井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

バッタ塚トレッキング12メドハギ1

2014年12月18日 | 日記


メドハギの立枯れ。マメ科ハギ属。
茎は直立し、多数つけていた葉は既に枯れ落ちているが、果実は多く残っている。



メドハギの果穂。
豆果は莢が縦に連なった幾つかの部屋に仕切られて分果を作るので「節果(せっか)」と呼ばれる。
メドハギのハギ属は1個の小節果からなる。



メドハギの節果。
同じハギ属のヤマハギ(写真:左)の場合は節果に柄があるが、メドハギ(写真:右)の場合は節果に柄がない。
マメ科の節果は熟して乾燥すると裂けたりはじけたりするのが普通だが、ハギ属の節果は裂けることなくそのまま散布される。
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