この写真は7~8年前、先生のご自宅で皇漢医学を勉強した帰りのものです。
1~2ケ月に1回、5年くらい通わせていただいたでしょうか。
帰りに駅まで送ってくださる途中、
「あなたと写真を撮ったことがなかったね!よし、記念に一枚撮ろう!」
すみません、今日、デジカメ持ってないです。。。
と言いかけたのですが先生はスッと写真館の前で立ち止まり
「よし、ここだ!」
とおっしゃるではありませんか。
「先生、すみません。今日写真を撮るとは思わなかったのでお化粧もしてないし
こんな普段着ですけどいいんでしょうか。。」
「それでいいの、それがいいの!」
写真館で写真を撮るなんて何年ぶりだったでしょうか。
「お孫さんですか?今日は何かの記念日で?」
と、普段着の私達に不思議そうな顔の写真館のおじさんに
「そうね、勉強記念日よ!ハハハ」
と先生。
こんな先生とだったから、漢方を楽しく勉強し続けられたのだなあとしみじみと感じます。
数年前に体調を崩されてから三考塾の回数は減りましたが、寺師先生も傷寒論の講義を
担当してくださっていました。
心の支えとなっていた三考塾が今年一旦終了となるのはとても淋しく感じます。
しかし先生の年齢や体調のことを思えば、今まで開催してくださったことに感謝して
これからは自分の足で歩いていかなくてはならないのかもしれません。
突然の閉塾に体調がお悪いのでは?と心配になり先日久しぶりに訪問したところ、
相変わらずお元気で安心しました。
今は執筆活動に専念していらっしゃり
「これを書き終わる98才までは生きたい!」
とのこと。
寺師先生からネガティブな言葉や愚痴を聞いたことは未だ嘗て一度もありません。
塾はひとまず終了ですが、漢方の心を伝えるということにおいて寺師先生の右に出る人は
居ないと思います。
先生にはまだまだ活躍していただかねばならないですね。
![にほんブログ村 健康ブログ 漢方へ](http://health.blogmura.com/kanpou/img/kanpou88_31.gif)
↑ このマークを1日1クリックをお願いします