ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』2023

2023-04-14 22:25:08 | 刑事ドラマ HISTORY

2023年春シーズン、テレビ朝日系列の木曜夜9時「木曜ドラマ」枠でスタートした、テレ朝&アズバーズ制作、福田靖脚本による連続ドラマ。‘20年の冬シーズンに放映された『ケイジとケンジ/所轄と地検の24時』の続編です。

ちょうど前作の放映期間中に、検事役(つまり主役の1人)だった東出昌大くんの不倫スキャンダルが出ちゃったんですよね。別に法を犯したワケじゃないから降板沙汰にはならなかったけど、さすがに続編はもう無いだろうと思ってました。

が、世間は冷たい。最初からこれは桐谷健太くん1人が主役だったかのように、シレッと再開しちゃいましたw

桐谷くんが演じるのは、神奈川県警・横浜みなとみらい警察署の捜査課強行犯係に勤務する、元は高校の体育教師だった熱血刑事=仲井戸豪太。



その豪太と同居する妹が、横浜地方検察庁みなと支部で立会事務官を務める、仲井戸みなみ(比嘉愛未)。



今回、みなみのサポートを受けることになる新任検事=二階堂俊介(北村有起哉)が彼女に一目惚れし、前作の真島検事(東出くん)とまったく同じ轍を踏んでるのが笑えますw



そしてアメリカでの研修を終え、警部補に昇進して強行犯係にリターンした若手刑事=目黒元気(磯村勇斗)が、今回は豪太のバディとなって活躍。



前作の毛利ひかる(今田美桜)に代わってチームの花となる女性刑事は、原口奈々美(岡崎紗絵)と岸本 凛(長井 短)。



チームをまとめる上司はノンキャリア組の江戸係長(古田新太)。



江戸係長とは対照的に若くしてエリート街道を歩んでる、牛島署長(伊藤淳史)。



横浜地方検察庁のみなと支部長に昇進した、持丸検事(峯村リエ)。



元「ミス東大」の美人だけど、野心がありすぎて婚期を逃しそうなエリート検事=矢部律子(中村アン)。



律子の助手だけど新婚ホヤホヤの立会事務官=三崎 遥(久住小春)。



そして「時々」登場する横浜地方裁判所みなと支部のクールビューティー判事=諸星美沙子(吉瀬美智子)は、なにやら二階堂検事と因縁がある様子。



幕間のほっこりタイムは前作に続いて飲食店「OKAZU-YA」の女主人=宮沢かほり(奥貫 薫)と看板娘のジュン(ぎぃ子)が担当します。



ちょっと登場人物が多すぎて視点が定まらないきらいもあるけど、所轄と地検に今回は裁判所も加え、それぞれの立場から多角的に事件を描くのがコンセプトでしょうから、そこは我々視聴者の読解力が試されるところ。

事件発生(いつも必ず湯江タカユキさん扮する交番巡査が発見するw)から捜査が始まり、犯人を割り出して確保→取調べ→自白で通常の刑事物は終わるけど、さらに送検→起訴→令状→裁判へと続く過程にも様々なドラマがある。その全てを見せちゃおうってワケだから、そりゃ「ながら見」だとついて行けないかも?

ユーモアも随所に仕込まれてるし、これは昨今の刑事物にしては珍しく、ちゃんと腰を据えて観てこそ楽しめる番組と言えそうです。

女優陣が華やかなのも良いですよね。特に、イイ味出してる強行犯係の女性刑事コンビに要注目!



そんなワケでセクシーショットは、比嘉愛未さん、岡崎紗絵さん、久住小春さん、中村アンさんです。


 

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『風間公親/教場0』2023

2023-04-11 23:30:02 | 刑事ドラマ HISTORY

2023年春シーズン、フジテレビ系列の月曜夜9時「月9」枠でスタートした、原作=長岡弘樹、脚本=君塚良一、演出=中江功の強力タッグによる連続ドラマ。

同じスタッフによるスペシャルドラマが2020年と’21年にそれぞれ前後編で放映されており、今回描かれるのはその前日譚。

「暗い」「重い」「長い」という、私が敬遠したくなる三大要素を備えてる(ように見えた)スペシャル版は、やはり敬遠して一切観てません。

が、この連ドラ版はなにせフジの「月9」ブランドを背負ってますから、良くも悪くも客を選ばない内容になってる筈……と思って観たら案の定、冒頭いきなり登場したのがこの人ですw



木村拓哉くんとはマブダチってことで、明石家さんまさん!

