オナモミもメナモミも「生葉」を揉んで虫刺されの薬草としてた。「生揉み(なもみ)」から「ナモミ」と命名された。
メナモミの群落。キク科メナモミ属。
キク科は大きな科で、日本の野生種350種は79属に分けられる。79属を11のグループ(族)にまとめるが、メナモミ属はセンダングサ属と同じ「メナモミ族」とされる。
メナモミの群落が一見アメリカセンダングサとよく似るのも、両属がごく近縁だからである。
メナモミ、花のアップ。
メナモミの頭花、周りには先が3裂する舌状花(雌性)があり、中心部には筒状花(両性)があって何れも稔る。総苞片は5個で腺毛があって粘る。
花床の鱗片と総苞片とが果実を包み、その粘着力で動物の体にくっついて散布する。粘着タイプの付着動物散布である。
コメナモミの花序。キク科メナモミ属。
メナモミより全体に小型で、茎や葉に短い伏毛(ふくもう)がまばらに生えるがメナモミのような開出毛はない。
「オナモミ」はごつい感じで「雄ナモミ」、メナモミはオナモミと比較して柔らかく優しい感じで「雌ナモミ」となったという。
メナモミの群落。キク科メナモミ属。
キク科は大きな科で、日本の野生種350種は79属に分けられる。79属を11のグループ(族)にまとめるが、メナモミ属はセンダングサ属と同じ「メナモミ族」とされる。
メナモミの群落が一見アメリカセンダングサとよく似るのも、両属がごく近縁だからである。
メナモミ、花のアップ。
メナモミの頭花、周りには先が3裂する舌状花(雌性)があり、中心部には筒状花(両性)があって何れも稔る。総苞片は5個で腺毛があって粘る。
花床の鱗片と総苞片とが果実を包み、その粘着力で動物の体にくっついて散布する。粘着タイプの付着動物散布である。
コメナモミの花序。キク科メナモミ属。
メナモミより全体に小型で、茎や葉に短い伏毛(ふくもう)がまばらに生えるがメナモミのような開出毛はない。
「オナモミ」はごつい感じで「雄ナモミ」、メナモミはオナモミと比較して柔らかく優しい感じで「雌ナモミ」となったという。
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