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ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

宮城県登米市、津山町柳津丸山「千葉家のカヤ(市指定)と恐竜発掘地と古墳」です!!

2023-04-30 18:30:58 | 巨樹・大木
 津山町柳津丸山地区は、登米市役所津山総合支所の南約4kmのところ

 津山総合支所の西側の国道342号線を南へ、柳津大橋で北上川右岸側へ渡ります

 渡り切って直ぐを左(南)へ北上川右岸の土手道に入る所に

 イナイリュウ発見地の案内板が有ります

 約1.4kで、三叉路を左です、「ガードレールにイナイリュウ発見地←0.2km」の文字が見えます

 道路右手の斜面(コンクリートで覆われてしまっています)が発見地の様です

 説明版が有ります
   「イナイリュウの化石」発見地
 昭和14年(1939)夏、柳津石生の道路脇の露頭から柳津に住む故鈴木喜三郎氏によって、「イナイリュウの化石」が発見された。
 明治44年(1911)から昭和6年(1931)までかかった北上川の流路付け替えの大改修工事が終わり、柳津と飯野川を結ぶ約10kmの新北上川の川沿いでは、道路工事が行われていた。新たな切り割ができ法面に沿って層理面が露出し、そこから「イナイリュウの化石」は法面上に尾の方を下にした形で見つかった。胴体部は確認できたが、胴体部以外は失われていた。木の枝や草を集めてかぶせて一時保存した。
 その後、卒業論文作成のために付近を地質調査していた永井氏に化石の発見を告げると、永井氏・稲井氏らを中心とする東北帝国大学の人々によって化石は発掘された。
 古生物学的な検討がなされた結果、恐竜時代よりも古い三畳紀の脊椎動物化石、爬虫類、偽竜目の一種のトノサウルス類に近縁の新属新種とされ、メタノトサウルス・ニッポニクスと命名された(Yabe and Shikama1948)。
 この化石は戦争中に行方不明なってしまい今は見る事ができない。
 胴体部以外の骨格は見つかっていないので、似ているとされるトノサウルスの骨格標本でその姿を想像する。
 トノサウルスは蛇頸竜(首長竜とも呼ばれる)の祖先にあたる原始的な海性爬虫類で、指の間には水かきが発達し水中での生活に適応していた。
 他の爬虫類に較べて長い首(頸)と多数の鋭い歯を備えており、魚を追いかけ捕まえることに適していた
 進化するにつれ、四肢は後に櫂状に変化して鰭脚となった。
 発見地は、道路が年々整備されるにつれ、露出していた地層や岩石がコンクリートに覆われ、かつてそこにどんな状況で露出していたのか分からなくなってしまった。
  (津山町史前編抜すい)
    令和2年  津山地域振興会

 更に約1.1kmで三叉路を堤防上の道路へ進みます

 堤防の南端に大きな樹冠が見えて来ます

 堤防道路脇に車を止めさせて頂きました

 北東側から

 説明版です
 津山町指定文化財
   丸山 千葉家のカヤ(イチイ科)
 カヤの自然分布の北限は本吉地方といわれているが、本町丸山のカヤはまことにすばらしい巨木である。
 育成場所は北上川を挟んで、国道45号線の「橋本」の向かいの位置である。
 本樹は双幹の雌木であるが幹からは多数の枝がでている。新緑の際、太い枝の一部を板材に利用したといわれているが、今も堂々としたカヤ特有の樹姿を誇っている。
   推定樹齢 400年  樹高 約20m  幹周 9m  樹冠  約80㎡  
      津山町教育委員会 


 東側から太い幹を見上げました、目通り幹囲6.8mの巨木です

 南南東側から

 南側から見ました


 丸山古墳の説明版です
   丸山古墳
 9世紀頃造営された政治的な支配者の墳墓と思われる。
 直径20m、高さ約6m程。北上川改修工事のおり西側埋められ、往時の円墳の形が見られない。
 墳丘に氏神が祀られ御神木の杉一本があり、対岸の国道45号線から眺望することができる。
    平成17年2月1日指定 津山町教育委員会

 南側から見ると説明版の状況が良く解かります

 説明版に有った杉はこのことでしょうか

 古墳上面は単なる藪になってしまっていました

 北上川の河川敷でも菜の花とザクラが満開になっていました

 では、次へ行きましょう

 2023年4月5日午前8時45分訪問です
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宮城県登米市、津山町柳津宮下「明耕院の榎(エノキ)」(市指定)です!!

