《 幸わせな 幼少期 》
女学校時代
本名「金子テル」26歳・・・金子みすずの故郷、山口県大津郡仙崎 今の長門市仙崎で育つ 仙崎は古くから栄えた漁師町です 日本海に小さく突き出た美しい青海島 島から見るとまるで海に浮ぶ竜宮のようにかわいい町
山口県/仙崎の町
小学校・女学校・・・級長に選ばれる賢くてみなに好かれる優しい子供でした この町で楽しい少女時代を過ごします みすずは青海島の王子山(おうじやま)から見る仙崎の町が大好きでした 父は幼くして仕事先の韓国で没 母は仕事・家事に追われる毎日になりました その上弟が子無の伯父の家に養子に入り最愛の弟との関係も閉ざされる 淋しい幼少期を過ごす環境でした
幸わせな幼少期~成人期・・・を経て、結婚生活は精神的に不安定な上、夫に従属し自立し自律した生活は禁止されます 才能を開花することは不可能になりました 今の時代を生きていたらどんな華でも咲かせたことでしょう
みすずが今の人なら・・・母として最愛のわが子を守るために命を閉じることはなかったでしょう 今は母親にも父親と同じ親の権利が認められているからです みすずの病気は今では治るものです 母と子で新しい生活を歩んで行った筈でした
みすず生家跡
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金子みすず文学館
生家跡に開館
2003.4.11
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