岩手山麓景観形成重点地域を守ろう ★『イーハトーブ通信』

野生サクラソウ大群落を潰し岩手山麓の環境を破壊してきた旧町政。産廃問題に端を発した岩手山麓『誘致公害』の記録

イーハトーブ通信No.135:講演会報告

2005年12月09日 | 世話人会発行「イーハトーブ通信」を読む

美しい雪景色の朝・・・
講演会から一夜明けて、窓の外は美しい雪景色・・・
風がなく良い天気でしたので、津川さんを御所湖から九十九沢~南畑とご案内して、Tさん宅でお手製のちらし寿司をご馳走になり、午後の「雫石駅発こまち」をお見送りしました。

昨日小岩井からマイトリー計画地~今日の御所湖~南畑方面から岩手山連山を眺望しながらの津川さんのことば:
『こんなに素晴らしい景色の町によくまあ(溶融炉を)建てられると思ったもんですねぇ・・・』

講演会は予想通りとはいえ、、「建設見送り」となったことで安心感が漂っていたせいか、約70名ほどの出席。
しかし、学生時代の集中講義を思い出させるような内容で、実に中身の濃いものとなりました。
そのあとの夜11時半まで続いた交流会には16名出席。
(振り返ると、みんなで飲む席はこの1年間で初めてでしたね♪)

「もしも雫石に産廃溶融炉が建ってしまっていたら、どのような状況になっていたか」

「実際にゼロ・ウェイスト宣言をしてごみの減量化に取り組んでいる自治体やカナダのノヴァスコシア州の例」などを、
パワーポイントの映像で具体的に目の当たりにして、特に焼却炉から出ている煙や排ガスの成分、デモや座り込みなどの実力行使をせざるをえなかった、全国の例は、結構強烈な印象となって来場者にさまざまなことを考えさせたのではないでしょうか。

パワーポイント用のCDは置いていって下さいましたので、見たい方はお知らせください。

取り急ぎ、無事終了と、講演会の「参加者それぞれの印象」が
『雫石のごみ政策と環境条例制定、雫石にふさわしい活性化』へ向けて、より良い形で反映されることを願いつつ、
ここに無事に終了したことを報告させていただきます。
皆様のご協力、大変ありがとうございました。
岩手県内~とりわけ葛巻町や全国からの温かいご支援、ご協力に心から感謝申し上げます。