ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『トクメイ!/警視庁 特別会計係』2023

2023-10-30 20:35:13 | 刑事ドラマ HISTORY

2023年秋シーズン、フジテレビ系列の月曜夜10時枠でスタートした、関西テレビ放送&共同テレビの制作によるコメディータッチの警察ドラマ。

緊縮財政の一環として所轄署の“経費削減”の特命を背負い、本庁から専任担当者として万町署・刑事課強行犯係に派遣されてきた“特別会計係”の警察官・一 円(はじめ まどか)を“1000年に1人の美少女”こと橋本環奈さんが演じておられます。

確かにまるでCGキャラクターみたいに整いすぎたお顔立ちで、人間味が感じられないから「この人は売れないだろう」と私は思ってたのに、持ち前のガッツと“コミュ力”ですっかり売れっ子になられました。

今回は融通が利かないガッチガチの“数字マニア”って設定だから、もしかするとCGっぽいお顔立ちがかえって活かせるハマり役になるかも?

そんな一円に振り回される昭和気質のバイオレンス刑事=湯川班長に、またアンタかよ!?ってまた書かなきゃいけない、沢村一樹。

バツイチ・マミーにして湯川班の紅一点・藤堂刑事に、たぶん連ドラにおける刑事役は初めての、松本まりか。

同じく湯川班の中西刑事に徳重 聡、大竹刑事にJP、月村刑事に前田拳太郎。

会計・人事・総務を担当する万町署の金庫番=警務課の須賀課長に、佐藤二朗。

同じく警務課でボインぼよよん担当の門倉婦警に、結城モエ。

公に出来ない金銭問題を抱えてそうな副署長の中塚に、鶴見辰吾。



あらゆる業界で“経費削減”が重要視されてる今、経理係の目線から事件捜査を描くっていう発想が新鮮で、これは面白くなるかも!って、最初はちょっとワクワクしたんだけど……

観てるうちに気づいちゃいました。これって、多部未華子さんが3年前に主演されたNHKのスマッシュヒット作『これは経費で落ちません!』の警察バージョンやんって。

パクリとは言わないけど……いや、むしろ面白くなるならどんどんパクればいいと思うけど、私はあの作品に“ドはまり”しちゃったもんで、どうしても比べてしまう。近年じゃ指折りの傑作だっただけにハードルも自ずと上がっちゃう。

最初の2話を観た限りだと、これは無謀なチャレンジだったと言わざるを得ません。あらゆる意味で格が違う。面白いんだけど、あの面白さには到底及ばない。

だから私としては、本作の新しさよりもむしろ、古き良き時代の刑事ドラマのパロディーとして楽しみたいところ。

ちょっと前に“マジンガーZの格納プールを実際に造るとしたら予算はこんな額になる”っていうコメディー映画があったけど、それと一緒ですよね。昭和の刑事ドラマみたいな捜査を実際にやったら警察が破産しちゃうよっていうw


転がっていく一円玉を追って刑事たちが“走る”オープニングのタイトルバックも、いにしえの刑事ドラマや大ヒット映画のパロディーで構成されてるし。

それが毎回、演じるキャストが入れ替わってたりなんかして、ここまで凝ったOPタイトルも近年の連ドラじゃ珍しく、それだけで私は応援したくなっちゃいます。

一円と湯川班長の対立も、例えば『太陽にほえろ!』でマイコン刑事が登場した時のことを連想させたりするんです。

データを最重視して捜査するマイコンも、金額ですべてを判定する一円も、“勘”や“足”で捜査する昔気質の刑事たちには宇宙人みたいに見えてしまう。

経費なんぞ気にしながら捜査してられるか!?ってハイパー激怒する湯川班長に、一円は言います。

「湯川さんは正しいと思います。しかし、お金が無ければ捜査は出来ません。事件が起きても、それを解決すべき警察がいない。そんな恐ろしい未来がきてもいいんですか?」

それはまさに今、あらゆる業界が抱えてるジレンマですよね。お金が無いから人を雇えない、人手が足りないから業務が回らない、そしてまた赤字がかさむっていう負の連鎖。まるで悪夢です。

