ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『太陽にほえろ!』1981~1982

2018-11-25 00:00:32 | 刑事ドラマ HISTORY









 
#476 ラガー刑事登場!

ラガー刑事こと竹本淳二=渡辺 徹さん(上画像の超スマートな姿を見よ!w )の登場も、『太陽にほえろ!』の新時代を象徴してたように思います。

とにかく「若い! 子供っぽい!」っていうのが第一印象でしたけど、当時20歳になったばかりって事で、番組スタート時のショーケンさんとそんなに変わんない年齢なんですよね。あの頃の高橋惠子さんより歳上なんです。

でも10年を経て、若者の外見も内面も子供っぽくなって来た。だから徹さんも、現在の20歳の連中と比べればずっと大人っぽいんですけどね。

あと、私自身がもう16か17歳になってましたから、20歳の徹さんは憧れのヒーローというより、もっと身近に感じる分だけ嫉妬みたいな感情も沸いて来ちゃう。

実際、我々と同じく徹さんも『太陽』ごっこをして少年期を過ごされたそうで、事前のテスト出演でゴリさんと共演した時は「うわっ、ゴリさんが目の前にいる!」って、随分と舞い上がったんだそうです。

だから、これまでの新人刑事と違って「こっち側から向こう側に行けた人」って感じで、そりゃもう死ぬほど羨ましかったです。

そんなに若い人をキャスティングした理由の第一は、番組も10年目に入ってレギュラーキャストの平均年齢が高くなっちゃったので(最年少が沖雅也さん! ボンやロッキー、スニーカーよりも若かったんですね)、まずは若返りを図ること。

第二の理由は、新人刑事の成長を描く『太陽』の原点に立ち戻ること。初期はマカロニ(萩原健一)やジーパン(松田優作)があくまで主役でしたから、ラガーも同様に主演エピソードが連作されてました。

そして第三の理由は、若い男性アイドル(今で言うジャニーズ系)のブームに対応したって事ですね。かつては先頭に立って時代を引っ張ってた『太陽』が、今度は追いかける側に回っちゃった。

でも、そうやって時代の変化に対応し、カラーを変えて行ける柔軟さこそが『太陽』最大の武器とも言えるんじゃないでしょうか?

それまでは新人刑事を他の番組に出さない事をポリシーにしてたけど、ラガーだけは意図的にCMでアイドル(小泉今日子さん)と共演させ、早々に歌手デビューもさせて猛烈にプッシュ、思惑通りにアイドルとしてブレイクさせちゃった手腕は本当に凄いと思います。

もちろん、それも渡辺徹という逸材あればこそで、新しいスターを次々に見いだす岡田Pの選択眼と、発掘に至るまでの絶え間ない努力と情熱に脱帽あるのみです。

このラガー人気が決定打となり、『太陽』は第二の黄金期を迎える事になります。テーマ音楽も大量に新録され、ドラマの雰囲気そのものも若返りました。

なお、渡辺徹さんは皆さんご存知かと思いますが、底抜けに明るい性格でありつつ気配り上手な方でもあるので、現場のムードメーカーとして貴重な存在になると同時に、体型が劇的に変化して行く事になりますw


#479 怒りのラガー

ラガーの父親は殉職した刑事で、かつて長さん(下川辰平)の同僚だったという設定。だから幼い頃から長さんに可愛がられて、今でも「淳坊」なんて呼ばれてたりします。

長さんから見れば息子……を通り越して孫みたいな存在で、山さん(露口 茂)もゴリさん(竜 雷太)も今回ばかりは対応が甘かったw 新人刑事の通過儀礼だったゴリパンチも、ラガーは浴びずに済んでますからね。

その代わりに(?)この回、長さんがラガーに刑事魂を叩き込みます。父親代わりの長さんが自分をかばって撃たれた事にうろたえ、狂ったように暴走するラガーを「チームワークを無視するような奴は、刑事なんか辞めてしまえ!」と一喝します。

ゴリさん式の熱血指導も、この頃になると時代錯誤みたいに言われかねない風潮があったかも知れません。受験戦争や教師の体罰が社会問題となり、ゆとり教育の時代に入ろうという時期だったように思います。


#482 ラッサ熱

感染患者の死亡率が80%という恐怖の伝染病「ラッサ熱」が成田に上陸し、隔離すべき帰国者の中に犯罪者がいたからさぁ大変! 逃走した犯人は自分が感染患者である事を利用し、全国民を人質にして警察を脅迫します。

