医師、薬剤師、鍼灸師であれば参加可能です。
症例をあげながら、わかりやすくお話したいと思いますので
奮ってご参加ください。



第43回川越若手漢方医会の御案内

拝啓
先生方には益々ご清祥のことと お慶び申しあげます。
漢方治療に興味をお持ちの若い先生方を中心に、日常の臨床の学術交流の場として
川越若手漢方医会を開催しております。今回は、食養生と漢方治療に精通されている
平地治美先生に特別講演を賜わることとなりました。ご多忙のことと存じますが、
お立ち寄り賜りたくよろしくお願い申しあげます。
敬具
                                 川越若手漢方医会 
日 時  平成26年9月4日 (木) 19時00分~20時30分頃 
場 所  川越東武ホテル 埼玉県川越市脇田町29-1  TEL049-225-0111


プログラム
19時00分~

演題Ⅰ『 精神科における小健中湯 ~症例を交えて~ 』
        日本大学医学部内科学系統合和漢医薬学分野 
  医療法人山口病院(川越)  精神科部長        奥平 智之 先生

演題Ⅱ『 医師が明日から簡単に使える鍼治療 ~食欲編~  』
       東北大学大学院医学系研究科婦人科学分野/漢方内科 大学院
  埼玉医科大学かわごえクリニック          金子 聡一郎先生
  埼玉医科大学東洋医学センター
  同大学総合医療センター麻酔科はり外来        菊池 友和 先生

 
19時45分~

特別講演 『食養生 と 漢方 ~漢方医学的な食事指導を考える~ 』
           和光治療院・漢方薬局    平地 治美 先生

             
連絡先:二葉貴裕080-6747-9129
共催:川越若手漢方医会  株式会社ツムラ


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西式・平床と硬枕

2014年08月06日 | その他
断食にばかり目がいってしまっておりましたが、「西式六大原則」のしょっぱなにある
「平床・硬枕」がにわかに気になってきて、実行してみよう、と思い立ちました。

「平床」とはつまり板の上に寝ることです。
とりあえず畳の部屋にシーツを敷いて寝てみることにしました。

初日は体中のいろいろな所が痛くてなかなか寝付けません。
でもいつのまにかウトウトとしてきました。

しかし、、、
朝4時に目覚めると、腰(仙骨のあたり)が痛過ぎて動けません!
なんとかもがきながら立ち上がってみました。

すると、腰の痛みは落ち着き、背中がスッキリして気持ちいい。

これは良いかも。。。
と直観しました。

でも傍らにベッドがあると決心が鈍りそうなので、処分してしまいました。
ベッドがなくなって部屋もスッキリして一石二鳥です。

そして翌日は腰の痛みは少し良くなったのですが、起きた瞬間に右の踵に
劇痛が走り、やはり起きるのに苦労しました。

でも、やはり日中の爽快感は前日同様です。

「平床は睡眠時間が短くて済むようになる」

とありましたが、確かにその通りですし、今のところ毎朝どこかが痛いので
ゴロゴロと寝ている気になれず、目覚めたら二度寝することがなくなりました。

なんとなく背中が詰まったかんじがあったのがすっかり取れたのと、普段は
腰痛はないのですが意外と腰が弱っているということがわかりました。


そして硬枕。
ふだん私は枕を使わないので、これはそうとうハードルが高かったです。

でも「朝まで使わずに途中で外してもよい」とあり、甲田先生も
「2時間半くらいやれればよい」と書いていらしたのでとりあえず買ってみました。
届きました

一番小さいSSサイズを注文

本当は薬指の長さ=枕の高さらしいので、Sくらいがよいのかも


枕がある、というだけで眠り辛いので、これは寝付くまで本を読む時間に使用する
ことにしました。
頸椎が矯正されてくれば、もう少し長い時間使えるようになるのでしょうか。