けど、意気消沈する一円に金庫番の須賀課長が言ったセリフには、私もちょっと励まされました。

「一番の経費削減は、事件の早期解決。キミだって警察官だろ?」



確かに、沈んでても仕方がない。自分が動くことでほんの僅かでも光が見えるなら、とにかくやるっきゃない。

『これは経費で落ちません!』とは比較にならないけど、これも観て損はしないドラマと言えそうです。

ただし! 毎回ラストシーンでオマケみたいに挿入される、主人公の“秘密”と“裏切り”を匂わせる“取ってつけたような謎”さえ無ければ!っていう条件付きで。



そこはコメディーですから他愛ないオチがつくんだろうけど、ホントにもう心底ウンザリです。たぶん、創ってる人たちも本音じゃ「こういうの、もうやめません?」って思ってるはず。

なのに、やめるにやめられない何らかの事情、忖度ってヤツがあるんでしょう。ついにジャニーズがあんな末路になっても、テレビ業界は何ら変わりそうにありません。

セクシーショットはもちろん橋本環奈さんと松本まりかさんです。


 

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『警部補ダイマジン』2023

2023-07-23 12:18:24 | 刑事ドラマ HISTORY

2023年夏シーズン、テレビ朝日系列の金曜深夜「金曜ナイトドラマ」枠でスタートした、OLM&楽映舎の制作協力によるピカレスク・サスペンスドラマ。

原作はリチャード・ウー&コウノコウジによる連載マンガで、三池崇史監督がメイン演出を担当されてます。

強い正義感をもつ警視庁捜査一課のエースが、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし、悪をもって悪を制すというストーリー。

そんな魅力的な主人公「ダイマジン」こと台場 陣(だいば じん)に扮するのは、生田斗真。



そのダイマジンの弱みを握り、自らが率いる「特命捜査対策班」に異動させ、半強制的に「奴隷」としてこき使う警視正=平安 才門(ひらやす さいもん)に、向井 理。



同じ特命捜査対策班に所属する警部で行動心理学のスペシャリスト=牡丹則行(ぼたん のりゆき)に、浜野謙太。



特命捜査対策班の紅一点にして元大手IT企業エンジニアの警部補=賀来さくら(かく さくら)に、シシド・カフカ。



ダイマジンの正体を探る捜査一課強行犯第四係の巡査部長=七夕夕夏(たなばた ゆうか)に、土屋太鳳。



ダイマジンの元妻で弁護士の高田美和子(たかだ みわこ)に、成海璃子。



そして平安警視正の秘密を知る科学捜査研究所の警視=雲田泰造(くもた たいぞう)に、松平 健。



ほか、小澤征悦、高橋克典、若松 力、桐山 漣etc…といったキャスト陣が脇を固めてます。

さすが三池崇史監督を引っ張り出しただけあって、いきなり主人公のダイマジンが元警視監(宅麻 伸)を暗殺するシーンで幕を開けた初回には、ちょっとだけ期待しちゃいました。

魅力的なキャストが揃ってるし、ことに土屋太鳳さんは(少なくとも連ドラでは)初の刑事役であろうし、私のストライクど真ん中の成海璃子さんまでご登場となれば、よっぽど内容がつまんない限り観ないワケにいきません。

ところが! その「よっぽど」なことに、どうやらなっちゃいそうです。

法で裁けない極悪人を、正義のヒーローが片っ端からぶっ殺していくような話が、現在のテレビ番組で(いくら三池監督でも)やれるワケが無いのは百も承知で、さすがにそこは最初から期待してません。

けど、だったら何に期待して観続ければいいのか、第2話まで進んでもサッパリ見えて来ない!

案の定、ダイマジンの処刑は初回冒頭のみのサービスで終わってるし、向井くんが自分の父親暗殺を目論むサイドストーリーにも全然そそられないし、なぜか同じ回想シーンが何度も繰り返されてすこぶるテンポが悪い!

