新しい道、未知の道

2024-08-01 | 家族のこと

8月になりました。

今日から我が家は新しいライフスタイルになります。

このところメッキリ足が弱ってきた連れ合い、階段で転んだら一大事。

1階の長男の部屋に寝室を移動することを何カ月も前から思案していました。

長男の病状が思わしくなく決めかねていましたが、「今でしょう!」と決断。

この部屋なら段差も無いし、トイレも洗面所も手すりもあるので安心です。

 

結婚50年、喧嘩しながらも一緒に枕を並べていた連れ合いと別室になります。

処分したベッド、後に残るのはゴミとホコリ。+「思い出」と書いておこう。

私自身やはり万感迫るものがあります。

 

祈り会で出エジプト記20章(十戒)を学んでいますが、今日は「盗むなかれ」

夫の尊厳を奪ってはいないだろうか、深く考えさせられました。

良かれと思っても大きなお世話、人権侵害になったり他者の心を傷つけることも。

よくよく話し合い、本人の心の底の底にある思いや辛さに傾聴すること。

イエス様の愛の眼差しに倣いたいと切に祈りが深まります。

 

長男の面会、笑顔にホッとする時もあれば目覚めなくて肩を落とすことも。

たとえ眠っている日でも話しかけ、身体を摩り、祈ります。

そして「優しさの贈り物」(片柳神父著の短い書)を読みます。

 

今日は読み聞かせながら私自身が思わず「ウッッ」と嗚咽してしまいました。

 

「唯一の道」というタイトルです。

 

  選んだ道が、本当に正しい道なのか。

  それは誰にも分かりません。

  大切なのは、

  選んだ道を最後まで走り抜くこと。

  最後まで精いっぱい走り抜いたなら、

  その時はその道は

  自分にしか走れなかった道。

  自分にとっての唯一の、

  正しい道になるのです。

 

 

 

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