感染の恐怖と闘いながら決死の捜査を行うラガーが、犯人と一緒に乗った車を鉄骨に激突させる捨て身の逮捕劇。非常に見応えがありました。


#486 赤い財布

8万5千円の現金が入った財布という、遺失物を巡るトラブルを扱った異色作。持ち主を名乗る2人の市民=平凡な主婦とエリート大学生には、それぞれ意外な裏の顔があり、ラガーが振り回される事になります。

『太陽』ファンの一般女性=亜槍文代さんの投稿脚本が採用された作品で、地味だけど主婦ならではの視点が新鮮で面白かったです。

同じラガー編でも『怒りのラガー』や『ラッサ熱』とはトーンもスケールもまるで違ってて、なのに決して違和感は無い。この振り幅の大きさ、懐の深さこそが『太陽』の真骨頂と言えるんじゃないでしょうか?

亜槍さんはこの後も、日常的な出来事を扱ったユニークな作品をいくつも『太陽』に提供される事になります。


#489 帰って来たボス―クリスマスプレゼント―

そしてクリスマスに放映されたこの回、いよいよ我らがボス=石原裕次郎さんが、自社製作の『西部警察』を差し置いて、先に『太陽にほえろ!』で奇跡の(実に7ヵ月ぶりの)復活を遂げられます。

「お前ら、それでも刑事か!」の決め台詞で登場するボス。それを見た一係メンバー達のリアクションがまた凄いんですよね。あまりに感無量すぎてみんな絶句しちゃうというw 長期出張してた上司が戻って来ただけなのにw

劇中のボスは大病と闘ってた設定じゃないけど、現実とドラマが完全に一体化しちゃってるんですよね。当時はそれを観て、正直ちょっと笑けたんだけどw、今観ると色んな想いが去来して泣いちゃいます。

この回、裕次郎さんの日活仲間・宍戸 錠さんと長門裕之さん、そしてスニーカーの山下真司さんが、飛び入り参加みたいな感じでゲスト出演されてます。普段なら脇役専門の俳優さんがやるような小さい役を、大スターの宍戸さんや長門さんが演じておられるのが不思議な作品でもありました。


☆1982年

#490 われらがボス

銀行強盗一味の1人(深水三章)が交通違反で七曲署に連行され、巡査の拳銃を奪って捜査第一係室に立てこもり、警察の眼を自分に集中させる事で仲間の強盗計画を手助けするという、ちょっと強引な展開の新年第1弾。

大病から生還されたばかりの裕次郎さんに負担を掛けないよう、ボスが人質にされる事で、ずっと一係室にいながら犯人と対決出来るストーリーが組まれたワケですね。


#491 ドックのうわごと

犯人との銃撃戦で、危うく通りがかりの子供を巻き込みそうになったドック(神田正輝)が、刑事という職業に疑問を抱きます。

そんなドックに自分の背中を見せる事で自信を取り戻させるのが、これまでずっと若手を引っ張って来たリーダー=ゴリさんなんですよね。

やがてはドックがその役割を引き継ぐ事になりますから、今思えばこのエピソード辺りから、意識的に新旧バトンタッチが描かれてたのかも知れません。

尚、この回からドックの医学部時代の同級生である外科医・白石良子(岡まゆみ)がセミレギュラーとして登場します。

明るくサバサバしたキャラクターで、ドックとお似合いのカップルになりそうだったのに、お互い多忙な上、人の生命を預かるシビアなプロどうしって事で、最後まで色っぽいムードにはなりませんでした。


#493 スコッチよ静かに眠れ

実は裕次郎さんだけではなく、沖 雅也さんも番組を休まれていたのです。ノイローゼ説も流れてましたが、詳しい事情は私もよく知りません。

ただ、欠場前のスコッチを今あらためて観ると、明らかに疲れた表情をされてるんですよね。心身共に調子が悪かったのでしょう。で、そのままフェードアウトするワケにも行かず、ちゃんとケジメをつけるべく殉職する事に……

かつて撃たれた古傷が悪化して入院中だったスコッチが、捜査のため無理を押して病院を抜け出し、犯人逮捕の直後に吐血して倒れちゃう。

スコッチが口の周りを血で真っ赤にして倒れる場面と、病院のベッドで息絶える場面の芝居があまりに迫真すぎて、観ればトラウマになっちゃうかも? それだけ、沖雅也っていう俳優の演技力はずば抜けてたんです。

その翌年、沖さんは投身自殺しちゃいます。それをTVニュースで知った時の衝撃は、一生忘れられないですね。裕次郎さんや優作さんの訃報以上に、私にとって沖さんの自殺はショックでした。


#494 ジプシー刑事登場!