2023-04-30 12:38:37 | 巨樹・大木
 津山町柳津宮下地区は、津山総合支所の南約2kmのところ

 津山総合支所の西側の国道342号線を南へ、柳津大橋東詰先からは国道46号線を南へ向かいます

 約200mで斜め左の道へ入ると間も無く明耕院の駐車場に入りました

 南西向きに山門です、脇に目的のエノキが在ります

 西側から見ました

 標柱の脇の文面には、樹種 榎(二レ科)、樹齢 推定約400年、樹高 約20m、樹周 3.02mと書かれています

 南側から

 南東側から

 離れて見ました

 山門を入ります

 本堂です

 水子地蔵尊の案内です


 境内の祠です

 では、次へ行きっましょう

 2023年4月5日午前8時25分訪問です
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宮城県登米市、津山町柳津大柳津「虚空蔵尊のケヤキ・杉・イチョウ」(市指定)です!!

2023-04-30 06:29:51 | 巨樹・大木
 津山町柳津大柳津地区は、登米市役所津山総合支所の南約3kmのところ

 津山総合支所の西側の国道342号線を南へ、柳津大橋東詰先からは国道46号線を南へ向かいます

 約1.5kmで左へ入ると、大きな大きな鳥居です

 約500mで右手に広い駐車場に入りました

 駐車場から北東側に虚空蔵尊の境内入口です、サクラが満開になっています


 目的の一つのケヤキが見えます

 南側から

 東側から

 説明版です
  津山町指定文化財
    柳津虚空蔵尊のケヤキ(二レ科)
 ケヤキは北海道を除く日本の各地に自生する落葉高木で、防風林、風致林としても重要な樹種である。
 さて、虚空蔵尊の大鳥居をくぐってまもなく一番先に目につくのが、橋の手前の大ケヤキである。
 大木特有の太い根元は潤沢な沢水を吸い大きな樹冠をひろげている。
 樹勢は今も旺盛で、四季折々のすばらしいい風情をかもしだすのである。
   推定樹齢 400年 樹高 約35m 幹周 4.77m
   津山町教育委員会


 参道杉並木です

 津山町指定文化財
   柳津虚空蔵尊のスギ並木(スギ科)
 スギは日本特有の植物で全国的に広く植林されている常緑高木である。
 さて、虚空蔵尊の参道には、素晴らしい老杉の並木がみられる。
 また、境内には二十数本の杉の大木が整然と並び、由緒ある寺院の荘厳さをかもしだしている。
 その本数は幹の周は、2~3mが16本、4mを超えるものが15本、特に太い杉は根本が地上に張りだし、いかにも巨木としての風格を呈している。
 なお、スギは本町の町木に指定されている。
   推定樹齢300~400年  樹高約40m 幹周3.5~4.8m
   津山町教育委員会
*登米市になってからも登米市の木はスギです、ちなみに市の花はサクラ、市の鳥はハクチョウです

 参道を進むと左手に大きな幹が在ります

 南側から

 東側から

 直角に左に曲がります

 右手にイチョウが見えて来ます

 南側から

 東側から

 説明版です
  津山町指定文化財
    柳津虚空蔵尊のイチョウ(イチョウ科)
 イチョウは学問的には中国原産となっているが、この樹の化石は中国はもちろん、日本、アメリカからも出土している。
 古来、適応性に強いイチョウは寺院木、街路樹よしても貫用される雌雄異株の落葉高木である。
 さて、柳津虚空蔵尊のイチョウは、荘厳な山門の手前に繁り、すばらしい老杉の並木と調和して見事な景観を形づくっている。
   推定樹齢300年 樹高約40m 幹周5m
   津山町教育委員会


 北東側から

 北側から見ました

 では、次へ行きましょう

 2023年4月5日午前8時訪問です
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