キンポウゲ科は双子葉植物に分類されているが、ニリンソウの子葉は1枚だという。ただし、それを確かめるのは容易ではない。
ニリンソウの花序です。キンポウゲ科イチリンソウ属。
札幌周辺では、この写真のように3輪、4輪の花をつけるものが少なくない。同じ仲間に「サンリンソウ」というのがあるから、そちらかと考えてしまうが実はやはり「ニリンソウ」である。
サンリンソウの場合は、茎葉(総苞、総苞葉とも呼ばれる)に柄があり、柄のないものはニリンソウだという。
ニリンソウ、結実です。花は最盛期を過ぎ、子房は膨らみ始める。子房が膨らみを続けても尚しばらく花弁状の花被は落ちない。花被が花弁ではなく萼であることの証拠であるという。
花被の枚数は5枚が最も多く、次いで6枚、7枚である。
ミドリニリンソウです。
ニリンソウの1品種として「ミドリニリンソウ」の名も与えられているが、奇形の一種で「緑化現象」という言い方もされる。雄しべ、雌しべ、花被などは元々葉の変化したもの(花葉と呼ばれる)で、先祖がえりのように葉の性質を取り戻したものである。
ニリンソウの花序です。キンポウゲ科イチリンソウ属。
札幌周辺では、この写真のように3輪、4輪の花をつけるものが少なくない。同じ仲間に「サンリンソウ」というのがあるから、そちらかと考えてしまうが実はやはり「ニリンソウ」である。
サンリンソウの場合は、茎葉(総苞、総苞葉とも呼ばれる)に柄があり、柄のないものはニリンソウだという。
ニリンソウ、結実です。花は最盛期を過ぎ、子房は膨らみ始める。子房が膨らみを続けても尚しばらく花弁状の花被は落ちない。花被が花弁ではなく萼であることの証拠であるという。
花被の枚数は5枚が最も多く、次いで6枚、7枚である。
ミドリニリンソウです。
ニリンソウの1品種として「ミドリニリンソウ」の名も与えられているが、奇形の一種で「緑化現象」という言い方もされる。雄しべ、雌しべ、花被などは元々葉の変化したもの(花葉と呼ばれる)で、先祖がえりのように葉の性質を取り戻したものである。
白いお花がいいですね