そして何より私にとって致命的なのが、随所で見られるギャグシーンがちっとも笑えないこと。もし演じてるのが生田くんや向井くんでなかったら地獄絵図ですよ!

制作陣はどうやら堤幸彦さん(『ケイゾク』『トリック』等)のテイストを目指してるみたいだけど、三池崇史さんにそういう資質が無い(人を笑わせることに興味が無い)のを見抜けなかったんでしょうか?

最初の2話でこの調子だと、挽回するのはたぶん無理でしょう。そもそも原作がつまんなくない?って、宮藤官九郎さんも呆れておられます。

連ドラがいよいよ本格的に面白くなくなって来ました。夏は暑くなる一方だし、破滅の最終章です。


 

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『CODE/願いの代償』2023

2023-07-22 18:28:08 | 刑事ドラマ HISTORY

2023年夏シーズン、日本テレビ系列の日曜夜10時半「日曜ドラマ」枠でスタートした、読売テレビ&ロボット社の制作によるクライムサスペンス。

見知らぬプレイヤーどうしで願いごとを叶えあう欲望のマッチングアプリ「CODE」を手に入れた刑事が、婚約者の死の真相と「CODE」の背後に潜む陰謀に迫るという、大ヒットした台湾ドラマの日本版リメイク。

神奈川県警・暴力団対策課に所属する主人公=二宮刑事に、坂口健太郎。



「CODE」の謎を追うフリー記者の椎名に、染谷将太。



その椎名に協力する凄腕ハッカーの三宅に、堀田真由。



真相の謎を解く鍵を握ってるらしい謎の女=三輪に、松下奈緒。



主人公と同期で同僚で親友で唯一の味方という、裏切者になる為に生まれて来たような百田刑事に、三浦貴大。



そんな二人の直属の上司で、最初に裏切者認定されるも恐らく無実であろう田波課長に、鈴木浩介。



「CODE」の陰謀によって殺されたと見られる、鑑識課員にして主人公の婚約者だった七海に、臼田あさ美。



ほか、玉山鉄二、兵頭功海、渋谷謙人etc…といったキャスト陣が脇を固めてます。

台湾ドラマのリメイクって事だけど、スマホアプリの「CODE」を通して願いを叶えてくれた相手が求めてくる代償は、要するに犯罪。相手の顔も名前も知らないまま、一歩足を踏み込んだら二度と抜け出せないシステムとか、昨今流行りの「闇バイト」がモチーフになってるのは明らかで、そのあたりは日本版独自のアレンジかも知れません。

あるいは、闇バイトを彷彿させるストーリーだからこそリメイクしたのかも知れず、いずれにせよ、そのタイムリーさこそが肝と言えそうな作品。

裏を返せば、巷に溢れるそのテのドラマや小説が闇バイトを誘発してる可能性もあるワケで、創り手の皆さんはもうちょい責任感を持つべきかも?



今こういう話をやるなら、どうすれば闇バイトに手を出すようなバカを生まないか、その方法を具体的に示さないと意味が無いと私は思います。抜けたくても抜けられない怖さはよく描かれてるけど、それだけなら報道で充分伝わって来ますから。

やっぱり、犯罪者は皆殺しにするしかありません。悪いことしたヤツは必ず全員殺される。それで一挙解決ですよ、ニカッ!👍


 

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『ラストマン/全盲の捜査官』2023

2023-04-25 00:00:10 | 刑事ドラマ HISTORY

2023年春シーズン、TBS系列の日曜夜9時「日曜劇場」枠でスタートした、黒岩勉 脚本による刑事ドラマ。

アメリカから期間限定の交換研修生として来日した、FBIで「ラストマン(最後の切り札)」と呼ばれてるスーパー捜査官はなんと、まったく眼が見えないというスーパーハンデを背負っていた!



