読書 《下町ロケット》

2014-06-03 13:17:37 | 読書/人生を考える

《 池井戸潤 著

下町ロケット

小学館文庫

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面白い...一気に読んだ

ストーリー

下町ロケットは.....池井戸潤による小説 小学館刊「週刊ポスト」に2008年4月18日号から2009年5月22日号まで連載され、加筆  訂正の後、2010年11月24日に単行本が、2013年12月21日に文庫本が小学館より刊行された 2011年上期「直木賞受賞作」

 

佃航平.....かつて、宇宙ロケットの開発を担当していた佃航平は、ロケット打ち上げ失敗の責任から宇宙科学開発機構を辞め、今は下町の小さな町工場「つくだ製作」」を経営していた ある日、佃のもとに一通の訴状が届く 相手は容赦ない法廷戦略を駆使し中小の町工場を叩き潰すナカシマ精機だ つくだ製作所は主力製品が特許侵害で訴えられたことで次々と受注がなくなり、会社存亡の危機に立たされる

 

一方、日本を代表する大企業...帝国重工では純国産ロケットの打ち上げプロジェクト「スターダスト計画」が記者発表されていた 順調に計画が進む中、プロジェクトの責任者...財前道生のもとに衝撃的な報告が入る 帝国重工が総力をあげて開発したエンジン部品の特許技術が、既につくだ製作所の特許として登録されていたのだ その部品がなければロケットは飛ばない 窮地に立たされた財前は佃に、その特許を20億円で譲ってほしいと申し出るのだが.....

 

下町ロケット.....面白~い、めちゃくちゃ面白い 心が震えるような作品に出会った 夢を諦めきれない男が、現実的な社員や娘や大企業と闘いながら自分の意志を貫き通していく 大人向けの小説だけど、ロケットや宇宙好きの子供にも十分楽しめる 金融庁調査みたいなシーンも出てきてドキドキした

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第145回

直木賞受賞作品

3巻...一日で読む

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