井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

腐生植物と呼ばれる花4サカネラン

2014年12月04日 | 日記


サカネラン。ラン科サカネラン属。
地上茎をストレートに伸ばし花を総状につける点はオニノヤガラに似るが、花のつけ方が違う。
オニノヤガラがまばらに花をつけるのに対してサカネランは密につける。
地下茎は細く肥厚しない。地下茎から肉質の根をだし、その先がやや上を向くところから「逆根ラン(サカネラン)」と呼ぶ。



サカネランの花。
オニノヤガラの花では萼片と側花弁が合着して筒状になるが、サカネランの花はそうはならず良く見ればラン科の花の作りがみえる。ただし、色がみな同じで見分けにくい。
茎の下部には鞘状の葉(無葉緑素)がつく。腐生ラン(菌寄生)
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