ほぼカメオ出演に近いチョイ役だけど、たった三言ぐらいのセリフにジミー大西さんや村上ショージさんのギャグを盛り込むサービス精神。お陰で肩の力が抜けました。これぞフジテレビの真骨頂!



とはいえ、本筋は神奈川県警・捜査一課の刑事指導官=風間公親(木村拓哉)が「風間道場」と刑事たちから揶揄され、恐れられるスパルタ教育で新人刑事を指導、というより「振るいにかけて」不適正な者を排除していくという、どシリアスな内容。

しかもスペシャル版(つまり後日談)で風間は片眼を失ってて、なおかつ警察組織に強い恨みを持った状態で登場するらしく、今回の連ドラではそのいきさつも描かれるようで、どう考えてもさんま師匠の出る幕はもうありませんw



それはともかく、いつぞやも書いたけど、私は木村拓哉くんが刑事ドラマに出てくれるのをずっと心待ちにしてました。かつて明石家さんまさんとダブル主演した月9ドラマ『空から降る一億の星』はいちおう刑事物だったけど、さんまさんが刑事で木村くんは容疑者の役でした。

過去に刑事役のオファーは無数に来てる筈なのに一度も演ってないって事は、ご本人が主義として刑事役を敬遠してたとしか思えません。たぶん刑事物が嫌いってワケじゃなく、型にはまったジャンルにやり甲斐が見い出せなかったんでしょう。

だけど『教場』の風間公親は警察学校の教官って立場からスタートし、連ドラ版(つまり前日譚)では現役の警部補だけど指導官の立場で、決して型にはまった刑事役じゃない。

しかもパワハラ……というよりモラハラしまくりの無愛想な鬼コーチで、昨今の若い人らが「自分の上司になって欲しくないタイプ」の条件を100%満たしたチョー時代錯誤なキャラクター。だからこそ演じる価値を感じたのかも知れません。

確かに、劇中のセリフにもあった通り、こういう人が指導すればボンクラな警察官はいなくなる。今、こんな不安だらけの時代だからこそ、警察組織に限らず風間公親みたいな指導者が必要なんじゃないか?って事ですよね。

そんな「風間道場」最初の犠牲者となる、捜査一課に配属されたばかりの新人刑事=瓜原潤史に、NHKの朝ドラでブレイクしたばかりの赤楚衛二。



風間の秘書みたいなポジションの事務員=伊上幸葉に、やはりNHKの『大奥』でひと皮むけた感じの、堀田真由。



瓜原の先輩となる捜査一課刑事の谷本と尾山に、濵田崇裕と結木滉星。



初回ゲストの殺人犯第1号に、内田理央。



とってもシブい拳銃を自分で密造しちゃう殺人犯第2号に、市原隼人。



そして警察学校の校長=四方田(小日向文世)、副教官の服部(佐藤仁美)、捜査一課・調整官の眞堂(小林 薫)といったキャラクターが初回に登場しました。

ちょっと驚いたのが、初回で扱った2つの殺人事件が2件とも、最初から誰が犯人か判ってたこと。つまり『古畑任三郎』等と同じ倒叙法ミステリーなんですよね!

トリックに無理を感じる謎解き描写もあったけど、「犯人当てゲーム」で視聴者の興味を引く安易な道を捨て、あくまで指導する者とされる者の「人間ドラマ」で勝負を挑む創り手たちの姿勢に拍手! これは想像してたより面白くなりそうです。

これから登場してくるキャスト陣がまた豪華なんですよね。まずは第2話ゲストに宮澤エマ。



そして赤楚くんの次に風間のシゴキを受けるらしいシングルマザー刑事=隼田聖子に、新垣結衣。



同じく風間と組まされる新人刑事=鐘羅路子に、白石麻衣。



素行の悪さで所轄署から風間道場に飛ばされる暴力刑事=中込に、染谷将太。



のちに風間が片眼を失う事件で殉職するらしい遠野刑事に、北村匠海。



北村くんはスペシャル版にも登場済みで、ほかに工藤阿須加、濱田岳、大島優子、川口春奈、三浦翔平、林遣都、葵わかな、上白石萌歌、福原遥、岡崎紗絵、高月彩良、矢本悠馬、杉野遥亮、目黒蓮、眞栄田郷敦、三浦貴大、重岡大毅、佐久間由衣etc…と、そうそうたる若手俳優陣がスペシャル版に登場しており(観ればよかった!w)、連ドラ版にも顔を見せてくれるかも知れません。

