ケヤマハンノキの小枝。
冬木立のケヤマハンノキ,2cmほどの果穂(球果状)が枝に残り、枝先には雄花序の冬芽が裸出し、その少し下に雌花序の冬芽も裸出する。
果穂と翼果。
果実が熟すと果鱗と果鱗の間が開き、翼果が風に乗って飛ばされる。
ケヤマハンノキの翼果、翼はシラカンバなどと比べてずっと小さく、長い散布距離は望んでいないと考えられる。
ケヤマハンノキ緑葉とシラカンバの黄葉。
奥に見えるシラカンバは既に黄葉しているが、手前のケヤマハンノキは未だ緑葉のまま。
ケヤマハンノキは根に根粒菌をもち、やせ地の土壌改良に役立つといわれる。
空中窒素の固定が出来るから、落葉の際に葉緑素の分解と窒素分の回収の必要がなく、緑葉のまま落葉する。
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