「秘密」

六甲山。黄緑。青い緑。赤っぽい緑。茶色かかった緑。山は、いろいろな緑に染まっています。
今日から、日傘をさしました。もう、ウールのニットは全部洗いましょう。
ベランダのジャスミンが咲き始めました。しばらくすると、ベランダはむせ返るようなジャスミンの香りに包まれます。

「秘密」ケイト・モートン作　青木純子訳　東京創元社
50年前、ローレルは、母が見知らぬ男を殺すところを目撃する。母は、正当防衛で無実になったが、あれは何だったのか？母の死期が近づいた今、ローレルは弟と母の過去を調べ始める。
上下巻。上の半分に差し掛かった頃からページをめくる手が止まらず、最後は一気読みでした。現代と母の過ごした戦時中を行き来する展開で、「ん？こんなことあったっけ」と前のページを繰ることもしばしばでした。が、謎や疑念が次々とわいてきて、飽きません。最後は、さわやかな読後感です。おすすめです。

「明日の子供たち」

「明日の子供たち」有川浩　幻冬舎　
児童養護施設を舞台に繰り広げられるお話。
「施設に入っているから かわいそうとは限らない」の一言で私の思い込みが砕かれました。施設に入れば、布団でゆっくり寝られて、朝晩とご飯が出て、おやつももらえて、学校に生かせてくれるから幸せだというのです。
しかし、問題は施設を出てからです。たとえば、冠婚葬祭などで「お包み、いくらしたらいい？」と聞く時、普通ならば親に聞きます。でも、それを聞く大人がいないというのです。そこで、退所後にも気軽に相談できる支援センターが必要になってくる・・・。といろいろ考えさせられる一冊です。
イノっちとアッコちゃんのお話は、胸をしめつけられ、ほろりとしました。
施設の中でおこる問題を乗り越えようとする子どもたち。そして、子どものことを考え、悩みながら支えていこうとする大人たち。さわやかな読後感です。怖いドロドロがありませんので、怖がりさんにも読めますよ。

福原先生は「本を読むことは素敵なことよ。みんな、自分の人生は一回だけなのに、本を読んだら、本の中にいる人の人生もたくさん見せてもらえるでしょ」と言います。
それに対して久志くんは、本を読むと「物知りになれる」「いろんな価値観を知ることができる」と答えます。
先生は「本を読んでよかった、と思うことがあったら、それが全部正解なの」と本によって救われたエピソードを話します。「他人の人生を読んで経験することが、自分の人生の訓練になってることがあるんじゃないかって。踏み外そうなときに、本で読んだ言葉が助けてくれたりとか・・・」そして、「楽しく読んだものは、全部自分の糧になるわ」と。
これを聞いて久志くんは、本が好きな自分は大丈夫だと思います。
この場面、いいなあと思います。

ER2

やっとお天気が続き、今日は、セーターを洗ったり、ふとんを干したりしました。雨が多かったせいか、野菜が高くてビックリします。根菜野菜も高く、「便乗値上げじゃないでしょうね」と思ってしまいます。最近、おかずに切り干し大根の煮物の出現率が高いです。

「ＥＲ２」
安くんが「また貸し禁止」と言っていましたが、ＤＶＤをお友達から借りました。安くん、ごめんなさい。
「ＥＲ２」は、よくできたＢ級映画ですな。前田敦子ちゃんの男言葉が無理しているようで、ちょっと不自然な感じがします。
メイキングに入っている錦野徹朗のＰＶは、私のお気に入りです。「東京ノーザンサイド」の亮ちゃんのかっこいいこと！「二人は赤道～トリニダード・トバゴ～」では、亮ちゃんのアイドルぶりが素敵です。マイクがどんどん伸びていくのもおもしろいし、歌い終わった時の亮ちゃんのはにかむ姿がかわいい！白目をむくのは、ＣＧだと知りませんでした。
ＤＶＤを見ながら∞たちが、あれこれ言うのも、裏話などがあっておもしろいです。ただ、画面の下に実際の映像が映し出されていたら、「あの場面ね」とわかりやすかったのにと思います。爪を切るすばるくん、ＢＧＭだとギターを弾こうとする丸ちゃん（大倉くんに止められます。そりゃそうだわな）と自由な∞たちです。丸ちゃんの考える、西郷純のかばんの裏の裏の話には、なるほどと思いました。どんどん靴下を脱いでいく∞たちを見て、男の子はすぐ靴下を脱ぎたがるものなのかと思いました。

関ジャニ∞のライブの前座で錦野徹朗のライブやってくれないかなあ。「二人は赤道」のコール＆レスポンス、がんばりますから。幕が上がる前に錦野徹朗の「東京ノーザンサイド」の映像を流しておくとか。権利関係で無理かなあ・・・。