実際、冒頭シーンでさんまさんと共演した富田望生さんも、スペシャル版で風間にシゴかれた訓練生の1人だったみたいです。

私としては今回初の刑事役であろう、白石麻衣さんに是非とも注目したいところ。なぜなら、素晴らしいセクシーショットを発表されてるからです!


 

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『大病院占拠』2023

2023-01-15 21:50:04 | 刑事ドラマ HISTORY

2023年冬シーズン、日本テレビ系列の土曜夜10時「土曜ドラマ」枠でスタートした、日テレ&AX-ON制作によるオリジナル脚本のサスペンスドラマ。

鬼の面を被った謎の武装集団によって占拠された大病院で、休職中の刑事が人質を救うため犯人に立ち向かう、ご存知『ダイ・ハード』の令和日本バージョン。と言っても『ダイ・ハード』ってもう35年前の映画なんですね! おいちょ待てよっ!?

しかし、ターゲットは我々じゃない。とにかく若い世代に「だけ」アピールしたいテレビ業界の必死さが、この武装集団のビジュアルにもよく表れてます。



もし私が若い世代なら、かえってガキっぽく感じて萎えそうだけど、何でもかんでも「ゲーム感覚」にしないとウケないっていう、創り手側の思い込みですよね。案の定、リーダー格が「さあ、鬼ごっこを始めましょう」とか言ってたし。ダサっ!😩



だから、シチュエーションは『ダイ・ハード』そっくりでも、本質は全然違うと私は見ました。

『ダイ・ハード』はそもそもアクション映画ですからね! つまり悪党どもを片っ端からぶっ殺すヒーローの話なんです。秀逸な設定と緻密な脚本が高評価を得たけど、それもこれも悪党どもに気持ちよく死んでもらう為のお膳立て。だから殺さなきゃ意味がない。極論でも何でもなく、大前提だと私は思ってます。

現在の地上波テレビでやる以上、主人公が犯人を片っ端からぶっ殺すことは有り得ない。どうせ政府か警察上層部が糸を引く「意外な真相」とか「身内に潜む裏切者」を視聴者に予想させる「謎解きゲーム」がメインになるに決まってます。

1クール引っ張るにはそういう要素も必要だろうけど、そうして引っ張った末に「はい、謎が解けました」で終わっちゃうドラマの、一体どこを楽しめばいいのか私には解らない。

言うまでもなく、暴力や殺人を肯定するつもりは全くありません。だけど人間(特に男性)の奥底にはそういう欲求が必ず潜んでる。それを疑似体験で発散させるのがアクション物の役割であり『ダイ・ハード』はその典型なんです。それを真似する以上、犯人は全員殺さなきゃいけない。主人公の手によって!



↑なのに、神奈川県警捜査一課強行犯係の警部補である主人公=武蔵三郎(櫻井 翔)は、1年前の事件で犯人を死なせちゃったトラウマにより心を病み、休職中で妻子とも別居中という設定。よりによって!w

