長距離バス

正月休みは、遠方の友人に会いに行く事になった。

現地での予定はまだ未定だが、
とりあえず目的地までの足の確保が先決、

JR・飛行機・車…と、交通手段は色々あるが、
一番運賃の安い長距離バスのサイトにアクセスした。

やはり、年末年始だ。
日によっては既に満席で、残り席がわずかな便も少なくない。
これは早めに予約しなければ、ぐずぐずしていたら
計画そのものが流れてしまう。

過去にも長距離バスには乗った事がある。
その時のバスは、殆ど寝台車、ゆったりとしていて
シートはほぼ水平のフルリクライニング、
とても快適で、朝までぐっすり寝た記憶がある。

若いころに乗ったスキーバスとは大違いだった。

シュプール号にも乗った事があるが、こちらはバスより酷かった。
車内は通路にまで人が溢れ、ずっと電燈が点いたままなので
明るくて眠れず、しかも暑い。

バスのように、気分転換の休憩も無く、値段も高い。

さて、今回の長距離バスの旅はどんな感じなのだろうか…

バス会社の企業努力のおかげで、快適な車内と、
安い運賃を実現してくれている事は素晴らしい！

しかし、もっと素晴らしいのは、バス便を予約してから
チケット購入までのシステムだ。

ネットで予約をし、コンビニのコピー機をピッピッピと
操作して、出て来た紙をレジに持って行くだけ。

たったそれだけで切符が買えた。

顧客の方を向いたサービスこそ、企業の使命だヨ。

何処かの誰かさんに聞かせてやりたい気分だが、
そういう輩は恐らく、長距離バスはおろか、
路線バスにも乗った事無いんだろうな…