桃山時代の狩野派 永徳の後継者たち

「桃山時代の狩野派　永徳の後継者たち」2015/4/7～5/17　京都国立博物館
平日の午後４時過ぎに入館しましたが、人が少なくてゆっくり見ることができました。午後５時２０分頃には、監視員しかいない部屋があったほどです。

唐獅子図屏風（山楽筆）の一部　永徳の唐獅子と比べると胸が大きくてバランスが悪いような・・・

・豊臣秀吉像　光信筆
　歴史の資料でよく見ます。体と比べると頭と手が小さい！頭と手が小さいのが光信の特徴らしいです。
・松竹鶴亀図童具足　光信筆
　秀吉の長男鶴松の遺品。小さな小さな鎧です。息子が誕生した喜びと健康に育つようにという祈りが伝わってきます。
・四季花木図襖　光信筆
　美しい襖です。こんなに美しい襖を毎日見られたら、毎日がとても幸せに感じられそうです。
・唐人物・花鳥図座屏　孝信筆
　表がカラフルな唐人物、裏が白黒の花鳥図という小さな屏風です。表と裏で雰囲気がガラリと変わります。
・芒燕図屏風　孝信筆
　燕の水浴びや飛ぶ様がいいです。私はこの作品が好きです。
・松に孔雀図壁貼付・襖　探幽筆
　大胆な松の構図で迫力がすごいです。
・第四章　にぎわいを描く－百花繚乱の風俗画－
　人物を見ているだけで楽しいです。何時間でも見ていられます。

『等伯』（安部龍太郎著　日本経済新聞出版社　直木賞受賞作）を読み返したくなりました。すると、５／３放送ＮＨＫ日曜美術館で「狩野派　400年に及ぶ美の系譜」をやり、しかも安部龍太郎さんがゲストだとか。これは、見なくては。

村上マヨネーズ 4/19放送

オープニング　Ｑ．オレってイケてる！と思う瞬間は？
村上「食事行ったときにパッと払っといて先帰る時。後輩とかですよ。『まだ食うてる？どうする？オレ、もうボチボチ行くで。もうちょっと、ゆっくりしていきいや』言うて、ちょっと多めにお店に渡して帰るという」
吉田「それ、お店の前あたりくらいで、ニヤニヤしてるわけ？」
ガハハと笑う村上くん
小杉「だから、それを知らんと、店の外から見た人、『何、笑てんねん、あいつ。笑いながら、タクシー乗っていったで』」
村上　「そのあと1人でタクシーに乗って家帰って『あんなに楽しかったのに、オレはあえて孤独を選んだな』って思った時」
小杉「病んどるね、だいぶ」

ブ女ゲストは、矢吹春奈さん。仁科克基さんと交際し、彼の浮気現場に遭遇し破局した人です。ＭＣ３人の中で一番魅力的なのはと聞かれ、矢吹さんは小杉さんを「目がイイ」からと選びます。アイドルなのに、ジャニーズなのに、いつも選ばれない村上くんです・・・。小杉さんは、優しいし、女心がわかっていますものね。

男の浮気にツッコム！
浮気男への罰を街で聞きます。
土下座やブランド品を買ってもらう、鉄拳制裁、物品破壊といろいろあるようですが・・・。
・ミュージシャンの彼が路上ライブしている時に「浮気しています」と暴露
・反省文のプラカードを首から下げて繁華街に立たせる
・彼のメールアドレスを浮気の反省文と彼女の名前に変える
・浮気ができないようにラード入りご飯で永遠に太らせる
・薄毛を更にハゲさせるようにシャンプーにムダ毛処理剤を混ぜる
いろいろ ありますね・・・。

「恋愛心理学」（植木理恵著　青春出版社）によると彼が浮気しないか心配な時には「あなたって、ほんと誠実だよね」と言うことだそうです。自分のことを信頼してくれていると思うと裏切られなくなるらしいです。
「絶対浮気しないで」「浮気しないと信じているから」と言うと「浮気」という言葉が入って印象に残り、否定されるほどしたくなってしまうのだとか。
「浮気してもバレなければいい」と言うのは可愛げがないのでＮＧ。
浮気に気づいた場合は、「浮気したのね、ひどい。悲しい」と悲しみを言葉で表すと男性は反省するそうです。しかも、浮気を許さない態度を示すのが重要らしいです。
「何か隠してることない？」など取調べのようにネチネチされるのを男性は嫌うのだとか。
「忙しいの？無理しないで」と言うと男性は「この女はオレに惚れているから浮気しても大丈夫」と思うそうですよ。