どっかで吹っ切れて、犯人をバンバンぶっ殺してトラウマ克服!とは絶対ならんだろうから、期待しようがありません。



↑対照的に初回から超カッコ良かったのが、その別居中の妻である心臓外科医の裕子(比嘉愛未)。当然、武蔵と絆を取り戻していくドラマが縦軸になるんでしょう。



↑で、対策本部の指揮を執るのが捜査一課特殊班(SIS)の管理官で、武蔵と同期生だった和泉警視(ソニン)。

驚きました。元「EE JUMP」のボーカルで裸エプロンのPV(カレーライスの女)が話題を呼んだ、あのソニンさん! 舞台女優として活躍されてたんですね。



↑捜査支援分析センター(KSBC)の情報分析官=駿河警部補(宮本茉由)。



↑ほか、SISの相模警部補(白洲 迅)、SATの丹波管理官(平山浩行)、KSBCの志摩分析官(ぐんぴぃ)といった対策本部のメンツ。



↑そして彼らに司令を下す県警本部長=備前警視監を演じるのが、渡部篤郎さん。となると黒幕に決まってるワケだけどw、さすがに今回は裏をかいてシロかも知れません。



↑たまたま現場に居合わすジャーナリストの因幡由衣(明日海りお)。



↑たまたま居合わせたワケじゃなさそうな県知事の長門さん(筒井真理子)と、占拠された界星堂病院の播磨院長(津田寛治)。



↑そして如何にも犯人グループと繋がってそうな院長秘書=石見カナ(中村映里子)、といったレギュラーキャスト陣。

あと、覆面を被った犯人たちを誰が演じてるのか、それを当てるのもゲームの一環になってるみたいです。

そうしてあの手この手で話題作りする、努力の姿勢は買いたいんだけど、それでホントに若い連中は喜んでんのかなあ?って疑問も沸いて来ます。

話があまりにテンポ良く進みすぎて、溜めとか間がいっさい無いのもどうなん?って思う。緊張感まで無くなっちゃって、ホント全てがゲームにしか見えない。だったらYOU、片っ端から殺しちゃいなよ!って。どうせゲームなんだから!



櫻井くん、カッコよく映ってるけど初回はなんもしてませんw

そんなワケでセクシーショットは比嘉愛未さん、明日海りおさん、宮本茉由さん、そして裸エプロン時代のソニンさんです。


 

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『警視庁アウトサイダー』2023

2023-01-07 00:35:09 | 刑事ドラマ HISTORY

2023年の先陣を切って、新たな刑事ドラマが誕生しました。テレビ朝日系列の木曜夜9時「木曜ドラマ」枠でスタートした『警視庁アウトサイダー/METROPOLITAN POLICE DEPARTMENT』です。

原作は加藤実秋氏による警察小説『警視庁アウトサイダー』シリーズで、KADOKAWAが制作に名を連ねてます。



主役は警視庁 桜町中央署の刑事課に勤務する、元マルボー担当のはぐれ刑事=架川警部補(西島秀俊)と、ドス黒い裏の顔を持つ刑事課のエース=蓮見刑事(濱田 岳)。



そんなアウトサイダーな2人の上司=矢上課長(小松和重)と同僚刑事たち。



そして父親(警視庁副総監)の権力によりトントン拍子で刑事課に昇進……したけど本人は全然ヤル気がない、ヒロインの水木刑事(上白石萌歌)。ようこそ刑事ドラマの世界へ!

トボけた味がグッドなコンビ、警務課の倉間職員(野波麻帆)と米光巡査(長濱ねる)。



架川警部補とは腐れ縁らしい鑑識係の仁科警部補(優香)。仲の悪い両者の掛け合いが笑えます。



若いキャストが多い中で画面を引締めてくれる、水木刑事の父=有働副総監(片岡愛之助)と、マルボー担当の藤原警部(柳葉敏郎)。



居酒屋でバイトする地下アイドルの沙希(井本彩花)。必ずこういうポジションに売出し中のグラドルがいますよねw



そしてラスボス感をプンプン臭わせる衆議院議員の小山内(斎藤 工)と、その妻=響子(青山倫子)。



さらに福士誠治、石田ひかり、水崎綾女らも絡む豪華レギュラーキャスト陣! 初回ゲストも室井滋、飯田基祐、真壁刀義、川津明日香etc…という絢爛ぶりで、気合入ってます!



キャスティングだけじゃなく、斬新な刑事ドラマを目指す熱い心意気を私は感じました。

いつぞやの『ニッポンノワール』とか『オリバーな犬』みたいに「ただ奇をてらっただけ」の新しさじゃ困るけど、本作からは過去の刑事ドラマへの愛着とリスペクトもちゃんと伝わって来ます。



笑いのセンスもイイ!と私は思う。架川警部補のぶっきらぼうな口調とサングラスで、てっきり優作さんあたりを意識してると思いきや、実は山手中央署のやっさん(藤田まこと)を愛してやまないという、絶妙なスカしw

日テレのヒット作『デカワンコ』の主人公(多部未華子)が使うケータイの着信音は『太陽にほえろ!』メインテーマだったけど、架川警部補のは『はぐれ刑事純情派』のテーマ。なにせテレ朝の番組ですw (追記:そう言えば『はぐれ刑事〜』に西島さん出てましたね!)