全盲であるがゆえに研ぎ澄まされた聴覚、嗅覚、そして状況分析力で、誰よりも早く的確に捜査を進めるFBI特別捜査官=皆実広見(みなみ ひろみ)に扮するのは、実に4年ぶりの連ドラ出演となる、福山雅治。



そんな皆実捜査官のアテンドを命じられた、警察庁人材交流企画室の室長でありつつ警視庁捜査一課に務める警部補=護道心太朗(ごどう しんたろう)に、たぶん連ドラにおける刑事役は初めての、大泉 洋。



護道が所属する捜査一課佐久良班で指揮をとる警部補=佐久良円花(さくら まどか)に、吉田 羊。



皆実&護道コンビに敵意を持って足を引っ張る捜査一課の凡庸な刑事たちに、松尾 諭、永瀬 廉、奥 智哉。



アイカメラとパソコンを駆使し、遠隔で皆実捜査官の「眼」となってサポートする、捜査支援分析センター(SSBC)の技術支援捜査官=吾妻ゆうき(あがつま ゆうき)に、テレ朝『ケイジとケンジ』の続編よりも日曜劇場を選んだ、今田美桜。



皆実捜査官が日本にいる間、滞在するホテルで使用人を務める難波望海(なんば のぞみ)に、青森県ご当地アイドルから全国区に躍り出た、王林。



そして代々警察庁長官を歴任する護道ファミリーの長男で、護道心太朗の兄である警察庁次長=護道京吾(ごどう きょうご)に、上川隆也。



京吾と心太朗の父親で現在は隠居生活を送る、元警察庁長官の護道清二(ごどう せいじ)に、寺尾 聰。



この護道ファミリーがどうやら、過去に皆実のファミリーと因縁があったようで、恐らく皆実捜査官を全盲たらしめた少年期の事故(事件?)と深く関わってる。

皆実捜査官が来日した本当の目的はその真相解明(あるいは復讐?)であり、心太朗はそれを知らずに彼とバディーを組んでる。

……といった後付けの設定遊びなんか、まったく不要だと私は思うんだけど、視聴者の興味を1クール引っ張るため(というかスポンサー連中を安心させるため)の言わば強制保険だから、受け入れなきゃしょうがない。

別にそんなの無くたって1話1話が面白けりゃみんな観るだろうに、ほんとテレビ屋さんたちは病気だと思います。



ともあれ、初回はたいへん面白かったです。有り得ないと言っちゃえばそれまでだけど、まったく眼が見えない刑事が現場に出てバリバリ捜査し、時に凶器を持った犯罪者と対峙するという、このシチュエーションに勝るスリルはそうそう無い!



で、盲導犬替わりに大泉洋さんがついて廻るというw、そんなシチュエーションだけで抜群の楽しさがあるし、おまけに今田美桜ちゃんが常に無線で「繋がって」くれてるなんて! 雅治めえええーっ!!💨



そうして全盲というハンデをポジティブに変換し、むしろ強味にさえしちゃう皆実捜査官のしたたかさが実に小気味よい!

そこに凡百の刑事ドラマ=謎解きゲーム番組とは違う明確なメッセージが感じられて、私は大いに気に入りました。日曜劇場なのに!

そのテーマが最もストレートに表れてたのが、クライマックスにおける犯人逮捕のシーン。

安倍元総理の射殺犯を彷彿させる(つまり自身の境遇を恨んで犯行に及んだ)若い爆弾魔に、護道刑事は「甘ったれんな!」って一喝するんだけど、皆実捜査官は優しくこう諭す。



「確かに今の社会は、弱い人は要らないという考え方です。でも、排除された人たちにも、やれる事はあります。それを見つけ出すのは、とてつもなく大変な事ですが、助けてくれる人が必ずいます」



「私は、多くの人に助けられて、生きて来ました。世の中には、不必要な人間なんて、いないんです」



これを『相棒』の杉下右京とかに言われると、説教臭いし綺麗ごとにしか聞こえないけど、全盲の捜査官に言われちゃうと納得するしかない。

まさに、このメッセージを若い世代に伝えるべく生まれたキャラクターなんだと感じました。いや、若くない私のハートにだって刺さりましたよ。日曜劇場なのに!



