見舞いには行きませんでした

部下君には行くと言い、行くつもりで早起きしたのですが
わたしだったら、怪我してこれから迷惑かけるであろう人に会いたいと思うだろうか？

相手は病室に居るだろうから電話は遠慮してＣメール。

「「返事来ないな～。電話の電源切っているのだろうか」」
と思いながら待っていると１２時頃電話が来ました。

見舞いに行こうと思っていたけれど、片道約４時間なので
「「今日は行けないけど」」と伝え、事故詳細を聞きました。

（専門用語になりますが）
ピローブロックからシャフトを抜こうとプーリ抜きを使って作業していました
そのピローは、部品交換のため過去にも抜き差しをしていて、いつも通りの作業でした。

プーリ抜きをピローに掛けて抜いていると、ピローブロックが破損。
ベリング部が残ったので、プーリ抜きをベアリングに掛け替えたけれど抜けない。
諦めて緩めようとしたところベアリングが破壊して、破片が。

ピローブロックは鋳物なので割れることも有ります。
鋳物が割れたら、あとは力づくでベアリングを抜く。
わたしでも同じことしたと思う。

運命というか
会社が彼を引き戻していたら。。。


もし、彼に障害が残ったら
多分、切り捨てられるのでしょうが

わが社の社長は、少しは考えるだろうか。
これまで会社のために尽くしてきた彼を、どうすべきなのかを。