ちょっと早過ぎるテンポ(早送り対策?)とか、若年層にやや媚びてる感じは好きになれないけど、若い連中が観てくれなきゃ未来が無いんだから、そこは仕方ない。

主役コンビの組み合わせは申し分ないし、そこに上白石萌歌さんも加わると来れば、こりゃもう観ないワケにいきません。



だからセクシーショットはもちろん、上白石萌歌さんと……



レギュラーの長濱ねるさん、井本彩花さん、そして初回ゲスト=川津明日香さんの、あまりに素晴らし過ぎるおっぱい&おしり対決! まったく近頃の娘たちと来たら……けしからん! ありがとう!


 

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『警視庁強行犯係 樋口顕』シリーズ

2022-12-05 16:46:16 | 刑事ドラマ HISTORY

正式タイトルは『今野敏サスペンス/警視庁強行犯係 樋口顕』で、テレビ東京が2003年から2時間スペシャル枠で12本制作&放映してきたシリーズを、’21年冬シーズンに満を持して連ドラ化した警察ドラマ。

タイトル通り今野敏さんのサスペンス小説を映像化した作品で、Season1は全6回、’22年夏のSeason2は全8回放映されてます。

1997年にもNHKが『日だまり刑事/容疑者リオの涙』のタイトルでドラマ化(全4回)しており、そのとき主人公の樋口係長を演じたのは鹿賀丈史さん。

そしてこのテレビ東京版で主役を張るのは、またアンタかいっ!?と言わなきゃ仕方がない、この人。



内藤剛志さんは『科捜研の女』シリーズの土門刑事、そして『警視庁・捜査一課長』シリーズの大岩捜査一課長と並行して、この樋口係長役も長年に渡って演じておられるワケで、まさに舘ひろしさんの後を継ぐ「全身刑事」役者!

そして他の単発ドラマで演じられた数々の刑事役(まさしく『全身刑事』ってタイトルの番組もあった)を含め、キャラクターと芝居がほとんど同じな点も舘さんを継承されてますw



↑そんな剛志さん扮する樋口係長とコンビで動くことが多いのが、ボインぼいぃぃ〜ん!な巡査長=藤本由美(片山萌美)。



↑そして菊池刑事(佐野 岳 )と中田刑事(小松利昌)を加えた4人が警視庁捜査一課/強行犯第三係一班の現メンバーとなってます。



↑樋口係長と同期の桜で、捜査二課から生活安全部少年事件課に異動したばかりの氏家警部(佐野史郎)は、’03年のスペシャル版1作目から登場し、何かと樋口をサポートしてくれる頼もしい存在。(NHK版では『相棒』の伊丹刑事=川原和久さんが演じました)



↑回想シーンで19年前のお二人も登場。若い!w



↑上の立場から樋口を支える管理官=天童警視(榎木孝明)も頼れる存在。初期は寺田農さんが演じてました。



↑鑑識課の吉崎警部補を演じるのは、京都(科捜研の女)でも剛志さんと共演されてる斉藤暁さん。ここに金田明夫さんも加われば見分けがつきませんw



↑夫が殺害された事件の真相を知るためジャーナリストになった新聞記事=遠藤貴子を演じる矢田亜希子さんは、NHK版にも別キャラで出演されてました。



↑樋口係長の妻=恵子(川上麻衣子)と、娘の照美(逢沢りな)。樋口ファミリーのホームドラマにも比重が置かれてるのが、ほかの謎解き刑事物と一味違う特長と言えそうです。

『警視庁・捜査一課長』シリーズと被る要素も多いけど、もうちょいシリアスな警察ドラマで、もうちょい本格的なミステリーでもあります。

私は『一課長』の方が断然好きだけど、変化球より直球でミステリーを楽しみたい方にはこちらがオススメ。

『一課長』を含む数々の刑事ドラマにゲスト出演されて来た片山萌美さんが、いよいよ刑事役としてボインぼよよ〜ん!と活躍されてるだけでも観る価値あり!

その片山さんは言うに及ばず、娘役の逢沢りなさんも、素晴らしいセクシーグラビアを数々発表されてることが何より重要。それを載せるために私は記事を書いてますから、マジで。


 

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