日々是好日

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山小屋小説

2014年03月31日 | 日記・つぶやき


山小屋小説と言うジャンルが有るのか、無いのか
良く分からないが、
『黒部の山賊』は、黒部川源流にほど近い、
北アルプスの鷲羽岳と三俣蓮華岳の鞍部に建つ、
山小屋のオーナー伊藤正一氏によって書かれた本である。

私は1998年の夏、三俣山荘に宿泊の折、この本を買った。

表紙には畦地梅太郎の絵が使われている。
山岳風景を題材とした木版画の作品で知られた版画家の作品である。

戦後間もない頃の北アルプスに生きた、
今はもう居なくなってしまったであろう、猟師たちの物語だ。

今までは、山小屋でしか売られて居なかったのだが、
これが全国の書店で販売されると聞き、
久し振りに出してきて読み始めた。

これで3回目か、4回目か。。。

何度読んでもやっぱり面白い。