goo blog サービス終了のお知らせ 

ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『椿井文書』

2021-03-18 22:55:19 | 
 「知ってるワイフ」のインスタライブ。始めは、画像がぼやけたり、フリーズしたり、とうとう動画が停止されてしまい、入りなおすこと数度。スタッフが途中で気づいたのか、手を打ってくれたので途中からはクリアに見ることができた。でも、始めの方は、ぶつぶつ切れて、何を言っているのだか。
 しかし、丸ちゃんは、かっこよかったな。あの茶髪は嫌いだったが、インスタライブではイケメンだった。
 そして、知っているワイフ最終回。元春と澪ちゃんが幸せになって、よかったよ。元春も自分自分じゃなくて、夫婦は助け合い、いたわり合うものだとやっとわかったみたいだし。

『椿井文書 -日本最大級の偽文書』 馬部隆弘 中公新書
 中世の地図、失われた大伽藍や城の絵図、合戦に参陣した武将のリスト、家系図……。これらは貴重な史料であり、学校教材や市町村史にも活用されてきた。しかし、もしそれが後世の偽文書だったら? しかも、たった一人の人物によって創られたものだとしたら――。椿井政隆(一七七〇~一八三七)が創り、近畿一円に流布し、現在も影響を与え続ける数百点にも及ぶ偽文書。本書はその全貌に迫る。
 いやあ、驚いた。資料が偽物だったら、どうしたらいいんだ?その資料を市町村が町おこしとして利用したら?いや、信じたくなるよな。そして、偽の話が既成事実として積み重なっていったら?何を信じたらいいのか・・・。
 椿井政隆は、偽文書を古文書の模写という形で作り出し、リンクするように他の文書を作ることで巧妙に既成事実化していく。
 難しいところもあるが、筆者が偽文書を告発する勇気と情熱に頭が下がる。市町村は、偽文書を信じたい気持ちはわかるが、学問的な目で見て、間違いは間違いとして正してほしいと思った。物事を自分に有利に展開したい、自分の祖先や地域が由緒あるものでありたいという人の気持ちを上手くついたような気がする。もしかしたら、椿井は、だまそうとしたのではなく、人の欲望に添うように人助けのつもりでしたのかもしれないが。人の闇を見たような気がした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランフランの鍋つかみ

2021-03-17 21:13:29 | これ、いいですよ
 サタプラで見てかわいい!と思ったフランフランの鍋つかみ。何回か行っても売り切れでしたが、今日行ったらありました!かわいいリボン型の鍋つかみです。持っているだけで気分が上がります。鍋つかみを使いたくて、ムサカを作りました。

カロリー高めだと思うけれども、美味しくできました。ナスが美味しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファミリーマートのシュークリーム

2021-03-16 23:13:59 | 日記
 「サタプラ」でやっていたシュークリームのランキングで1.2位だったファミリーマートのシュークリームを食す。コンビニスイーツをこじゃれたブランドの食器にのせて味わってみた。


第二位 クリームたっぷり!濃厚カスタードシュー 食器:リチャード・ジノリのイタリアンフルーツ
美味しいが、私は皮が柔らかいのより、固めが好き。


第一位 たっぷりクリームのダブルシュー 食器:大倉陶園の呉須正倉院
納得の一位!おいしい。税込149円でこのおいしさはスゴイ。というか、カスタードと生クリームの組み合わせが好きなんだな。中は空洞なしでみっちりクリーム。それだけで幸せ。2日続けて買ってしまった。明日もたぶんあったら買う。

 そして、驚きのことが。大倉陶園の呉須正倉院のティーカップ&ソーサー。20年くらい前に気に入って買ったもので当時も私にしては高い買い物だった。が、何気に今の値段を調べてビックリした。66.000円って!いやいや、そんなにするなんて。当時の何倍になってるちゅうねん!
 ケーキ皿代わりにしているパン皿なんて、ノリタケの半端市みたいなところで2000円くらいで買ったと思う。このパン皿が一枚何気に置いてあるのを見つけた時は小躍りしたものね。2000円、安いと思ったものね。
 ひえ~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「こわくて、たのしいスイスの絵本展」

2021-03-14 10:57:48 | 美術鑑賞
「こわくて、たのしいスイスの絵本展~クライドルフ、フィッシャー、ホフマンの世界~」 2021年1月30日~3月28日 神戸ファッション美術館
<開館時間> 10:00~18:00     <休館日> 月曜日

