思い立って久しぶりに映画を見に行きました。
「九十歳 何がめでたい」
何年も前に読んだ本だけど大好きな佐藤愛子さんの切れ味の良さが忘れられない。
ひとつ読んでは「そうだ、全くだ!」と老いの醍醐味にほくそ笑んだものです。
主演は草笛光子さん、私が白髪染めをやめるきっかけになった憬れの君。
そうは言ってもあちら様は生まれつきの美形、それにスタイリスト付きです。
憬れたって月とスッポン、あんなにきれいな白髪スタイルにはなれっこないのですが。
今日は連れ合いも次男も留守、是非劇場へ足を運びたいと思い立ったわけです。
ラゾーナ川崎、109シネマズ。
大ヒットのうわさ通り、高齢者とその付き添いで席はいっぱい。
「ゴホン、ゴホン」とむせるのは仕方ないけれど・・あちこちでスマホも鳴る
まあ、ご同類かと苦笑いです。
感想?? それは観てのお楽しみ(佐藤愛子さん風?)
映画の後は長男の面会。
初めて電車で行きました。
京急川崎から大師線の終点、小島新田下車、徒歩3分。
今日もアイパッチを開けたら大きく目を開けて待っていてくれました。
たまたま巡回にきた看護師さんが「あら分かるのねぇ」何て驚いていました。
担当医の先生にも看護師さんにも笑顔で感謝を現わせると良いな。
「愛は伝染する」と、素敵な励ましの言葉をいただいたばかりです。