母の怒り

ゴミの件を母に説明した。

「何それ？　京都市は何考えたはんの！？｝

「私、あした電話するし！」

何処にかけるのかはわからないけど、電話して
文句を言うそうだ。
弱い者の立場を訴える気満々！！

でも、そんな訴えなんて、聞き慣れてる担当者によって、
スルーされてしまうのだよ。

母もそれは解っているけど言いたいのだろう。
気持は良く分かる。

私はネットに書くし…

と言ったら、書け書けと言う。

母にしては珍しい。

私は以前から言われなくても書いてるんだけど…

どっちかと言うと、そういう事には消極的な人だと思っていたんだけど。

「こんな事は、何遍も何遍も言わへんかったら
分からへんもんやさかい、言うたらええ」

これが母の最終意見だ。
家族を養い、自分を養う為に７２歳まで正社員として働いた。

８０数年の人生には計り知れない苦労があった。
若くして逝った夫に代わって家庭を守り、子供達を１人前にして
社会にも何らかの貢献をし、懸命に生きて来た。

何処にでも居る様な、ばぁさんの意見だが、
そんな人たちの意見の重さを分かる人が、
この世に果たしているんだろう。。。