フェリックス・ホフマン『おおかみと七ひきのこやぎ』より

 「こわくて」という標題が好きではない。「怖い絵展」が流行ったから、つけた感がある。『おおかみと七ひきのこやぎ』で「おなかをざっくりと残酷な・・・」と言う説明書きがあるが、そんなことをわざわざ書かなくてもと思う。私は、勧善懲悪で悪いことをしたおおかみが罰せられてスッキリと思ったが。
 『メルヘンビルダー』のフィッシャーの一枚絵。一枚の絵にお話の様々な場面を盛り込んだもの。おもしろいし、ずっと見ていられる。
 フィッシャーの『ブレーメンのおんがくたい』は色が美しい。
 ホフマンの「灰かぶり」は、絵がとてもドラマチック。
 ホフマンの「スイスの伝説」は、雰囲気があっていい。「パリの歩哨」や「ウーリーの雄牛」などが好き。
 クライドルフは、「花のメルヘン」の猫柳が猫だったり、「水の上にて」でカエルが王冠をかぶっていたりとちょっとしたところに遊び心があって好き。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」

2021-03-13 17:12:20 | 美術鑑賞
「ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」 2021.1/30-3/28 あべのハルカス美術館
開館時間 火~金/10:00~20:00 月土日祝日/10:00~18:00
 世界で唯一、侯爵家の家名が国名となっているリヒテンシュタイン。スイスとオーストリアにはさまれた小豆島くらいの大きさの国で人口は4万人弱。そのリヒテンシュタイン侯爵家の個人コレクション展。


フェルディナント・ゲオルグ・ヴァルトミュラー<磁器の花瓶の花、燭台、銀器> 美しい


右 ルーカス・クラナーハ(父)<聖バルバラ> いい
上 ウィーン窯、帝国磁器製作所、ヨーゼフ・ガイアー<金地花文クラテル形大花瓶> 豪華
中 ウィーン窯、帝国磁器製作所<貼花文蓋付壺> 繊細、白一色が美しい
下 有田窯、イグナーツ・ヨーゼフ・ヴュルト<染付山水文金具付ポプリ蓋物> 足、つまみ、花綱の細工が美しい

●ヨーゼフ・ノイゲバウアー<リヒテンシュタイン侯フランツ1世、8歳の肖像> 美形です
●ペーテル・パウル・ルーベンス 習作らしいが、すばらしい
●有田窯、イグナーツ・ヨーゼフ・ヴュルト<青磁色絵鳳凰雲文金具付蓋物> これは金具がやりすぎ。青磁の色絵のよさを殺している。そう思うのは、日本人だからか?
●景徳鎮窯、イグナーツ・ヨーゼフ・ヴュルト<染付花文金具付燭台> これは、染付と金具がいい感じ。
●ウィーン窯<トランブルーズ> 当時、貴重だったホットチョコレートがこぼれないように受け皿に支えのついた、トランブルーズというカップ&ソーサーが素敵。
●ウィーン窯、帝国磁器製作所、レオポルト・リープ<絵皿「鷹狩り」> フェイリップス・ワウウェルマンの原画を忠実に再現。その技術がすごい。
●フェルディナント・ゲオルグ・ヴァルトミュラー<イシュル近くのヒュッテンエック高原からのハルクシュタット湖の眺望> 光の当たる山々が美しい


ウィーン窯、帝国磁器製作所、アントン・デーリング、イグナーツ・ヴェルトマン<金地花文ティーセット> 豪華。でも、貧乏性な私はこれでお茶を頂きたいとは思わない・・・。


ウィーン窯、帝国磁器製作所、ヨーゼフ・ニッグ<黒ブドウのある花の静物>


ウィーン窯、帝国磁器製作所、ヨーゼフ・ニッグ<白ブドウのある花の静物>


フェルディナント・キュス<バラとアンズのある静物>


フランツ・クサーヴァー・ペター<ヨウムのいる花と果物の静物>


フランツ・クサーヴァー・ペター<アオボシインコのいる花と果物の静物>


フェルディナント・ゲオルグ・ヴァルトミュラー<赤と白のブドウと銀器>


ウィーン窯、帝国磁器製作所、レオポルト・パーマン<盛花格子文絵皿>

 きれいだけれども。豪華だけれども。私の好みではなかったな。金ぴかは目がチカチカする。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする