ささやかな幸せ

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桃山時代の狩野派 永徳の後継者たち

2015-04-22 21:56:49 | 美術鑑賞
「桃山時代の狩野派 永徳の後継者たち」2015/4/7~5/17 京都国立博物館
平日の午後4時過ぎに入館しましたが、人が少なくてゆっくり見ることができました。午後5時20分頃には、監視員しかいない部屋があったほどです。

唐獅子図屏風(山楽筆)の一部 永徳の唐獅子と比べると胸が大きくてバランスが悪いような・・・

・豊臣秀吉像 光信筆
 歴史の資料でよく見ます。体と比べると頭と手が小さい!頭と手が小さいのが光信の特徴らしいです。
・松竹鶴亀図童具足 光信筆
 秀吉の長男鶴松の遺品。小さな小さな鎧です。息子が誕生した喜びと健康に育つようにという祈りが伝わってきます。
・四季花木図襖 光信筆
 美しい襖です。こんなに美しい襖を毎日見られたら、毎日がとても幸せに感じられそうです。
・唐人物・花鳥図座屏 孝信筆
 表がカラフルな唐人物、裏が白黒の花鳥図という小さな屏風です。表と裏で雰囲気がガラリと変わります。
・芒燕図屏風 孝信筆
 燕の水浴びや飛ぶ様がいいです。私はこの作品が好きです。
・松に孔雀図壁貼付・襖 探幽筆
 大胆な松の構図で迫力がすごいです。
・第四章 にぎわいを描く-百花繚乱の風俗画-
 人物を見ているだけで楽しいです。何時間でも見ていられます。

『等伯』(安部龍太郎著 日本経済新聞出版社 直木賞受賞作)を読み返したくなりました。すると、5/3放送NHK日曜美術館で「狩野派 400年に及ぶ美の系譜」をやり、しかも安部龍太郎さんがゲストだとか。これは、見なくては。
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