慣れるまでに半年くらいはかかる、と書いてある人もいるので、しばらく
頑張ってみようと思います。


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幕内秀夫先生講演会「じょうぶな子どもをつくる基本食」

2014年08月03日 | 養生


昨日、千葉市民会館にて開催された講演会に参加してきました。

10数年前に平成食生活塾を受講して以来、患者さんへの食事指導は基本的に幕内先生の食指導を軸に
しています。

久しぶりに見た生・幕内先生は茶髪になり以前より若返ったかんじでしたが、
主張していることは以前から一貫してブレておらず、安心しました。



子どもの食に関しては

子どもが野菜嫌いで何が悪い

この本を読んで

「無理にピーマンやゴーヤなんかの緑色のものを食べさせる必要ないんだ!」

と目から鱗でしたが、今回の講演ではその理由もわかりやすく説明してくださいました。


講演会には保育園や幼稚園の関係者が多く参加していたようで、普段は聞けない給食の話題
が多く、とても興味深い内容でした。

給食が今、大きなターニングポイントを迎えつつあるそうです。
千葉県は差が激しいけれど、幕内先生が指導に入り、素晴らしいところもでてきているそうです。

講演会では自らの著書

変な給食

もっと変な給食


を「脅迫」と仰ってましたが、この本に載ってしまった市町村はメニューを改善したそうです。
「脅しが効いた」とのこと、素晴らしいですね。

講演会で印象に残ったことのメモです。


・子どもの食事はとても簡単、難しくしているのは大人
・ごはんと水をしっかりとっていれば問題ない
・給食は学校によって雲泥の差
・三条市に学ぶ米飯給食、牛乳廃止
・牛乳廃止は来年3月が大きな転換期

・酒、タバコ、砂糖は同列のもの(快楽を与える)
・赤ちゃんのうちから砂糖を与えられる環境である現代は危険
・中毒性があるので止められなくなる


子どもの食生活6つの提案
 (重要なもの順になっています)

① しっかり外遊びをさせましょう
 空腹は最大のごちそう

② 子どものための食事は作らない
 食べられないものもあるかもしれないけれど、それは子どもが食べる必要のないもの、
 ごはんでお腹いっぱいにしてあげれば十分
 子どもの喜ぶものを考えると、砂糖と油だらけの「お子様ランチ」に近づくだけ

③ 子どもの飲み物は水・麦茶・ほうじ茶
 カロリーのある飲み物は食事がとれなくなってしまう

④ 朝ごはんをしっかり食べさせる
 朝食は「ごはんとみそ汁」中心に

⑤ 子どものおやつは食事
 子どものおやつは4回目の食事と考える
 おにぎりやのり巻きがベスト
 うどん、そば、さつまいも、トウモロコシ、せんべいなど「穀類」「いも類」を中心に

⑥ カタカナ主食は日曜日
 ラーメン、パン、シリアル、パスタ、ピザ、ハンバーガー、焼きそば、お好み焼きな 
 ど「油型」のものは週2、3回までに

7 副食は季節の野菜・いも類・海草類を中心に
8 動物性食品は魚介類を中心にする
9 米は未精製のもの
  おすすめは5分づき米
10食品の安全性にも配慮する



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世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」 幕内秀夫

2014年08月02日 | 養生
世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」 (講談社+α新書)
クリエーター情報なし
講談社



先日、レストランでランチをした時のことです。
その男性(医師)は

「ライスはいらないです」

と、メインの魚だけを注文していました。

「糖質制限をやっているんです」

とのこと。
ところが、食後のコーヒーには砂糖をどっさり入れてました。

「だったら、普通にご飯食べればいいのに!」

と、他の人からツッコまれていました。
まったく同感。

ちなみにこの男性は血糖値が高いわけでもなく、痩せていて、なぜ糖質制限をしているのかは
不明ですが、おそらくあの高名な漢方医・E先生の影響だと思われます。


このところ、臨床の場でもこういう感じのおかしな糖質制限実行者に遭遇することが多く、
困ったなあ、と感じていたところでした。

ところがなかなかブームが去る気配がなく、危険を感じているところにタイムリーに出版してくださいました。
さすが幕内先生。

特にこの本の中での「女性と子供はやってはいけない」という指摘はまさに
その通りだと思います。
まだ糖質制限をしている“子供”には遭遇したことはありませんが、女性は
とても多いのです。

そしてご指摘の通り、リバウンドで甘いものに走っているのですが、なぜか頑なに「米」
だけは食べないという悪習慣はしっかり身に付いてしまっています。

その結果、私の臨床上の経験では、特に皮膚疾患、婦人科系の疾患は悪化していることが多い
ように感じています。
たいてい便秘する傾向にあるので、オ血が悪化するのでしょう。

また、この本は糖質制限の危険性を指摘するだけでなく、これまでの食事法のブームの
変遷の歴史についてもわかりやすく書かれており、とても勉強になります。

糖質制限食は基本的には一部の糖尿病の人のための食事法であり、そうでない人が長く
続けるものではありません。
提唱者に男性医師が多く説得力がある糖質制限ですが、正しい知識を持って
人体実験の被験者にならないよう気を付けてほしいと願います。


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