ギョウジャニンニクの芽出し。ユリ科ネギ属。
ギョウジャニンニクの若芽は、タラノキの芽とともに北海道で人気№1の山菜、鱗茎が赤くなるのが特徴の一つ。
特有の臭いがあり「アイヌ・ネギ」とも呼ばれる。
ギョウジャニンニクは「行者大蒜」と書く。行者(修行僧)が厳しい荒行に耐える精力をつける秘草としたところからの命名。
ギョウジャニンニクの葉。
葉は幅の広いへら形。山菜として人気の高いギョウジャニンニク、山道など人の多く歩く周辺では先ず見かけない。
ギョウジャニンニク、蕾から開花へ。
茎頂の散形花序をつける。蕾は膜質の総苞に包まれ、総苞は後に裂けて開花となる。
アイヌの人たちはギョウジャニンニクのことを「キト」と呼ぶ。ギョウジャニンニクのある所と言う意味の「キト・ウシ」という地名が道内各地ある。代表例は東川町のキトウシ。
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