日々是好日

楽しみあるところに楽しみ 楽しみなきところに楽しむ

京都大学総合博物館

2014年04月20日 | 日記・つぶやき



お昼前に家を出て 「まつお」で皿うどん(800円)を食べ、
京都大学総合博物館に向かった。

ソメイヨシノは、花も終わり、葉桜になってしまったが、
八重桜や枝垂桜はまだまだ花盛りだ。

「まつお」は長崎チャンポンと皿うどんのお店だ。
先代のご夫婦が長崎県の出身で、郷土の味を京都の人にも
食べて貰いたいとの思いから始められたと聞いている。
メニューはチャンポンと皿うどん。他に辛子明太子などの小皿も
あるが、あくまでもメインはチャンポンと皿うどんだ。
テーブルに置かれているハリハリ漬けは自家製で、食べ放題。

昔はおじさんと、おばさんと、息子さんの3人でやっておられたが、
代替わりして久しい。
味付けは、やっぱ昔の方が美味しかった気がするけど、
あくまでも気がするだけだ。



(写真は京都大学総合体育館)

シャレた感じの体育館は東大路通りに面して、とても目を惹く。
京大教授も努めた増田友也の建築だ。
嘗ては、東の丹下、西の増田と言われたこともあるらしい。

京都大学総合博物館は、体育館の向かい側にあり、シャレてはいるが
体育館ほどインパクトは無く、どっちかと言うと地味であまり目立たない。

入場料の400円を払って中に入る。
京都大学の主な研究テーマに沿った展示がされていて、
地元の地質や気候(植生)などをテーマにした展示も多くて興味深い。

霊長類研究所の映像もかなり見応えがあった。

そもそも此処の博物館を訪れたのは、先週小塩山で「京大の博物館に
カタクリに関する展示がある」と聞いたからだったのだが、
果たしてカタクリの展示は、1階の奥の方にありました♪

近郊の山を歩いていると、時折昆虫や爬虫類の研究者に出会う事があるが、
こんな地味な研究してる人って、
きっと京大の先生なんだろうな…って、いつもそう思う。

しかし、私的にはフィールドサイエンスって結構好きだ。

来世では、明晰な頭脳と、地味な研究に耐えられる根気を
持って生まれてきたい…と、

早くも来世に期待する。