世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

金返せ

2005年08月05日 22時10分42秒 | Weblog
物騒なことを言ってみましたが、ご安心あれ。
本気で言ってんじゃないです。
実際問題、姉はラディッシュが好きです。二十日大根とも言いますね。
赤い小さい苺みたいな大根です。
生で食べるのが一番おいしいです。
カリカリしていて幸せですね。
今日、そんなラディッシュを行きつけのスーパーで見つけました。
姉はもううれしくてうれしくて、普段ラディッシュなんてなかなか置いてないですからもう即買う予定だったほうれん草を元の場所に戻して、ラディッシュをかごに入れたわけです。
水で洗って、葉っぱは炒め物に。実はそのまま。
と思って、実を一個味見したら、
辛い。
普通の大根の先っぽみたいに辛いのです。
これじゃ、生食はちょっと無理です。
残念賞。
ざんねーんしょー。
この単語が頭で響きました。
仕方ないので、葉っぱと一緒に炒め物に。
しかし、好きなものを好きなように食べられないこの口惜しさ。
ひとしおです。
そう思ったら余計にバリバリとラディッシュ思うさま喰いたし。無念。

高野文子、棒がいっぽんを見つけて小躍りをしています。
高野文子という漫画家は今までで8冊くらいしか本を出していない変わった人です。
姉は黄色い本という作品を最初に読んだときからのファンで、
今やっと6冊集まったところです。
なかなか普通の本屋さんには売っていないので、
持っていない本を見つけると即刻買ってしまうという、
作家で言えば小川洋子のような位置に私の中で来ている人です。
すごく好きですね。
とくに、黄色い本や棒がいっぽんのような日常を描いたような作品がいいですね。
なんてこと無いんですけどね。
あの抒情詩のような線使いには感嘆の一言。ため息ものです。
なかなか一般ウケはしにくいだろうとは思いますが、
姉以上にコアなファンもたくさんおられることでしょう。
エロじゃないのになまめかしい。
ギャグじゃないのにおかしい。
変わった漫画です。

明日からマンガ甲子園です。
愛知からはよく知らない名古屋の高校が出るようです。
姉の出身校は本戦出場ならずでした。
ペン児の裏でこそこそバイトする姉。
優勝作品も大いに気になるとこですね。