スコッチの後釜として、かつての沖さんと同じくテレ朝の時代劇『必殺』シリーズで頭角を表した三田村邦彦さんが急遽、原昌之=ジプシー刑事として加入される事になりました。

当時の三田村さん人気もかなりのもんで、それまで『太陽』に見向きもしなかったクラスの女子たちが、ジプシー目当てで『太陽』を観始めるという現象が、私の身の周りでも起こってました。

で、三田村・渡辺・神田の頭1文字を取って「ミワカントリオ」なんて呼ばれて、アイドル雑誌を賑わせたんですよね。この現象が、男性視聴者の一部をゲンナリさせちゃった。

私も正直、ちょっとイヤでしたね。それで番組人気が盛り上がるのは大歓迎だけど、『太陽』がどんどん女の子向けの内容になりはしないか?って、不安でした。

私がそう思ったのは、ジプシーがスコッチをも凌ぐクールさとハードさを兼ね備えた、孤高の一匹狼として登場したにも関わらず、1カ月も経たない内からチームに馴染み、みるみるソフトなキャラクターに変貌しちゃったからです。

私はスコッチの初期みたいな、一係の混乱と対立、非情な捜査やハードなアクションがまた観られると期待してただけに、あっという間に軟化しちゃったジプシーにはガッカリしました。

キャラクター変更の理由については諸説あるんだけど、やっぱり「女性視聴者の嗜好に寄り添った」ってのが真相なんだろうと私は思ってます。

そこへ持ってきての「ミワカントリオ」ですからねw 『太陽』は新規の女性ファンだけを相手にして、私みたいな男子や古くからのファンは切り捨てようとしてるんじゃないか?って、当時は疑心暗鬼に陥ったワケです。

もう少し後になると、それが誤解だった事が分かるんだけど、この時期はいよいよ「潮時かな?」って、つまり『太陽』ファンを辞める時が来たのかなって、私は本気で思ってました。

今になって観直すと、ソフトなキャラクターの方が三田村さんの個性に合ってるし、スコッチと同じ事をまた繰り返しても仕方なかったワケで、素直に受け入れられます。むしろ「最初からソフトなキャラで行っときゃ良かったのに」って思う位でw

ちなみに「ジプシー」ってあだ名は、あちこちの署で厄介払いされ、勤務先を転々とした末に七曲署へと流れ着いた経緯から。実在の民族を指した呼称で、現在は放送禁止用語になってると聞いた事があるんだけど、真偽は定かじゃありません。


#496 ジプシーとラガー

簡単に言えば、性善説に基づくラガーと性悪説に基づくジプシーが、正反対の推理をして激しく対立……するのかと思いきや、ジプシーは「推理の筋道が2つあるに過ぎない」とか「キミは自分の考え方を最後まで貫け」みたいなこと言って、あくまで優等生な対応なんですよね。

登場から3話目にして、早くも「クールでハードな」「孤高の一匹狼」のイメージが崩れ始めて、当時の私は「ん?」「あれ?」「何それ?」って、戸惑うばかりでした。

そもそも、新登場のキャラクターにしては最初から出番が少なくて、この回もダブル主演と言うよりはラガー編にジプシーが助演で参加してるような印象でした。

それは単純に三田村さんが、京都で撮ってる『必殺仕事人』と掛け持ち出演してるからなんだけど、1人でどこかで捜査して要所要所で結果を報告しに来るだけ……みたいな、異質の浮いた存在感がとてもユニークで、性格も見る度に変わってるしw、今となってはジプシーって面白かったよなあって思います。


#500 不屈の男たち

殺し屋に生命を狙われる国際的ピアニスト(北村総一朗)を、捨て身の覚悟で守り抜く七曲署捜査一係のチームワークを描いた500回記念作品。この回に至ってはジプシーも皆と一丸となって職務を遂行し、協調性の良さを発揮してくれてますw

しかも私にとって衝撃だったのが、事件解決後のラストシーンですよ。皆で音楽談議になって、好きな音楽家は誰なのか尋ねられたジプシーが、さてどんな受け答えをしたか?

