「クワ」といえば「蚕」、養蚕は中国で5000年前から行われていたという。養蚕用のクワは「マグワ(真桑)」で、中国産ということで「トウグワ(唐桑)」とも呼ばれていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/25/f3996d269f8104a9f2d2fb9628ec4bbc.jpg)
ヤマグワの冬芽です。クワ科クワ属。
卵形で淡褐色。芽鱗は4~7枚、割と見分けやすい冬芽である。前年枝は先が枯れて仮頂芽(カチョウガ:側芽が頂芽のような働きをする。)をつくる。葉痕は扁円形で、維管束痕はリング状になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/4d/6c97d4057377ec4160d4737634243666.jpg)
ヤマグワの雄花です。
雌雄異株で、開葉と同時に雄花を開く。カバノキ科やブナ科の尾状花序とは少し様子が違うが、目立つ花弁などもなく風媒花だと考えられる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/20/e571a57506227ffdd267b7726edfb90d.jpg)
ヤマグワの雌花です。
雌しべだけの花で、長い花柱の先に2個の柱頭がつく。
養蚕に使われるマグワは遅霜の害に弱く、北海道ではヤマグワが代わりに使われたが、葉の質が硬く質は落ちるという。それでも開拓使の時代にいろいろチャレンジし、それが「桑園」の地名に残っている。
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ヤマグワの冬芽です。クワ科クワ属。
卵形で淡褐色。芽鱗は4~7枚、割と見分けやすい冬芽である。前年枝は先が枯れて仮頂芽(カチョウガ:側芽が頂芽のような働きをする。)をつくる。葉痕は扁円形で、維管束痕はリング状になる。
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ヤマグワの雄花です。
雌雄異株で、開葉と同時に雄花を開く。カバノキ科やブナ科の尾状花序とは少し様子が違うが、目立つ花弁などもなく風媒花だと考えられる。
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ヤマグワの雌花です。
雌しべだけの花で、長い花柱の先に2個の柱頭がつく。
養蚕に使われるマグワは遅霜の害に弱く、北海道ではヤマグワが代わりに使われたが、葉の質が硬く質は落ちるという。それでも開拓使の時代にいろいろチャレンジし、それが「桑園」の地名に残っている。
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