歯医者さんに行ったら「経年劣化で歯にヒビが入ってます」と言われ、メガネ屋さんに行ったら「老眼と乱視がかなり進んでますね」と言われました。
さて、もはや年に一度だけの行事となりつつある『太陽にほえろ!』レビュー。なにかと忙しくなってしまったせいもあるし、愛が深いだけに軽く扱えないせいもあります。
しかしこのままじゃ先に進めないので、もうちょい軽く扱うことにします。……って、過去にも何度かそんなこと書いてますが。
ともかく自分にとって重要な回だけしっかりレビューし、それ以外は画像中心の「七曲署捜査一係」シリーズ(言わばネット版“太陽にほえろ!名場面集”)でサラッとご紹介し、どんどん先へ進めたいと思ってます。


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1982年4月に放映された#502『癖』はドック(神田正輝)とロッキー(木之元 亮)の名を語った結婚詐欺師(阿藤 快)の正体を暴く地味なストーリーだけど、主役コンビの軽妙な掛け合いと児島美ゆきさんのオッパイが光る逸品。

児島さんに加えて新海百合子さん、藍とも子さん等、阿藤さんに騙される被害者たちのキャスティングがまた豪華!

殺人や強盗といった“THE刑事ドラマ”なネタには目もくれず、身近で起こりうる事件を女性ならではの視点で描く脚本家=亜槍文代さん“面目躍如”の作品でもあります。



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#503『山さんとラガー』より。ゲストは常連の辻萬長さん。やっぱりボス(石原裕次郎)と山さん(露口 茂)のツーショットがたまらん!ってことで載せたけどごめんなさい、内容はよく憶えてません。



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#504話『バイオレンス』は定期的にやってくるゴリさん(竜 雷太)のボディーアクション編で、今回の対戦相手は『ワイルド7』の小野進也さん。竜さん以上に殺陣が上手い人じゃないと盛り上がりませんから。




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これまた常連ゲストの立枝歩さんと松本留美さんを迎えた#505『ジプシーの涙』はタイトル通り、世間から孤立した姉妹の姿がジプシー(三田村邦彦)の暗い少年時代とオーバーラップする哀しいストーリーでありつつ、後の『相棒』を彷彿させる二重三重のどんでん返しも用意されたミステリーの力作。



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永島暎子&谷隼人という豪華布陣による#507『この街で――』は、アイドル街道まっしぐらのラガー(渡辺 徹)を全面フィーチャーしたハートブレイク編。


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この回は若手が全員、やけにラフな衣装でした。



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「ミワカントリオ」の活躍。

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なぜか正座する長さん(下川辰平)。




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「友 直子 in 太陽にほえろ!’82」―2。
……つづく。