なんと彼は、涼しい顔で「松田聖子ちゃん」って言った直後、ニコッと笑ったんですよ! それを見た当時の私が、どんだけ失望し絶望した事か!w

もちろんジプシー流の冗談なワケで、涼しい顔でそんなこと言うだけなら別に良かったんです。質問にマトモには答えないニヒリズムと解釈出来なくもない。ただ、その後の、女性ファンにアピールするような「ニコッ」が余計だった!w

これがもし、聖子ちゃんと神田さんが結婚した後のエピソードだったなら、なかなかデンジャラスな冗談として笑えるんだけど、それはもっと後の話になります。


#502 癖

ドックとロッキー(木之元 亮)の名を語る結婚詐欺師が出没し、我が身の潔白を証明すべく2人が捜査に乗り出し、犯人(阿藤 快)の日常的な癖をヒントに真相を暴いていきます。

生真面目で朴訥キャラのロッキーは、かつて軽快でツッコミ上手な先輩=ボン(宮内 淳)と絶妙なコンビネーションで、我々を大いに楽しませてくれました。

ドックとの組み合わせは、あの名コンビの再来を予感させる相性の良さで、軽妙な掛け合いが実に楽しいエピソードとなりました。このコンビを主役にしたエピソードを、私としてはもっと観たかったです。


#505 ジプシーの涙

ジプシーの不遇だった少年時代のエピソードが語られ、弱者に対して人一倍共感する、彼の奥深い優しさも描かれました。

登場時のニヒルな一匹狼ぶりは、そんなある意味弱い自分をカモフラージュする為の、彼一世一代の大芝居だった!……と、解釈するしかしょうがないですねw


#508 ドックと天使

後に『あぶない刑事』『あいつがトラブル』などアクション活劇調のドラマで欠かせない存在となる脚本家・大川俊道さんのプロデビュー作です。この方もまた、投稿脚本が採用された形の登板でした。

多彩なアクション描写もさる事ながら、天真爛漫な少女に刑事達が振り回されたり、実はその少女には小悪魔的な裏の顔があって……みたいな、大川作品ならではのエッセンスが凝縮されてるデビュー作かと思います。

クライマックスではドック=神田さんが水上スキーの腕前を披露、「そのまま服を濡らさずに犯人に飛びつけ!」という監督さんのムチャ振りに泣く泣く応えておられますw


#515 生いたち

今回もジプシーの過去を盛り込んだエピソードで、彼に対して勝手にライバル心を抱いてた同級生(剛たつひと)が今、強盗犯として再び勝負を挑んで来ます。

数少ない(ゆえにどれも印象深い)ジプシー編の中でも屈指のアクション編で、犯人の指示に従って街中を全力で走り回る、実にアクティブなジプシー刑事が堪能出来ます。

だけどジプシーって、かつて左胸に被弾したものの右胸心(心臓が右にある特殊な身体)だった為に奇跡的に助かり、その手術で片方の肺を失ったもんだから、激しい運動は出来ない筈なんですよねw

だから彼は、残りの人生はもはやオマケだと思ってる。そのせいでニヒルな一匹狼となって無茶な事ばっかしちゃうっていう最初の設定が、これでほぼ無かった事にされちゃいましたw

他のキャラクター達も、番組の長い歴史の中で性格や容姿が変化してはいるんだけど、ジプシーほど短期間で、まるで別人みたいに変貌しちゃった例は空前絶後です。

当時はそれで戸惑ったし腹も立ったけど、逆に今となってはそんなジプシーの変貌ぶりこそが、この時期の『太陽』最大の見所じゃないかと私は思ってますw


#519 岩城刑事、ロッキーにて殉職

番組の10周年を記念するカナダロケ作品にて、てっきり最終回まで残られるものと思ってた2人のキャストが、同時に降板される事になりました。

ロッキーは令子(長谷直美)と結婚して双子の赤ちゃんまで生まれましたから、まさか死ぬとは思ってませんでした。でも丸5年活躍した人ですから、降板するとなるとやっぱり、殉職という花道を用意せざるを得なかったのでしょう。

木之元亮さんは死に方の希望を尋ねられて、半ば冗談で「ロッキー山脈で死ねたら本望です」って仰ったらしく、まさか実現するとは思ってなかったそうです。何でも言ってみるもんですねw

