井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

冬芽の観察30・ケヤマハンノキ2

2015年02月13日 | 日記


ケヤマハンノキの葉。
葉は広卵形で互生する。縁には欠刻状の重鋸歯があり、表面や葉柄に毛が多い。
ケヤマハンノキは順次開葉型で1枚ずつ葉をひろげる。日当たりなど条件次第で葉の数は変わる。



ケヤマハンノキの樹皮。
ケヤマハンノキの樹皮は平滑で横長や点状の皮目をもつ。平滑な樹皮なので、川辺など湿度の高い環境では地衣類がつき易い。



ケヤマハンノキの果実。
果実は堅果で翼はシラカンバなどと比べてずっと小さい。
果穂は球果状、カバノキ属の果鱗は翼果とともにばらけて風に乗って飛ぶが、ケヤマハンノキの果鱗は松かさ状で枝に残る。
果実が熟すと果鱗が開いて翼果が風にのって運ばれる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬芽の観察29・ケヤマハン... | トップ | 冬芽の観察31・ケヤマハン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事