この曲はユーミンが23歳のときに、夫婦デュオのヒデとロザンナさんに提供した楽曲。
ただ提供は歌詞のみで、作曲は歌唱本人の出門英さん。




ヒデとロザンナ 追想(1977年)
作詞:荒井由実 作曲:出門英
借りたままの本に
細いしおりはさみ
悲しいまでの愛
音を立てて閉じた
遠い別れみちの
出会う場所に立って
言いのこした言葉
今もさがすけれど むなしい アー
大事なだれか
失った時
人は嘆きより
怒り覚えるもの
だから追わないで
つばさの傷がやがて
いえるまで
かりそめにやすらぐ 今
水にうかぶ影は
揺れて消えていった
坂をおりる人を
尾根は人をつつみこんで
たたずむ アー
すぎた月日が
美しいのは
それがもう二度と
姿かえないから
だから追わないで
つばさの傷がやがていえるまで
かりそめに ほほえむ 今
だから追わないで
つばさの傷がやがていえるまで
かりそめに ほほえむ 今
かりそめに ほほえむ 今
『すぎた月日が美しいのは それがもう二度と姿かえないから』
これがユーミンならではの表現。
心に痛いほど沁みる歌詞。
自分は素人だけど、出門英さんの作曲が、この歌詞にピッタリの曲だと思う。
本音は、ユーミンの作曲でも聴いてみたい。
ちなみに、このレコードのB面「心を許して」の歌詞もユーミン。
歌詞を探したけれど、見つからなかった。
しかしこの【追想】、ユーミンが23歳のときに作詞したなんて、天才の域を越えてるんじゃないの。
ハル★
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