新米時代は物足りなさを感じたロッキーですが、中堅のポジションになってからは「若い長さん」みたいな感じでw、曲者たちの間を取り持つスタンダードな刑事として、無くてはならない存在になってました。

殉職は悲しいけど、ロッキー山脈の雄大な風景をバックに花道を飾れたロッキーは、きっと幸せだった事と思います。オーストラリアロケといい、『太陽』はなぜか大自然がよく似合います。


#520 野崎刑事、カナダにて最後の激走

そしてカナダにおける捜査でロッキーを死なせてしまった責任を取って、ベテランの長さんも七曲署を去る事になりました。警察学校の教職に就くとの事ですから、退職ではなく転勤になるんでしょうか。

長さんは何と言っても10年選手ですから、番組スタート時から共に闘って来た山さんと別れの挨拶を交わす場面に、それをずっと見守って来たファンは全員、滝の涙を流した事と思います。

いやーしかし、メンバーチェンジが無ければ無いで「マンネリ」を口にする私ですが、同じ年にスコッチ、ロッキー、長さんと3人もいなくなっちゃうのは寂しいし、ますます「古いファンは切り捨てるつもりか?」ってな疑念も沸いて来ちゃいます。

ところが… これで終わらないんですよね! まさに「駄目押し」とも言える、更なる人事の発表があったんです。それを聞いて私は本当に耳を疑ったし、いよいよ本気で『太陽』ファンを卒業する覚悟を決めましたから。

東海圏で放送されたのが、カナダ編の前だったか後だったか憶えてないんだけど、『太陽にほえろ!10周年記念・ファンの集い』っていう、けっこう大規模なイベントの模様がテレビ放映されたんです。

田舎もんの私はそんなイベントがあった事すら知らず、渋谷公会堂に集まったファン達が妬ましかったですよホントに。なにしろボスを筆頭に、マカロニとジーパンとシンコを除く七曲署歴代の全刑事が一堂に会した、メチャクチャ豪華なイベントだったんです。(しかも確か入場無料でした)

で、そこで発表され紹介されたのが、ロッキーと長さんの抜けた穴を埋めるべく登場する、ボギー刑事=世良公則さん。これはまぁ、既に新聞か雑誌で私も知ってた人事です。

世良さんと言えばロックバンド「ツイスト」で一世を風靡された方ですから、私は「またアイドル路線かよ」って、その時点では思ってました。それがまた誤解だったりするんですけど。

で、そのイベントの録画中継が終わった直後ですよ。追加映像で、とんでもない事が発表されたんです。ファンにとってはまさに、メガトン級の爆弾でしたね。私はそれを観て、「よかった! これでやっとファンを卒業出来る」ってw

さて、その発表とは!? (つづく)
 

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『警視庁殺人課』#11 | トップ | 『太陽にほえろ!』とMGCパイ... »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あや)
2022-12-02 13:51:27
今日のニュースで渡辺徹さんが亡くなったことを知りました。いまでもラガー刑事登場の日のことを覚えています。闘病中で最近お姿を見なかったけど、体調が思わしくなかったんですね。日曜日の某番組で石原良純さんが出ていて元気な様子を見ていたので、同年代の徹さんが亡くなったのは悲しい。あの世でボスや長さんと再会できたかな。ご冥福をお祈りします。
返信する
Unknown (harrison2018)
2022-12-03 00:19:20
さきほど記事にしてアップしましたが、本当に驚きました。『太陽〜』レビュー、もうちょっとでラガー登場ってところまで来てたのに……

良純さんの番組、山崎育三郎が司会のやつですよね? 私も観ました。良純さんの良さがよく出てましたね。マイコン刑事はほんと人気なかったけどw

『太陽〜』DVDの映像特典でドック、マミー、マイコンの座談会がありましたが、ラガーとの掛け合いもまた観たかったです。合掌。
返信する
Unknown (あや)
2022-12-03 07:45:54
今週発売の週刊文春の阿川佐和子さんの連載に良純さんと弟さんがゲストとして対談してました。

お父様の石原慎太郎氏が亡くなった後に良純さんがお父様についてとても厳しい親だったことを語ってましたが、お父様に大事にされてたからこそ芸能界で活躍できたのでは。頑固でも親は子どもを思うもの。太陽メンバーの活躍をいつも楽しみにしています。
返信する

コメントを投稿