で、その直後のシーンにおける、皆実&護道の掛け合いがまた秀逸! さっき皆実が犯人に言った言葉の優しさに、ちょっと面食らった護道が言うワケです。

「驚きました。アメリカの警察はもっとドライかと思ってましたよ」

「あれはマイクの先にいる人たちに聞かせていたんです。ああいうの好きでしょ、日本人は」

「…………」

「これで私の好感度は爆上がりです」

「……意外と腹黒いんですね」

「ハンディキャップのある人間がみんな聖人君子だと思ったら大間違いです。私たちは特別でも何でもありません」

「…………」

「どこにでもいる、ごくありふれた人間です」



これで私は皆実広見というキャラがめちゃくちゃ好きになりました。おかしいな、日曜劇場なのに!

福山雅治がよく喋り、大泉洋が受けに回ってる構図もまた新鮮でイイ!

まあ、主役コンビを目の敵にする捜査一課の描かれ方がくそワンパターンでつまらんし、前述の「過去の因縁」設定にも辟易したりするけど、それ以外はホント素晴らしかったです。日曜劇場なのに!



セクシーショットはもちろん、満を持しての今田美桜さんです!


 

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『育休刑事』2023

2023-04-20 11:33:21 | 刑事ドラマ HISTORY

2023年春シーズン、NHK総合テレビ&BS4Kの火曜夜10時「ドラマ10」枠でスタートした、全10回のミステリードラマ。似鳥鶏さんの同名小説が原作です。



キャリアウーマンの妻に替わって、1年間の育児休暇を取った捜査一課のイクメン刑事が……



法医学者の姉に誘われて一緒に外出すると……



なぜかいつも事件に巻き込まれてしまい……



上司や同僚たちに捜査を引き継ごうとするも、なかなか離してもらえず……



結局、ノリノリの姉と2人で真犯人を割り出し、事件を解決しちゃう。

たぶん毎回このパターンを繰り返していく「天丼」構造のコメディーかと思われます。事件の内容が子育てに絡むものだったり、赤ちゃんの無意識な行動が謎解きのヒントになったりするのも、毎回のお約束になりそうです。

主人公は赤ちゃんから目を離せないので、捜査中でもずっと抱いてなきゃいけない。そこが凡百の謎解きドラマとは違う大きな特長で、常に画面に映ってる赤ちゃんに癒やされつつ、子育て「あるある」を学んだり共感したり出来るのがユニークで面白い。

さすがに0歳の赤ちゃんに演技指導は通じないでしょうから、とてもチャレンジングな作品とも言えます。昔のドラマはよく人形で誤魔化してたけど、本作はある意味「赤ちゃんが主役」ですから嘘はつけません。


埼川県警本部 捜査一課・第7強行犯捜査4係に所属する主人公=秋月春風(あきづき はると)に扮するのは、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の源頼家役で注目された、金子大地。



春風の姉で、聖エウラリア大学医学部 法医学教室の准教授を務める超ネアカな法医学者=吉野涼子に、前田敦子。



春風の上司となる捜査一課4係の石蕗係長に、鶴見辰吾。そして後輩の浅沼刑事に、きづき。



同じく春風の後輩刑事で紅一点=大月ひまりを演じるのは、前田敦子さんに倣って(?)アイドルから個性派女優に脱皮しつつある、武田玲奈。



春風のラブラブ妻で涼子の友人でもある秋月沙樹に、北乃きい。すっかりお綺麗になられました。



赤ちゃん以外の見どころは、思いっきり弾けまくった前田敦子さんの快演と、それをクールに受け流す金子大地くんの、漫才チックな掛け合いの妙。



秋月家の隣人でやはり子育て中の主婦=冴子を演じるソニンさんも含め、レギュラーキャストの皆さんがいつになく振り切ったコミカルさで、老若男女問わず我々を楽しませてくれます。

現在プータローマン爆発中の私が言うのも何だけど、仕事で疲れて帰った夜にはうってつけの癒やしドラマかと思います。

セクシーショットは北乃きいさん、武田玲奈さん、前田敦子さんです。


 

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