ちょっと甘く考えていたナー。
たぶん白内障なんだろう、と高を括っていた。
眼底検査。
瞳孔を開く目薬をさして、眼底、特に黄斑部を詳細に観察。
蛍光眼底撮影。
蛍光色素を腕の静脈に注射し、写真を撮影する検査。この検査では新生血管の有無や、形、位置を調べ、さらに色素が血管から漏れる様子を調べることにより新生血管の活動性を評価。
診断結果は『カレーセーオーハンヘンセーです。』
ナンノコッチャ。
正確には、加齢性黄斑変性。
加齢黄斑変性とは。
年齢を重ねるとともに網膜色素上皮の下に老廃物が蓄積。それにより直接あるいは間接的に黄斑部が障害され視力が低下する病気。
放置すると進行して、視力の回復が不能になってしまう厄介な病気。
男性に多く、近年、高齢化社会になるにつれ、その増加が問題になってきている。
ルセンティス療法。
ルセンティスという薬剤を直接眼内に注入して、新生血管に作用してこれを退縮させ病変を改善させる注射薬の治療。
導入期では月1回ルセンティスを白眼の部分から眼の中心の硝子体という場所に向けて注射。これを3 ヵ月間繰り返す。その後の維持期は、眼の診察や検査で症状をみながら、必要に応じて注射。
この注射、なんと一回六万円。
ルセンティスは網膜の状態を改善し、 視力を改善することが期待できる治療法 。
はー、なんかユウウツ。
でも視力が低下しちゃって運転できなくなっちゃうと、タケシ父ちゃんとのドライブもできなくなるしね。
ハル★