日々是好日

楽しみあるところに楽しみ 楽しみなきところに楽しむ

林芙美子

2015年05月27日 | 読書


図書館の書架から適当に選んで借りた本だった。

予備知識も何も無く読み始めて

驚いた!

これって、林芙美子の事を書いた小説なの?

まだ途中だから、正確な所は分からないけれど、
林芙美子が戦時中に中国や東南アジアへ
徴用された時の話が書いてある。

まるで、林芙美子が書いているみたいに。。。

著者は桐野夏生だ。

70年も前の話とは思えない。
林芙美子は、今時のオンナって感じで面白い♪

林芙美子の作品にはあまり馴染みがなく、

知っているのは、
花の命は短くて、苦しき事のみ多かりき。

とか、

尾道にあった林芙美子の銅像とか…

林芙美子と聞いて、パッと浮かぶのは放浪記、

放浪記と言えば森光子。

放浪記の舞台は見たことがないけれど、
2011年にNHKで放送された2000回公演の
舞台を取り上げた番組は、録画していた。
撮っただけで今日に至るまで見る事も無く、
でも、誤って消さないようにロックをかけて
大切にとってあった。

何時か見よう、何時か見ようと思って
4年も経ってしまった。