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イガオナモミ。キク科オナモミ属。
ヨーロッパ原産の帰化種。
古くから自生しているオナモミは少なくなっていて、札幌周辺見られるものは先ずイガオナモミである。
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イガオナモミの雄頭花。
キク科の大部分は虫媒花だがオナモミの仲間は風媒花。
更にオナモミは雌雄異花で、雄頭花と雌頭花とがある。キク科の異端児。
またキク科の花の多くは花糸が離生していて葯が合着しているが、イガオナモミは逆で花糸が合着して葯が離生する。
白く飛び出して見えるのが葯である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/54/72eea97eeefdf6818f3c0b701ceaf2af.jpg)
イガオナモミの雌頭花。
雄頭花の下に雌頭花がつく。
総苞片は合着して壺状になり、中に2個の花を入れる。
花冠はなく裸状態のめしべ2個が総苞の中に包まれ、柱頭だけを頂部からのぞかせる。
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