赤毛のアンに学ぶ③/ 幸福になる方法

2014-09-26 08:04:28 | 読書/人生を考える

 《 赤毛のアンに学ぶ 

講談社文庫

幸福になる方法

 

茂木健一郎 著

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茂木健一郎の 解釈 

人間とは

幸わせとは何か?

赤毛のアン.....大事なことは深い人間洞察に基づいた作品だということ 日本の読者は表層的な部分を好みます 

 

日本人と/キリスト教.....「赤毛のアン」の中心を貫くキリスト教的ヒューマニズム 日本では理解されないから「赤毛のアン」が表層的にしか受け入れない根本的原因です  作品の持つ深い思想が見えてこない

 

欧米社会では.....キリスト教に裏打ちされた人生観があります キリスト教の思想の根本にある「愛の原理」「神の意志」を受け入れるといったところに、共通の思想があると思います

 

キリスト教と開拓者精神.....「アン」に登場するプリンス・エドワード島(カナダ)の住民達も、かってはイギリスやフランスからの移民です 新大陸での生活を切り開いてきた「運命を受け入れ」、という思想は「キリスト教」と「開拓者精神」からきている

赤毛のアン

幸福になる方法がいっぱい

 

皇居・竹橋/ 平川門入場  

 

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「茂木健一郎」が読み解く

脳科学者の解釈

アン大人の世界に着地.....する前の青春時代を描いています 西洋的なスタイルへの憧れ...プリンス・エドワード島の美しい自然...美味しいケーキやお茶のセット...といった表層的な部分が日本人には好まれます 実は「赤毛のアン」にはもっと深い思想が隠されています 「児童文学」ではなく「大人の文学」なのです

 

いかに「真摯な自分」を貫くか.....偶然の出会いをどのように生かすか 世界観を変えるような出来事を受け入れ、自分自身を変えるためにどうすれば良いか 個性をいかにして育み尊重するか 欠点だらけの自分の人生を愛するためには、何をすれば良いのか 「幸福になる方法」がぎっしり詰まっています  

赤毛のアンは実は大人の文学

  人生の洞察力 深い思想が潜む 

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 赤毛のアンに学ぶ 

幸福になる方法 

村岡花子/翻訳

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