鉄道親爺の窓

今日でブログを始めて6年目 国鉄形の車輌の淘汰が進み 寂しさもひとしおですが 平成の名車にも目を向けたいと思っています。

最初で最後の「北斗星」

2015-07-11 20:16:07 | 北海道遠征


    2015年07月7日撮影 津軽海峡線 渡島当別駅             ED79 19 8007レ  北斗星

 ホテルに戻って眠るつもりだったけれど 一時間余りではゆっくり眠れません 眠い目をこすりながら夜明けの国道を西に向かい この日最初の

撮影地を目指しました 資料を片手に木古内駅西のトンネル入り口に着くと 工事用の柵が巡らされどうも様子が変です レンタカーが停まってい

たので 近くに停めて降りて行くと 向こうからカメラを下げた人が「工事中でダメですね」と話しかけながら近付いてきました 私も「その様ですね 

諦めて他を探しますわ」と答えると 足早に車に戻り次の算段を考えました しかし近くに有ったポイントのルートは 資料を持って来なかったの思

い出せません こうなれば戻るしかないと元来た道を逆戻りしながら 何処か写せそうな所はないかと探しましたが 引きの取れる所は見つかりま

せん 最悪何処かの駅のホームから駅撮りをと思って走っていると 左手に渡島別当駅が見えてきました 早速駅前に車を停めホームに上がっ

て見ると 写し易そうだったのでこの駅と決め準備を始めました。

 上りの貨物が発車して暫くすると 駅構内の踏み切りが鳴り始め8007レの駅接近を告げています この頃になると気になっていた影も短くなり 

線路にも光が当たっています やがてカーブから姿を現した「北斗星」はユックリ通過して行きました 全編成こそ入りませんでしたが 朝の斜光線

に照らされた「北斗星」は一段と綺麗に見えます 赤い釜(ED79)が引く「北斗星」を写すのはこれが最初で最後になると思いますが 良い記念に

なりました。  

北海道2日目は 夜の函館駅から

2015-07-11 18:25:51 | 北海道遠征
 初めての夜を函館駅前のホテルで過ごすと 2日目は「はまなす」のバルブ撮影のため 夜明け前(AM3時)の函館8番ホームへと向かいました 

ホームには既に札幌から到着した列車が 静かに停まっていました 懐かしい青い客車に沿ってホームを歩きながら 座席者を覗くと空席は少な

く殆んどの人は眠っていましたが 眠れないのかホームに降りて歩く人や 自販機で飲み物を買う人の姿も見かけました やがて列車の先頭に出

ると 其処にはED79 7号機が これから向かう青函トンネルへのたびに備えて 真っ直ぐ北へ伸びる線路を見据えて停まっていました。 


    


    2015年07月07日撮影 函館本線 函館駅             ED79 7 202レ  はまなす

 誰か居るだろうと思っていたのですが 撮影者は私一人だけです 適当な所に三脚を立て数カット写すと これから始まる撮影に備えるため 再

びホテルに戻り眠ることにしました。  

釜は変われど

2015-07-10 18:49:58 | 北海道遠征


    2015年07月06日撮影 函館本線 大沼公園~赤井川             DE200  3051レ

 日暮れ山展望台で3051レの遠望を写し終えると直ぐに下山 今度は小沼のそばから赤井川に向かう3051レを狙います 3051レは大沼で20分停

車し 後から来る特急列車に道を譲るから時間はたっぽり有りました 小沼には黄色いコウホネや ピンクの睡蓮の花が競ったように咲いていま

した その花や沼に茂る水草越しに 大沼に繋がる水路を渡るDF200を横から写しました。

 実は蒸気機関車が健在の頃は 毎年何度か海を渡って(この頃はトンネルは有りません)訪れていました。


    


    1972年01月00日撮影 函館本線 大沼公園~赤井川             D52  普通列車

 札幌オリンピックがあった年の撮影ですから もう43年前にまります 当時の北海道は エネルギー革命の足音が近付いていたとは言え まだ

まだ主流は蒸気機関車で いろんな形式の釜が走っていました 中でもC62重連の「ニセコ」や 我が国最大の蒸気機関車D52を求めて 多くのフ

ァンが北の大地を訪れていました 私も此の歳「北海道均一周遊券」を使って(たしか20日間有効だったと思います) 宗谷本線のC55や「ニセコ」

などと一緒に このD52を写しに来ていました 暖冬だった此の歳前日の雨が 夜には雪に変わり一面の銀世界 宿泊していた近くのユースホス

テルを飛び出し 結氷していた小沼の上から(多分上の画像中央付近の水草が生えている辺りか?)写しました 釜はD52からD51を経てDF200

に変わりましたが そこにはおよそ半世紀前と全く変わらぬ風景が残っていました。

遠征第1日目

2015-07-10 18:11:38 | 北海道遠征
 今日北海道から帰ってきました 天候に恵まれて何よりでした ただ「カシオペア」や「北斗星」の運転日を調べずに行ったので 7日(E79)10

日(DD51重連)の「北斗星」しか写せなかったのが心残りですが 何よりも天気が良かった事のほう有難かったです 遠くまで来て雨や曇り続き

だと泣くに泣けませんから。

 人生もしあの時と言う事が良くありますが 今回もし「回オペア」や「北斗星」の運転日を調べていたら おそらくこの(6日~10日)日ではなく 他

の日になっていたと思います そうすればこんな良い天気に恵まれる事は無かったと思います 何が幸いするか結果論かも知れませんが 今回

の遠征はとにかく結果オーライでした。

 6日の昼過ぎ梅雨空の大阪を飛び立った飛行機は 雲の上を飛び続け 右手に函館山を眺めながら 青空の広がる函館空港の降り立ちま

した レンタカーを借りるとまず初めに大沼公園(小沼)を見下ろす 日暮れ山展望台にむかいました。


    

    


    2015年07月06日撮影 函館本線 七飯~大沼             DF200 3051レ

 鉄道写真と言うより 単なる風景写真といったほうが適切ですが 藤城線周りの貨物列車が トンネルを出て小沼の沿って走る様子が遠望でき

るこの場所は ぜひ行って見たい場所の一つだったので。