日々是好日

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「まるたけえびす」

2008年03月20日 | 京都
京都の常識その1
京都市民は全員「まるたけえびすにおしおいけ」の歌が歌えます。

「丸竹夷二押御池 姉三六角蛸錦 四綾仏高松万五条」
(まるたけえびすにおしおいけ あねさんろっかくたこにしき しあやぶったか
まつまんごじょう と読みます) 

碁盤の目になった京都の街の丸太町通りから五条通りまでの間の横の通りの名前の歌です。
この歌が無かったら、京都では生活がとても不便。。。
誰でも小学生の頃に覚える歌です。(私は学校で教わりました)CDもあるそうです。

ちなみに縦の通りは
「寺御幸麩屋富柳堺高間東車屋町」
(てらごこふやとみやなぎさかい たかあいひがしくるまやちょう と、読みます)
寺町通り 御幸町通り 麩屋町通り 富小路通り 柳馬場通り 堺町通り 高倉通り 間の町通り
東洞院通り 車屋町通り 河原町通りと烏丸通りの間にこれだけの道があるのですが、
こちらの方はあまり歌われない…
それは縦の通りは道が途中で無くなってるところがあったりして、あまり役に立たないからで、
例えば、四条と交差する所には、間の町通りと、車屋町通りがありません。

なんて書いても、京都の街を知らない人にとっては暗号みたいなものかも知れませんが…

もう一つ、京都の常識
「京都人は形容詞(後ろに「い」の付く言葉)を2回言う」

例えば寒い時は「寒い寒い」だとか、蚊に刺されたら「痒い痒い」だとか…
強調したい時は必ず2回言います。
それで相手がどれくらい「痛い」かとか、「しんどい」かとかを判断しているのです。

まぁ、京都人の会話を聞く機会があったらいっぺん注意して聞いてみて下さい。
必ず形容詞を2回言ってます。










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